goo blog サービス終了のお知らせ 

これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

秋田づくし

2013年12月22日 15時15分23秒 | エッセイ
 ブロ友の片割れ月さんから、秋田県の民芸品をいただいた。
 秋田には行ったことがないので、とても新鮮でうれしい。
 まずは、ローカルヒーローである「超神ネイガー」(右)と、敵役のホジーネ(左)のストラップ。



 ネイガーという名の由来は、ナマハゲの決まり文句「泣ぐ子は居ねがぁ」だというから笑える。ネイガーに変身する前は、農業に従事する「アキタ ケン」という青年で、変身後はきりたんぽ型の剣「キリタン・ソード」を構え、比内地鶏クラッシュなる必殺技を繰り出すらしい。対するホジーネは、正気がないという意味の「ほじね」から来ており、ふてぶてしくて逃げ足も速いそうだ。仮面にはわかりやすく、「ホ」と書かれている。
 地域色が炸裂した演出に、郷土愛がドカーンと伝わってきた。間違いなく秋田は、いいところなのだろう。
 早速、ガラケーにつけようっと♪
 それから、秋田限定ナマハゲキティちゃん。



 こちらでは手に入らないレアものだ。
 銀線細工が江戸時代からの伝統工芸のようで、ブローチもいただいた。



 デザインは「ラン」で、磨き直し券も入っていた。これはありがたい。
 最後に、大きな箱が残っていた。中を開けると、「曲げわっぱ」なるお弁当箱である。



 とたんに秋田杉の香りが漂ってきて、鼻孔をくすぐる。弁当族には重宝の一品だ。こちらではプラスティック製があふれているので、しなやかでスベスベとした木の手触りや、職人の高度な技術に感動した。
「なにそれ、おひつ?」
 例によって、高2の娘が割り込んできた。
「お弁当箱だよ」
「へー、木でできてるのか。軽いね」
 箱から出すと、「取扱説明書並びにご使用上の注意」という紙が出てきた。
 ぬるま湯で数回湯通しして乾燥させると、木の匂いはなくなるそうだ。
 食洗機は使えないらしいから、夫に洗わせるのはやめよう。
 さらに、こんなことも書かれていた。



「直火・電子レンジ・オーブン等の、使用は止めて下さい」
 電子レンジはわかるけれど……。
「直火にかける人なんているのかな。燃えちゃうじゃん」
 娘も首をかしげている。
「ははは、燃えるわぁ~」
「ひひひ、当たり前だよねぇ~」
 わかり切っていることであっても、製造者としては書かないわけにいかないのだろう。

 片割れ月さん、楽しい秋田グッズをありがとうございました!
 秋田ついでに、稲庭うどんが食べたくなった。


    ↑
クリックしてくださるとウレシイです♪

※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
 「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする