鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

《ダイビング&〝奄美シーカヤックマラソンI N加計呂麻〟後夜祭》2006年奄美大島ダイビング旅行3

2006年07月02日 | 奄美大島旅行
《奄美の絶品グルメ》2006年奄美大島ダイビング旅行1

《さっき見た魚を食べる・・・》2006年奄美大島ダイビング旅行2

からの続き・・・






-2本目- 嘉鉄 (かてつ)

2本目は砂地に何箇所か根があるという、お魚いっぱいのポイント。

エントリーする前から、うわぁー綺麗!!と大喜びしながら、写真を撮っていたら、

ガイドさんは、こどもの頃からずっとこの海を見てきたので、これが当たり前で、なんとも思わん、と言っていた・・・


この色が当たり前やなんて羨ましすぎる・・・





エントリーすると、クマノミがいました。



クマノミさんたち、イソギンチャクから離れすぎじゃない?






葉っぱのように、流れのままにゆらゆら揺れてるハダカハオコゼ。



表情ひとつ変えずに、ひたすらじっとしています。






ありえないような色合いのモンハナシャコ。







眼球はピンク、そのまわりは青、足は真っ赤で、体は緑!!なんとも鮮やかです!






あっちこっちに、カスリヘビギンポがいました。



小指くらいのとっても小さな魚。

ちょこんと岩の上に座ってるみたいやけど、移動するときはすごく素早いです。





根から根への移動の間には、美しい砂地がひろがっています。






色とりどりのお魚たちに、白く美しい砂地。



まさにヒーリングポイントです。





ここでも船長は漁をしてました。



宿の常連さんの話によると、船長はもう70歳くらいらしいが、全然そんなふうに見えへん!







サンゴの隙間に隠れているのは、オオアカホシサンゴガニ。



覗き込むと、来るなー!とハサミを振り上げて威嚇!








お魚たくさ~ん群れてました!

スカシテンジクダイ






キンメモドキ






ミナミハタンポ






ヨスジフエダイ







スカシやキンメが群れてる根には、必ずハタが住んでいる。

この根の主は、このユカタハタかな?






それにしてもクチビルにまで、見事なドット模様です。

色鮮やかで、めっちゃきれいやわぁ。






かわいすぎるヒトスジギンポ。










ガイドさんに教えてもらったオドリハゼの巣穴。

巣穴に隠れちゃったけど、粘ってまた出てきたところを撮りました。

オドリハゼはじめて見た!

ヒレをフリフリ、ホバリングする様子が踊ってるように見えるから、オドリハゼ。

共生している同居人、テッポウエビとの2ショット。







その他にもハナダイの根にはケラマハナダイがいっぱいやったし、デカイけどかわいいモヨウフグ、
ハナミノカサゴ、サンゴの隙間にちっちゃ~いナンヨウハギの幼魚などなど、いろんなお魚いっぱいで、すごく楽しかった!

1時間以上も潜ってたけど、まだまだもっと潜ってたかったわぁ。。。





宿に帰り、シャワーを浴びて、ベランダに水着を干す。
ベランダからは、加計呂麻島も海も見えます。



なんかのどかで、すごく気持ちいい。

私には田舎がないけど、

田舎に帰省したときってこんな感じなんかな?





千葉のカヤックチームの人たちに誘ってもらい、カヤックの大会の後夜祭に参加しました。



この大会、正式には〝奄美シーカヤックマラソンI N加計呂麻〟というらしい。想像以上に立派な大会のようです。

はじめに各部門の上位入賞者の発表と表彰式があり、そのあとは地元の人たちの〝八月踊り〟があったり、

地元出身の〝笠利人〟〝中 孝介〟さんのライヴがあったり、催しものも盛り沢山。



笠利人(かさりんちゅぅ)のおふたり





中 孝介さん





その合間にはたくさん並んだ屋台で、好きな食べ物を買ってきて食べたり、ビールを飲んだり。







屋台にはヤキソバ、かき氷などお馴染みのものから、タコスや漁協組合の魚ボールなるものまで、さまざま。

奄美でいちばんうまいと豪語するおばさんの屋台でたこやきも買ってみたけど、やっぱりたこやきだけは大阪がいちばんですね。

400名近い出場者や地元の人たちもたくさん参加し、まさにお祭り騒ぎで楽しかったです。






後夜祭もそこそこに、毎年この大会に出場されてるみなさん行きつけのお店に飲みに行こう、とも誘ってもらったのですが、
すでにかなり眠くてしょうがなかった私は、ひとり宿に帰ることにしました。

