昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

あるブログを見て。

2015-04-23 21:05:14 | 日記・エッセイ・コラム

ある調べごとをしていたら、下のようなブログに行き当たった。

 <40代独女のブスログ・・・でも謙虚で笑顔で前向きに>

まさに目から鱗である。
いままでほとんど他人様のブログなど読んだことがなかった。読んでも政治・時事問題ブログを数本ほど。
こんなに、簡潔で、しかも「面白い」ブログなど読んだことはなかった。
なるほど、ごちゃごちゃ小難しいことを書いても誰も読んでくれないわけである。
行間を空けて、簡潔に、面白くである。
もとより、当ブログは他人様に読んでいただけることを眼目にしていなかった。HPの日記を出発点としていたから。
しかし、広告がうざいのでNTTにオプション料金を払ったら、読者履歴の解析も自動的についてきたので、その日どれだけアクセスがあったかも一目でわかる。これは気になる。
そこで当ブログも若干の方針転換をして少しは笑ネタを取るようにしたいなあ、などと考える。 

さて、冒頭に挙げたブログの管理人様についてであるが、ハイミスでブスで貧乏で仕事に無能なことを自己韜晦しておられる。
しかし、オカブはブスは大好きである。美人は観ているだけでよろしい。大抵そういう美人は退屈な人物である場合が多い。それよりも趣のあるブスの方が数段良いことか。かーたんもどちらかというと「ブス」の部類に入るが「趣のある」ブスであるから、毎日、顔を合わせていても楽しい。
しかし、ブスが高貴で気高く生きることは難しい。オカブも昔、思春期の頃は、女はウン〇をしない生き物であると思っていた。レストランのランチしか食わず、丼飯など食わないものかと思っていた。しかし、やがて時が経ち世の中を知るに従って、かなり現実的で、面倒臭い存在であることを知ることになる。ましてや、ブスをやはである。ブス諸子はブスであることをなんら恥じることはないが、珍重されるなるブスになるよう努力しなければならん。
昔、マーク・トゥエインが言った。 「女を擁護することはたやすい。しかしおちょくっていた方が数倍楽しい」けだし至言である。ブス諸子も心して噛みしめるべき言葉である。

一方、自分についてであるが、ハゲでデブで醜男で臭くって甲斐性なし、との罵倒を浴びることをもとより覚悟している。

藤の花春爛れたり陽はたかし   素閑