昨日は、寒に戻ったような寒さの上、夜になると凄まじい春の嵐だった。
そんな荒れた天気が嘘のように、今日はカラッと晴れた春のうららかな日。
渋谷に出かける用事があったが帰りは大橋から歩いて目黒天空庭園に寄ってきた。
池尻大橋の246沿いのスーパーのライフ・ストアの脇の階段から上がる。
天空に出てみると、風は強く冷たいが、青々とした空に春日がさんさんと注ぎ、実に爽快な気分だ。
スーパーで弁当でも買って、ここで食べていきたい気もするが、午後にも予定が入っているので、早々に退散する。
ところで、かーたんが鬱血性大腸炎というのに罹った。
先週、腹部の膨満感と腹痛がするので、近所の消化器科に行ったら、この病名を告げられ、内視鏡検査をすることになった。
その前日に下剤を飲んだら、酷い腹痛に襲われ、救急車で目黒の東京医療センターに運び込まれた。
その時は、点滴と鎮痛剤で応急措置をしてもらい、夜明けに帰宅したのだが、改めて、昨日、東京医療センターで受診し、来週、入院してCTと内視鏡検査をすることになった。鬱血性大腸炎の原因として大腸癌の可能性もあるという。しかし、二人とも不思議と精神的にそのことでは動揺しなかった。運を天に任すしかないというような生活を日頃しているからであろうか?
目黒天空庭園からの帰りは北澤川緑道を通ってきた。疎水の温もりが伝わってくるようで、まさに水温むである。
菜の花が一群れ咲いていた。山村暮鳥の詩を思い出した。
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
春光と昏き座敷の静けさや 素閑
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