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昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

暑い!

2016-07-07 14:50:43 | 日記

暑い。とにかく暑い。
いかほどの暑さかと、ネットの天気リポートを見たら、東京地方最高気温36℃だそうだ。暑いわけだ。
一昨日の肌寒さがいとおしくなる。
外に出ていると陽に当たっていなくても、肌がじりじり焼けてくるようだ。太陽の光が疎ましく感じられる。これでも、まだ梅雨明けにはなっていないらしい。
品川に用事があり、渋谷・三茶回りで帰ってきたが、暑い盛りに外を歩いてきてへとへとである。
街はぎらぎらと熱で白っぽくなっている。アスファルトの道の表面は途方もない温度になっているだろう。 
自宅兼事務所に帰り着いて、冷えたビールでも一杯ひっかけたいが、まだ一仕事ある。
ビールは晩酌にとっておいて、デスクに向かう。

一歩二歩歩むに増して炎暑かな   素閑

 


雛祭り

2016-03-03 23:09:45 | 日記

3月3日。桃の節句。雛祭りである。
オカブ家は女三人VS男一人。男はもちろんオカブのこと。たった一人の上、相手の女は全員『先生』で、しかもAB型。肩身の狭い所以である。
というわけで今年も雛人形を飾り、節句を祝う。
夕飯はちらし寿司のお相伴に与った。
しかし、肝心のエルさんは今晩も深夜残業。
3学期の成績付けが佳境に入ったので、連日、午前様だ。
オカブは男一人、グータラしている。肩身の狭い所以である。

雛の宴右大臣とぞなりたきや   素閑


かーたんの誕生日

2016-02-11 22:18:20 | 日記

建国記念日。
インフルエンザで夫婦揃って、ぶっ倒れているのだが、この日はかーたんのうん十何回目かの誕生日である。
やはり、お祝いをしなくちゃいけないのかなぁ?などと病床でぼんやり考えていたら、この時はまだ罹患していなかったばーたんが、美登利寿司で寿司を取ってくれた。
ありがたい。
しかし、完全隔離状態なので、地下で、ささやかながら夫婦水入らずの誕生祝。
もうかーたんも老境にはいったのだが、 よくここまで連れ添ったものだ。
「女房とすだれは古いほうが良い」というのは細川三斎の故事からオカブが作ったオリジナルの格言なのだが、本当にそう思う。
夫婦の良さとは、長くにわたって、人生の浮沈、世の中の荒波と僅かな喜びを共有してきて、初めてわかるというものだ。
かーたんには感謝している。
寿司を食ってすぐ寝たが、いい誕生日だったのではないか?

紀元節妻の白髪のおくれ毛や   素閑 


インフルエンザにかかってしまった。

2016-02-09 20:00:32 | 日記

インフルエンザにかかってしまった。
最初、日曜日にかーたんが調子が悪いといって、予定のお出かけをキャンセルしたのが始まり。
その翌月曜日、風邪か?ということで耳鼻科で薬をもらってきたが、さらに翌火曜日、微熱が出て検査の結果、B型のインフルエンザと判明。
そのころオカブは8度6分を超える発熱で、完全に重篤なインフルエンザであることは明らか。 かーたんと入れ替わりに医者に行く。
なにやら吸入の薬と、錠剤を三種類もらってくる。
とにかく、熱でフラフラするのと、体の筋肉がミシミシ痛いので堪える。
かーたんは予防接種を打っていたので、発熱もそれほどでもなく、軽い症状だが、オカブは重態である。
夜に、温かいオジヤを食べて寝たのだが、体が痛いのと、熱で辛いのでよく寝られなかった。
一週間弱で、ほぼ起きられるようになったが、悪質なインフルエンザは家族全体に飛び火して、次の日曜にはエルさんとばーたんがぶっ倒れた。
酷い目に遭った。
下は、インフルエンザになる前の元気なころの写真です。

