昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

カフェ・ラントマンにてターフェル・シュピッツを

2011-05-24 11:45:00 | ウィーン旅行記2011年

201114今日はシュテファンの裏手から出発。ベッカー街の有名な壁画。バックギャモン(ゲーム)に興じる牛と狼を見守る皮なめし職人。往時のカトリックとプロテスタントの確執を皮肉ったものだ。

 

 

 

 

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シェーンラテルン小路。文字通り「美しいランタンの小路」という意味。ただ、レプリカとして飾られていた名前の由来となったランタンは写真右手のアームから取り去られていた。本物はウィーン市立歴史博物館にある。ランタンはなくともウィーンで最も美しい小路であることには間違いない。

 

 

 

 

 

 

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シェーンラテルン小路に面したバジリスケン・ハウス。昔妖怪がすんでいた屋敷という。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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リンクに出てブルク劇場。ドイツ語の演劇が上演される。入って正面のクリムトの装飾画は圧巻というが残念ながら、内部に入ったことはない。

 

 

 

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ブルク劇場の並びにあるカフェ・ラントマン。日本にも表参道に出店がある。ただ、さすがに本場は堂々とした造り。ここで昼食。

 

 

 

 

 

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ターフェル・シュピッツ。ボイルしたビーフに一緒に茹でた野菜が添えてある。そのシンプルさゆえに質実剛健を旨としたカイーザー・フランツ・ヨーゼフ一世に愛されたという。やはり日本で食べるのとはボリュームが違い、この一皿でお腹一杯。

 

 

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ターフェル・シュピッツにつけるソース。数種あるが、リンゴのソースをつけて食べるのがウィーン流。

 

 

 

 

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フランチィスカーナー教会の前に出た。   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ウィーンの街角。

 

 

 

 

 

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これまたウィーンの街角。

 

 

 

 

 

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これまたまたウィーンの街角。リンク沿いの建物かもしれない。

 

 

 

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建物。旗が立っているので歴史的建造物か教会かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

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夕食はホテルに帰って、一風呂浴びて、グラーベンから入ったLOHMANで・・・この前来た時も入ったが、「古きよきウィーン」という看板の宣伝文句に誘われてついついまたいてしまった。

 

まずはビールから。

 

 

 

 

 

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サーモンの前菜。2008年に食べたのと同じ献立。でも美味かった。

 

 

 

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ツヴィーベルローストブラーテン。これも前と同じ。ウィーンの定番料理。牛肉サーロインをおろし玉ねぎと白ワインに漬け、ソテーして、カリカリに揚げた玉ねぎを載せたもの。これも大変美味い。

 

 

 

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もうお腹は一杯なのだが、無理してデザートを。「カイザー・シュマーレン」。レーズン入りのパンケーキを一口大にちぎって、粉砂糖をかけ、アプリコットジャムを添えて食べる。これもカイザー・フランツ・ヨーゼフⅠ世がお気に入りだったとか。この皇帝はやたらとシンプルな食べ物を好むようだ。現代のB級グルメ・コンテストの審査員など適役かも。

ぱちんぱちんのお腹を抱えてホテルに帰りすぐにバタンキューだ。

 

 

 

 

 

一人旅し維納のビールほろ苦し    素閑