望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

俺の白川郷

2018-11-25 16:44:11 | 望郷クリームソーダ
那賀町日野谷

俺の白川郷

里山の植林はサメ歯並び
山里はドミノ倒し寸前

杉林は里を見守る眠りスクリーン
深深と雪降る里景色の今を一時停止
新たな旅立ちを示唆して
ドミノ倒しの盾とある

牛は藁を食んでいる
雄鶏は朝一番の雄叫び
豚はしっぽスクリュー回転
竹の節々に思いを積み重ねた藁ぐるタワー刈田に生きた

過去を引きずる道じゃない
明日を印す生抜いた景観
それが俺の白川郷

思い入れは名もなき里へ
俺の白川郷は旅の途中駅
俺の白川郷へ終着のない旅路