病んでなお掛け取り気にする二月かな   素閑 


三が日も終わりかあ・・・

2016-01-03 23:33:27 | 日記

今年も相も変わらず寝正月。
ただ、今日は新年早々の礼拝にかーたんと教会に行って、三茶のガストで昼飯を食って、午後はまただらだらと。
去年から、書類仕事が溜まっているのだが、それにも手を付けず。
いつもなら2日か3日に仕事始めなのだが、零細自営業者はその辺はヒジョーにルーズだ。やりたくなければやらないで放ったまま。えい、ままよ、の精神である。人間最悪でも死ねばよい。死ぬのは誰でも死ぬのだから、「最悪」と言ってもそう騒ぐことはない。そう考えなければやっていられない。
晩飯に正月の残りと、饂飩に餅を入れて力饂飩にして食う。
19時からニューイヤー・オペラ。
今年は、福井敬も森麻季も出ていたが、その代わり、林美智子も幸田浩子も出ていない。まあ、他にスケジュールがあったのだろう。
この番組も企画としてもうやり尽した感がある。
フィナーレに『こうもり』の『シャンパンの歌』。これは好感が持てますね^^
寝酒に、ラム&ソーダをダブルで一杯。明日からは仕事ですかね。

世の中の愚痴で始まる三日かな   素閑


謹賀新年

2016-01-01 13:36:07 | 日記

新年あけましておめでとうございます。
なにがめでたいか、当の本人にはとんと分からぬが世間がめでたいと言っているんだから、そう偏屈にならず、めでたいとしよう。
大晦日と新年の明けはカウントダウンを観てすぐ寝てしまったのだが、それでも元旦の朝は朝寝坊。
10時くらいに一族郎党約四名がダイニングに集合してお節を囲む。
今年は、ばーたんが、もうお節は作らない宣言をしたので、どうなることかと思ったが、かーたんがなんとか形を整えてくれた。
まずはお屠蘇をエルさんから回す。
あとはお節を食ったり、しゃべったり、年賀状をみたり、テレビのお笑いを観たり・・・
なんとも締まらない我が家の元日である。
昼頃、俄かに睡魔に襲われ、夕方までぐうぐう寝込んでしまった。
7時からウィーン・ニューイヤー。
ヤンソンスの指揮は聞き飽きた。しかしウィーンフィルのこの公演とはヤンソンスは相性がいい。彼の遊び心のなせる業か?
今年のニューイヤーの見どころはウィーン少年合唱団が加わったこと。
日本人の団員も何人かいたようだ。
しかし、こういう正月の過ごし方も飽きてきた。
来年はどこかに旅行でも行くか?
ビールを飲んで、お節の残りを食って、寝ちまった。

元朝や寝間着で挨拶交わしたり   素閑

 


メリー・クリスマス!

2015-12-24 23:53:41 | 日記

クリスマス、おめでとうございます。
今年のクリスマスは稀に見る暖冬に包まれた、朝方に雨が上がって、晴れた空の下の聖夜だった。
うちの教会では、クリスマス・イヴに燭火礼拝(キャンドル・ライト・サーヴィス)なるものをやるので、前日の23日にリハーサル。そして当日23日(木)には暇なオカブ一家は3時に教会入りして準備やら、奏楽の練習。(あれ?お前は教会に行かなくなったのでは?というご質問には後々お答えします。)
7時半、燭火礼拝の本番開始。前奏で、J.S.バッハのクリスマス・オラトリオより『眠れよ、いとしきもの』。かーたんはオルガンを弾き、オカブはフルート。
その後、聖書朗読があったり、賛美歌を歌ったり、聖歌隊の奉唱があったり、かーたんの独唱があったり・・・・
プログラム自体は例年とほとんど変わりない。
まあ、一つのお祭りである。
すべてのプログラムが終わり、派遣の挨拶。
そして、打ち上げ。ドンチャン騒ぎのドンで終わった。
夜半過ぎ自転車で夜道を帰った。

Merry Christmas!

