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昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

すしやの馬太郎

2014-07-01 14:01:00 | グルメ

公私ともバタバタしていてブログが半年以上ご無沙汰だが、会計年度末も無事過ぎ、これからちょこちょこバックデートして更新していこうと思う。

かーたんの発表会が終わり、かーたんは一週間の休みをとった。発表会の準備と自分の演奏の練習でてんてこ舞いだったので、その労いを兼ねて、ずっと気になっていた五反田の「すしやの馬太郎」にかーたんを案内した。涼しげな風もさわやかな梅雨とは思えぬ夕方。
ネットで大将に行く旨を伝え予約してあったのだが、6時前のご来店で他に客もほとんどいない時間帯。まずは、冷たいエビス生をジョッキで。お通しに烏賊の塩辛がついてくる。
まずは金目の昆布締めを刺身で。かーたんは好物のボイル海老とハマチを。それから馬太郎名物の馬刺しをもらった。脂が網目に入ったとろけるような馬肉は絶品。かーたんはまたまた好物のイクラとウニ。
馬太郎の馬太郎社長もいらして挨拶を交わした。そこで板さんから勧められた魚河岸直送の大トロをかーたんが・・・・鮪好きのかーたんは都合四貫も大トロを食べた。お腹に溜まるものが欲しかったのでオカブも大トロとコハダを。それからオカブは白身が好みなので平目に鯛を握ってもらった。
そしてビールと鮨でお腹もだいぶ出来てきたのだが、まだ呑み足りないので越後の銘酒「魚沼」を冷で。この「魚沼」はキリッとドライな舌触りの甘口で、今のご時勢この品質を保っている日本酒は珍しいと思った。つまみは栄螺の刺身と鱧の湯引き。栄螺は肝も出してくれる気遣い。何とも言えません。締めに烏賊と赤貝。サービスの牡丹海老の頭が身の味噌汁。
8時過ぎに店を出たが、これだけ飲み食いしてお愛想は至極良心的。いい店に来た。また来よう。

「すしやの馬太郎」

夕べの巷風過ぎゆけり鮨食えり

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フォルツァ・ドンナでクリスマス・パーティー

2013-12-24 12:21:00 | グルメ

今日は、クリスマス・イヴ。
かーたんは教会に行き、オカブは一人残される。自分で決意したこととはいえ、なかなか寂しいものだ。
そんなこんなで、若林のイタリアン、『フォルツァ・ドンナ』で聖夜を過ごそうということになった。たった一人、暗くなった街路をたどりフォルツァ・ドンナへ。
初めてカウンターに座る。マスターに「こういうパターンは珍しいですね」と冷やかされる。そう、ここに来るのはいつもかーたんと一緒だったからだ。
まずはビール。そしてトリッパのトマト煮から行く。そして豚フィレ肉の香草パン粉焼き。なかなか美味い。ビールのつまみにとレアビーフの叩き。
そんなこんなで、かーたんが燭火礼拝を済ませ、教会から駆けつけてくる。温かいものをということでムール貝とアサリのワイン蒸し。そして魚介たっぷりにトマトスープ。
ご馳走に満足満足。特に寒い夜のトマトスープは絶品だった。
11時過ぎに店を出て12時前にご帰宅。

孤独とはこんなものかとイブの夜     素閑

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太子堂の『久仁』に行ってきました。

2013-12-21 13:35:00 | グルメ

かーたんのいない土曜日。一人で夕食をとろうと、太子堂の『久仁』に行ってきた。
この店は、手近にあるもつ焼きの名店。家から歩いて5分とかからない。こういう店が徒歩圏内であるということは嬉しいことだ。
まずは、ホイスから行く。ホイスという飲み物は、いまだどういうものか正体不明なのだが、この店に来るといつも飲んでいる。つまみはお通しの浅漬けと、モツ煮込み。
そして、焼き物を、とカシラ、ハツ、タン。塩で二本づつ。辛子を付けて、熱々を頂く。なんとも言えず美味いものだ。ホイスでもつ焼きの脂を流しながら、次は糠漬けをいく。蕪と茄子。絶品である。ここでサワーに飲み物を変えてみる。つまみはシロの刺身。う~ん、何とも言えません。
やっぱりホイスが恋しいと♪、というわけで飲み物をホイスに戻し、締めの焼き物。ガツ、シロ、レバ・・・・お前ら、俺を舐めチョるのか????こんなに美味くてどうすんだよ?うっぅっぅっ!(泣)
焼き物100円、ホイス350円、モツ煮込み350円、漬物一品150円、シロ刺し350円、サワー330円。おいおい、こんなに安くてどうすんだよ?他人事ながら心配になってきた。寒風吹く中外に出ると師走のにぎわいもどこへやら、人影もまばらな夜の街であった。

