江口氏の出身は松下電器で、松下幸之助の部下であったとのことです。その人物がみんなの党、―――おおさか維新と政党を渡り歩いた人物です。憲法を攻撃し、改悪したい。戦争できる国、武装し中国、北朝鮮などに対抗しなければならない。現行憲法の基本的人権尊重などを最高とする国家でなく、個人の上に国家を置かなけれならない。そう主張し、政治道徳などは言葉としてもおかしい。――国会の参議院予算委員会でとうとうと述べるさまはおぞましいほどです。
彼の憲法に関する見解、質問は驚くべきものでした。自民党の議員でも国会の場でも口にできないようなことを口汚く憲法を攻撃して憲法改正は喫緊の課題であると「憲法改正」を安倍に迫りました。こんな人物が、税金を無駄に使って、国会議員だとふんぞり返るのは本当に許せない。
どうして現行憲法ができたのか。また、日本がなぜ、中国、朝鮮、アジア各国を侵略し、蹂躙したのか。まったくその歴史的事実を振り返りもせずに、狂気の自説を展開する。
それを安倍と麻生がにやにや聞くのはまさに、国会の場の狂気と極右勢力が占領、蹂躙したかの様は異常としか言いようがありません。おおさか維新の会、安倍、自民党極右集団を選挙で落選させ、政治の舞台で、断罪しなければなりません。
<以下は江口克彦の公式ホームページから>
富民有徳国家のために
いま日本には、国家像がありません。目指すべき国がどのような国なのかが分かりません。司馬遼太郎さんの言葉を借りれば、まさに「坂の上の雲」がないのです。
これでは、いま私たちはなにをしていいのか、どのような方向に合わせて行動したらいいのか分かりません。
だから政治は混乱し、経済は低迷し、国民は閉塞感にうちひしがれて、ただオロオロしているばかりなのです。
マリナーズのイチロー選手が、今日のイチロー選手になったのは、彼なりの「坂の上の雲」をもっていたからです。
「将来、一流の選手になって、プロ野球で活躍したい」。その「雲」があったがために、イチロー選手は、小学生時代も中学時代も高校時代も、「そのとき、自分は、なにをすべきか」がしっかりと分かり、それに向かっての行動を取ることができたのです。
国家も同じことで、30年後40年後の「国家像」がなければなりません。その「あるべき国家像」として、私は『富民有徳国家』を国家・国民の共通の国家像、坂の上の雲にすべきと考えています。そのためには、物心と、もの豊かさの実現を図らなければなりません。
国民生活を豊かにし、国民全体が品格を持つよう、経済力、品格力を回復する努力を政治はしていかなければなりません。その先頭に立って、さまざまな政策立案、活動を積極的に展開していきたいと強く考え、取り組んでいきます。
<経歴>
経済学博士、PHP総合研究所元社長、松下電器元理事、慶應義塾大学法学部政治学科卒、愛知県立瑞陵高等学校卒、名古屋市生まれ。23年間、松下幸之助の下で過ごす。松下哲学、松下経営の伝承者と言われ、著書・講演多数。
「地域主権型道州制」を提唱、内閣官房道州制ビジョン懇談会座長等を歴任。平成22年参議院議員選挙に当選後、みんなの党最高顧問、両院議員総会長を経て、次世代の党両院議員総会長、総務会長、参議院副会長に就任。
主な経歴
・(株)PHP総合研究所 代表取締役社長 ・内閣官房 道州制ビジョン懇談会 座長
・内閣府 イノベーション25戦略会議 委員 ・内閣府 沖縄新世代経営者塾 塾長
・国土交通省 観光に関する懇談会 委員
・内閣府 公務員制度の総合的な改革に関する懇談会 委員 ・建設省 都市再生推進懇談会 委員
・内閣総理大臣諮問機関経済審議会 特別委員 ・名古屋市経営アドバイザー(専門委員)
・憲法円卓会議 座長 等
・松下電器産業株式会社 理事 ・松下社会科学振興財団 専務理事
・美ら島沖縄大使 ・NPO法人「武士道協会」副理事長
・研究提言機構「世界を考える京都座会」 コアメンバー ・「歴史街道」推進協議会 理事
・経済同友会 幹事 ・京都経済同友会 常任幹事 ・財団法人 親学推進協会 評議員
・関西師友協会理事 ・大阪大学大学院 客員教授 ・立命館大学大学院 客員教授
・中小企業大学校客員教授 ・国家基本政策委員長・行政監視委員会委員長・憲法審査会(幹事)
・国家基本政策委員会(理事)・文教科学委員会・内閣委員会・国土交通委員会
・沖縄及び北方問題に関する特別委員会・懲罰委員会等を歴任