憂きこともあると知れるや聖誕祭   素閑


エルさんの誕生日

2015-11-29 22:18:18 | 日記

今日、11月29日はエルさんの24回目の誕生日だ。
当初、夜はライブに行くと本人が言っていたのだが、仕事の都合でキャンセル。
従って、誕生日の夜は家族ともども過ごすことになった。
この娘もはや24、月日の経つのは早いものだ。
かーたんとも両親は手塩にかけて育てたわけではないものの、よくここまで成長してくれた。
早朝から深夜まで、休日もなく働き通しの毎日だが、自分の時間が欲しいとこぼしたことはあるが、仕事が辛いと弱音を吐いたことは一度もない。
密かに誇りに思っている。
急遽の誕生日パーティーだったので、ホールケーキはなく、ピースのケーキで祝う。
この子もそろそろ学校の中堅になりつつある。
いつまでも親は親、子は子とはいうがもう既に親をはるかに超えている。
エルさんの素晴らしい未来に向かって祈るばかりだ。

霜月や若き娘の誕生日   素閑

 


幼馴染と会う。

2015-10-17 22:34:15 | 日記

今日、先月、中目黒で会った幼馴染のKちゃんが家に遊びに来た。
Kちゃんは亡きお母様がうちの母と職場の同僚という関係で、オカブと生まれた日もほぼ一か月違いという不思議なご縁。
家も多少離れていたし、男の子と女の子ということもあり、そんなに頻繁に会って遊んだという記憶はないが、とにかく一番幼い時からの友達だ。
それにしてもオカブの母(ばーたん)にとっては我が娘のようなものなので、母のたっての願いで来ていただいた次第。
母は前日から、バタバタと掃除をしたり、お茶を差し上げるのだと懐石の仕込に張り切って忙しく立ち働いていた。
正午のご案内でバスで来られたKちゃんを代沢十字路のサミットでお出迎え。
拙宅にご案内して、かーたんをご紹介し、皆でひとしきり思い出話に花が咲いた後、早速、懐石。略式で弁当だが、母手ずからのお手製だ。
懐石は、蟹と胡瓜のマヨネーズ和え、物相御飯ゆかり、豆腐と茄子の味噌汁、鰆一塩、椎茸、小芋、叩き牛蒡、蓮根、お多福豆、卵焼き、鶉鴈、オクラ、漬物といった献立。
懐石の食事が済んで、濃茶、お薄と一通りのお茶事の真似事が続く。
母も大分歳で、主菓子と干菓子を出すのを間違えたり、茶入れと棗を取り違えたりと、粗相はあったが、歳だから仕方がない。
そういうオカブもKちゃんももう58だ。思えば長い年月である。
お茶事が済んで、地下の音楽室に移動。コーヒーとケーキでアルバムなどを見てもらいながら、互いの家族のことなどを語り合う。
母も来て、今は亡きKちゃんのご両親の思い出や、昔の友達の話題などに夢中になる。
あっという間に時間が経ち、気付いたころにはすっかり暗くなっていた。
Kちゃんをバス停まで見送って別れた。
「幼馴染の思い出は♬青いレモンの味がする♪」ではないが昔の思い出というものはいいものである。

還暦になるかと君に秋時雨   素閑


 


結婚記念日を祝う。

2015-10-10 23:14:18 | 日記

今日はかーたんとの27回目の結婚記念日である。
想えばよくここまで連れ添ったものだ。かーたんは常に佳き伴侶であった。オカブがよき亭主であったかは疑わしい。
しかし、それはそれ、今日は家庭とオカブを支えてくれた内助の功に感謝するため、若林のイタリアン『フォルツァ・ドンナ』で食事することにしていて、一週間前から席を予約していた。
ダイエット中なのでお腹が空いていて、早くも5時過ぎのご入店。
かーたんもオカブもこの日ばかりはダイエット解禁を自分に許可して、オカブもビールを飲むことにする。
料理はがんがん頼む。
ダイエットの影響を蒙って、この行きつけの店も随分ご無沙汰で、それをマスターに詫びながら、皿を空けては注文し、皿を空けては注文しを繰り返す。
かーたんとは来し方のこと、エルさんのことなどを思う存分語り合う。
美味な料理と、心からの会話で、素晴らしい一時を過ごした。
しかし、何回も繰り返していますが、この店は、料理は美味、値段はリーズナブル、サーヴィスはフレンドリーといいことづくめのお薦めの店です。世田谷通りの若林交差点にあるという、ちょっと地元民の他は行きづらい立地条件だが、お近くにいらしたときは是非。夜しかやっていません。
かーたんと尽きぬ話を語らいながら、夜道を歩き9時過ぎにご帰館。

秋深し想いも深し古女房   素閑