時疾し明日は冬至となるばかり     素閑

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すし好で忘年会

2013-12-15 07:45:00 | グルメ

一週間ほど風邪気味である。風邪を吹き飛ばすためにも、なにか美味い物を食って元気を付けなければならない。
そこでかーたんと、下北沢の『築地すし好』へオカブ商会の忘年会と洒落込むことにした。
しかし、今日は寒い。日が落ちてからは凍えるようだ。
開店の5時ちょっと過ぎにご入店。カウンター席へ。
熱いおしぼりを使って、まずはビール。そしてコハダから。かーたんはマグロ尽くしセット。オカブは白身が好きなので、ヒラメ、キンメ、タイ、アオリイカとやった後はせっかくの冬なので貝で行くことにした。青柳に平貝、ミルガイとアカガイ。新鮮な貝の握りは絶品。
オカブが鮓を食う時には珍しく、ビールから熱燗に換えた。普通はビールのみで通すのがオカブ流だ。しかしなんといってもこの寒さである。熱燗が恋しくなるのも無理はない。
そのうちかーたんはお好み尽くしセットなるものを頼んでいる。料金体系としては単品で頼むよりもセットのほうがお得なのだそうだ。それでも足らず、北海尽くしセットをダメ押しに頼んでいる。さすがにこれはオカブとシェア。
我々についた板さんのM田さんは、いなせな相撲取りが引退して親方になったような風貌。適度な若々しさと垢抜けた感じと威厳を併せ持っている。北の富士や増位山といった関取衆がいたが、彼らをぐっと若くしたイメージだ。腕も確かだ。いい板さんに巡り合えた。
最後に熱いあがりを貰って忘年会終了。いい年忘れができた。

初鰤と小肌の握り置かれたり     素閑

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ムッティス・クーヘンのお菓子でヤウゼ

2013-10-28 15:27:00 | グルメ

晴れた月曜日、仕事の合間を見てかーたんと晩のおかずの買い物に出た。代沢十字路のサミット、三軒茶屋の西友とまわり、少しお金の余裕があるので贅沢をしようということになり、代沢十字路の、隠れたドイツ菓子の名店、『ムッティス・クーヘン』でケーキを買った。サッハー・トルテと、チーズケーキと、カボチャのタルトと、ケシの実のケーキの4つを求めた。このムッティス・クーヘンという店は、茶沢通りからマンション脇の路地を入って、表向きのたたずまいは全くの民家の中に店舗と工房があるのだが出しているケーキはどれも逸品ばかり。家に帰り、特製のコーヒーを淹れ「ヤウゼ」。
この「ヤウゼ」というのは、ドイツ語で本来「粉」という意味だが、ウィーンっ子あたりの習慣で、カフェ・コンディトライでのお茶とお菓子の時間の別称として呼び習わされるようになった。
我が家で、極上のドイツ・ケーキと美味いコーヒーで至福の時を過ごした。

 

茶を啜り深まる秋をただおもゆ     素閑

 