帰り道、途中にあった商店にふらりと立ち寄り、おみやげ用にかりんとうや黒糖ピーナツをたくさん購入。

レジで精算しながら、商店のおばあさんとおしゃべり。
すると、私のうしろでビールを買おうとしていたおばさんも一緒になっておしゃべり。

私がたくさんお菓子を買っていたので「おみやげ?」からはじまり、
「どこから来たの?」 「ひとりで来たの?」 「どこに泊まってるの?」 と、どこまでも会話は続く。

そしてそのままお店を出てからも会話は続く。

おばさんのお家も私が泊まってる民宿の近くだから、と、おばさんは自転車があるのに、押しながら私と一緒に歩いてくれる。

なんでも以前尼崎に住んでたことがあるそうで、数年前に島に帰ってきたそうです。

尼崎には奄美出身者がたくさん住んでるらしい。
尼崎での暮らしはとても便利だったけれど、
でも島に帰ってきた今となっては、再びあの人ごみのなかでの暮らしはできないわーと言うてはった。

他にもいろんなお話して、楽しかった。

そしておばさんは自宅にたどり着いたにもかかわらず、
こんな暗い道をか弱い女性がひとりで帰るのは危ない、ハブがいるから、と、
民宿のすぐ近くまでわざわざ送ってくれはったのです。みずしらずの私を!

この島の人々のあたたかさを実感させられる出来事でした。うれしかったわぁ。

おばさん、どうもありがとうございました。




つづく・・・




《さっき見た魚を食べる・・・》2006年奄美大島ダイビング旅行2

2006年07月02日 | 奄美大島旅行
《奄美の絶品グルメ》2006年奄美大島ダイビング旅行1

からの続き・・・




-2日目-

今日はいよいよダイビング!

民宿のオーナーのおじさんが船長、息子さんがガイドさん。

なんと本日、他にゲストはなく、私ひとりでボートもガイドさんも貸し切り!

恵まれてるわぁ。


加計呂麻島の灯台





-1本目- 安脚場(アンキャバ)西


加計呂麻島沖のポイント。

エントリーするとすぐにムスジコショウダイや、クロユリハゼのペアがいました。


ムスジコショウダイ






岩陰の穴の中にオイランヨウジ。



細長~い縞々模様の体に、まあるい尾っぽが特徴。




同じく岩陰にアオギハゼが数匹。
仰向きで泳いでいるからアオギハゼ。



綺麗な色合いです。




ウコンハネガイ。



長い触手と美しい赤色が特徴。

岩陰にもたくさんの生き物が暮らしているんです。





小さなケーブをくぐりぬけます







暗闇の中にはカノコイセエビ






ミズタマサンゴ&ミズタマサンゴエビ






ミナミハタタテダイ






ハナビラクマノミ。



淡い色合いで可憐な雰囲気のハナビラクマノミだけど、この角度から見ると、クチビル結構分厚い!






イバラカンザシ






スミツキベラ







ふと気付くと船長が漁をしている!




民宿のオーナーであり、船長でもあるおじさんは、この道40年の現役潜水漁師でもあるのだ!

すでにおじさんの腰には捕らえた魚たちがたくさんぶら下がっている!

なんでも水中銃を使って潜水漁をする免許を持っているのは、奄美でおじさんの船だけなんだって。




サンゴがすごーく綺麗!!








奄美でもオニヒトデの被害が深刻で、サンゴは壊滅的な被害を受けてるそうだけど、
ここ安脚場では地元の人たちが定期的にオニヒトデを駆除し、みんなでこのサンゴを守っているそうです。





セダカギンポ。



目の上のフサフサが、たまらなくカワイイ!

大きな目にも体とおんなじ模様がついてるんです。





エキジットしたあと、加計呂麻島の港にボートを係留して休憩。


本日開催中のカヤックの大会の様子が見える。



伴走の船に見守られながら進んでくるカヤック。

今日はすごくええ天気やから、漕いでる人たちはめちゃくちゃ暑いやろうな・・・

おんなじ民宿のカヤッカーのみんなもがんばってるかな?

船長はこんな暑いのに海の中に入らず、海の上にいて船を漕ぐなんて気がしれん!なんて言ってたけど。


とっても綺麗な海でしょ?






私が加計呂麻島に上陸したりして遊んでいるあいだに、船の上では船長とガイドさん親子が、
見事なコンビネーションで、 今おじさんが捕ってきた魚たちの鱗と内臓を取っていく。






まぁそりゃぁスバラシイ手さばき。

釣り人のアコガレ、イシガキダイをはじめ、ブダイからホウセキキントキまで・・・!

そして、私も捕りたてのイチモンジブダイをお刺身でいただきました・・・

さっきまで一緒に泳いでいた、青い熱帯魚を食べるのは、すこしフクザツな気分でしたが・・・・

うーん。でもおいしかった・・・・

お弁当を食べるときには、ゴマモンガラの味噌汁も作ってくれました。

ゴマモンガラって・・・あのゴマモンガラ・・・食べるんですね。。。おいしかったけど。。。

奄美では煮崩れしないし、歯応えがあるので、鍋物などでよく食べるらしい。



つづく・・・