今日は衆議院議員選挙があったが、投票には行かれなかった。
代わりに、昨日、すべり込みで最終日に期日前投票をすませている。
実は、19時過ぎまで新宿にいた。投票できるのは20時までだが、練馬区に戻るとなるとダッシュしても、投票所到着は19時58分となる見込みである。「間に合うか?」と心配だったが、「ちょっとくらいの遅れなら入れてくれるかも?」と甘い期待を抱いて、駅に向かった。
作戦として、混雑している東口を避け、甲州街道に面した東南口を利用してみた。これが奏功して、1本早い電車に乗れたため、走らなくても19時55分には余裕で到着できた。
終了間際の期日前投票で、新たに発見したことを書いてみたい。
超大型台風の接近にともない、今回は期日前投票をする人が異常に多い。私の地域の投票所も、50人くらいの行列ができていた。最後尾につき順番を待つ。
「選挙のお知らせの裏面に記入していない方はいらっしゃいませんか」
少しでも行列の進み具合を早くしようと、スタッフは懸命な努力を続けていた。私は家で書いてきたが、何人かは手を上げてボールペンを借りたようだ。なかなか気の利く対応ではないか。
突然、出入口の方から、女性の大きな声が聞こえてくる。
「あと30秒です!!」
時計を見ると、たしかに19時59分30秒を回ったところである。外の様子はわからないけれど、こちらに向かっている人に急ぐよう注意を促しているのかもしれない。元気な人なら「よっしゃ」と走り出すだろうが、そうでない人や高齢者が気がかりだ。
いずれにせよ、20時を回ったら、何人たりとも受け付けませんという強い姿勢は伝わった。こりゃ手厳しい。甘い期待は、まったくの幻想に過ぎなかった。時間は守らねば。
まもなく、同じ女性の声が聞こえた。でも、「ウニョウニョウニョ」としか聞き取れない。おそらく、「これで終了します」などと宣言したのだろう。会場によって不公平のないよう、細心の注意を払っている点は評価したい。うむうむ。
「8時を過ぎましたが、今お並びの皆様は投票できますので、このままお待ちください」
行列に向かって、別の女性が声をかけた。そりゃ当然だろう、とも思うけれど、中には諦めて帰ってしまう人がいるのかもしれない。わざわざ教えてくれるところが親切だ。
投票をすませた人とすれ違う。中には小型犬を抱っこしている人もいた。犬は幼児と同じ扱いなのか、荷物と同じ扱いなのか、果たしてどちらなのだろう。暇だと、つい余計なことを考えてしまう。
投票にあたって、「携帯電話の使用禁止」と書かれた掲示物があった。イヤホンをつけたままの人もいるだろうし、こちらのチェックは面倒くさそうだ。前に並んでいたオバさんは、新聞の切り抜きのような紙を広げていたところを「しまってください」と注意されていた。「はい」と答えつつ、なかなかしまわなかったりして、世話の焼ける人だった。
10分後には、無事投票を終えることができた。帰るときには、スタッフたちが片づけを始めていた。
この投票所は、10月14日から21日まで期日前投票に使われていた。時間は8時半から20時まで。途中で交代したりするのだろうが、結構な激務だと思う。態度の悪い有権者もいるだろうし、対応に困る場面があったかもしれない。
そして、今日は選挙当日であるから、一番忙しい日だったに違いない。
スタッフの方には「お疲れ様でした」とお伝えしたい。
↑
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
代わりに、昨日、すべり込みで最終日に期日前投票をすませている。
実は、19時過ぎまで新宿にいた。投票できるのは20時までだが、練馬区に戻るとなるとダッシュしても、投票所到着は19時58分となる見込みである。「間に合うか?」と心配だったが、「ちょっとくらいの遅れなら入れてくれるかも?」と甘い期待を抱いて、駅に向かった。
作戦として、混雑している東口を避け、甲州街道に面した東南口を利用してみた。これが奏功して、1本早い電車に乗れたため、走らなくても19時55分には余裕で到着できた。
終了間際の期日前投票で、新たに発見したことを書いてみたい。
超大型台風の接近にともない、今回は期日前投票をする人が異常に多い。私の地域の投票所も、50人くらいの行列ができていた。最後尾につき順番を待つ。
「選挙のお知らせの裏面に記入していない方はいらっしゃいませんか」
少しでも行列の進み具合を早くしようと、スタッフは懸命な努力を続けていた。私は家で書いてきたが、何人かは手を上げてボールペンを借りたようだ。なかなか気の利く対応ではないか。
突然、出入口の方から、女性の大きな声が聞こえてくる。
「あと30秒です!!」
時計を見ると、たしかに19時59分30秒を回ったところである。外の様子はわからないけれど、こちらに向かっている人に急ぐよう注意を促しているのかもしれない。元気な人なら「よっしゃ」と走り出すだろうが、そうでない人や高齢者が気がかりだ。
いずれにせよ、20時を回ったら、何人たりとも受け付けませんという強い姿勢は伝わった。こりゃ手厳しい。甘い期待は、まったくの幻想に過ぎなかった。時間は守らねば。
まもなく、同じ女性の声が聞こえた。でも、「ウニョウニョウニョ」としか聞き取れない。おそらく、「これで終了します」などと宣言したのだろう。会場によって不公平のないよう、細心の注意を払っている点は評価したい。うむうむ。
「8時を過ぎましたが、今お並びの皆様は投票できますので、このままお待ちください」
行列に向かって、別の女性が声をかけた。そりゃ当然だろう、とも思うけれど、中には諦めて帰ってしまう人がいるのかもしれない。わざわざ教えてくれるところが親切だ。
投票をすませた人とすれ違う。中には小型犬を抱っこしている人もいた。犬は幼児と同じ扱いなのか、荷物と同じ扱いなのか、果たしてどちらなのだろう。暇だと、つい余計なことを考えてしまう。
投票にあたって、「携帯電話の使用禁止」と書かれた掲示物があった。イヤホンをつけたままの人もいるだろうし、こちらのチェックは面倒くさそうだ。前に並んでいたオバさんは、新聞の切り抜きのような紙を広げていたところを「しまってください」と注意されていた。「はい」と答えつつ、なかなかしまわなかったりして、世話の焼ける人だった。
10分後には、無事投票を終えることができた。帰るときには、スタッフたちが片づけを始めていた。
この投票所は、10月14日から21日まで期日前投票に使われていた。時間は8時半から20時まで。途中で交代したりするのだろうが、結構な激務だと思う。態度の悪い有権者もいるだろうし、対応に困る場面があったかもしれない。
そして、今日は選挙当日であるから、一番忙しい日だったに違いない。
スタッフの方には「お疲れ様でした」とお伝えしたい。
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