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フォルツァ・ドンナ・ある日曜のディナー

2013-10-27 15:03:00 | グルメ

日曜の午後、かーたんの友人のDさんのリサイタル・コンサートに中野まで行ってきた。教会から開演時間に間に合わせるために、昼食抜きで駆けつけたので、終演になるころにはお腹がぺこぺこ。しかし、中野近辺で食事をするというのは中途半端だ。そこで、行きつけの若林のイタリアン、フォルツァ・ドンナで早いディナーをとりに行くことにする。しかし、とにかく空腹だったので、中野から三軒茶屋までの電車の中では、目が回って目が回って大変な思いをした。
さて、三軒茶屋から歩いて5時少し前に、若林のフォルツァ・ドンナに到着。もちろん、我々が最初の客だ。開店時間の5時前だったが、とにかく腹が減っていたので、遠慮なく入店する。
まずは、ビール。キンキンに冷えた冷たいのをキューと行って、これはなかなか油断のならない特製のアミューズで腹を満たす。
ところで、数日前の日経新聞の夕刊に、アメリカ人の日本文学者のインタビュー記事が掲載されていた。この方は、日本の居酒屋マニアで、まずは外国人が居酒屋に入って、いかに周りから浮かないで自分も楽しい時を過ごせるか、日本人客との触れ合いの心得など、話題は多岐にわたるのだが、その中で、店内で料理の写真を撮る客のことを批評していた。この日本文学者氏によると、居酒屋で料理の写真を撮るなどという行為は実に「野暮」な行いで、こういうのが一見客の場合、あちこちの店を回って、料理の写真を撮り、あの店が美味かった、料理の味加減は・・・などと御託を並べて、自分のブログに載せて、店のスタンプラリー気分を味わっているなんとも「粋でない」客筋だという。たしかに、他の客が、酒と料理を楽しみ楽しく談笑している中で、やおらデジカメを取り出し、パチパチと写真を撮るなどという輩はみっともないにも程がある。なにかオカブには自分のことを言われているようで、恥じ入った次第だが、この料理の写真を撮ってブログに載せるという芸当だけは、いかに野暮であろうと、オカブとしてはお許し願いたいところである。
フランスの食通は、一流レストランで食事ののち、勘定の段階になっても、すぐには金を払わないで、トレーに載せられてきた勘定書きを、じっと見入っているそうな。別にこれは、金額が間違っているかいないかチェックするというケチなシブチン根性でそうしているわけではなく、勘定書に書かれた料理の名称を見ながら、ここで味わった美味の数々をじんわりと思い返しているのだという。オカブがレストランの料理の写真を撮ってブログに載せるのもこれに類する行為だ。ただ、フランスの三ツ星レストランなどは、料理の名称が非常に文学的で、想像力を刺激するようなものが多く、その味を思い返すのに実に心憎いまでの表現がされているが、どうも日本の料理の名称は直截的でイマジネーションを引き出すのが難しい。そこで、なんとも「野暮な」やりかただが写真にとって記録しておくという方法に頼らざるを得ない。文に書いて記録しておけばいいじゃないかという向きもあろうが、オカブの文章表現能力では、味わった美味を再現する力が及ばない。日本の文豪の作品には、よく食べ物の描写が出てきて、それだけ読んでも涎が出てきそうな作品もあるが、まさにオカブの筆力とは雲泥の差だ。
そんなこんなで、オカブは何か月も前の食事の思い出をブログの写真ともに追想することがままある。
そこで今日、食した料理の数々。
まずは、ドンナ風生春巻き。イタリアンらしからぬ料理だが、香草たっぷりで、イタリアンのスパイシーとエスニックのスパイシーのコラボで実にマッチしている。
そして蒸し鶏の中華風ピリ辛サラダ。バルサミコのソースが絶品。
次はかーたんの好物の海老の香草クリームソース。これはなんといっても美味い。ソースがなんとも美味で必ずバゲットをとって一滴も残さずソースをすくう。
それから、この日は今日のおすすめメニューが大幅改定された直後に行ったので、いろいろといつもと違う料理をとったのだが、豚ばら肉のサラダ仕立て。これは豚肉の食材も料理の仕方も最高だった。
次に、牛すじ肉のグラタン。ソースも美味だし、この料理を創作したシェフに脱帽。
最後に白身魚のバジルクリームソース煮。もう言うことなし。
この店はもちろん、パスタやピッツァも美味なのだが、こうしてシェフの考案になる料理の数々を味わい尽くすのが最も美味求心の王道を行っているし、毎回のオカブたちの味わい方だ。
さらにドルチェは、二人ともキャラメルアイスクリーム。
これだけ食べてビール5杯とジンジャーエールを飲んで、払いは8000円ぽっきり!!!びっくりするでしょう?店を出るときはシェフがドアまで見送りに出てくれる。裏通りの本当に見落としてしまう隠れた名店である。

 

食べログ

帰りはいつもの住宅街を代沢十字路目指してくねくねと夜道を歩いて。帰ったらまだ8時過ぎだった。

音楽会待つや久しの秋晴れや   素閑

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銀婚式を祝う

2013-10-12 07:12:00 | グルメ

ご存じの方もいらっしゃるかとは思うが、われら夫婦の結婚記念日は10月10日である。ところがこの前まで祝日だったこの体育の日が移動祝日となったため、行動の自由が若干不便になった。どこでお祝いをしようかということになったが、やはり手近の馴染みで若林の『フォルツァ・ドンナ』にすることにした。前回来た時に予約をしておいた。土曜の5時過ぎにご来店。マスターもずいぶん早い客だと思っただろう。
この日もかーたんの食事のしきたりに従って、まずは野菜からの料理をオーダーする。生ハムとルッコラのサラダ、鴨と揚げナスのサラダ仕立て、温野菜たっぷりのバニーニャカウダ・・・・うーん、もう頬っぺたが落ちそうです。ところで、料理の間の会話のたまたま、この日が我々の結婚の25周年目、すなわち銀婚式にあたっていることに気付いた。なんとまあ、間の抜けた話ではあるが、まずはめでたい。かーたんとも25年も連れ添ったか・・・・感慨無量である。言葉少なに箸を動かすが(この店の料理はナイフとフォークで食べてもいいが、箸で食べるのが普通である)心は通じ合っている。
絶品のレア・ビーフの叩きも、豚ヒレ肉の香草パン粉焼きも、この上ない甘美な味覚を伴って胃の腑に落ちて行った。
そしてフィナーレはマスターがこの日の結婚記念日のために特別に作ってくれたドルチェ。うーんたまりません。素晴らしいお祝いだった。
夜道をたどって家に着いたのは9時前。かーたん、長い間ありがとう!

秋の夜も更けて夫婦の道行きか      素閑

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「お山のすぎの子」で軽く一杯

2013-09-16 05:21:00 | グルメ

今日もまた台風接近で関東上陸が危ぶまれているが、かーたんは母校の学院祭にボランティアで歌の公演。オカブは一人で置いてきぼり。台風の影響も大したことはなく、昼は下北沢のカレー食べ放題で、インドカレーを食ったが、どうもこの料理に使われている油がよくなかったせいか腹具合が悪い。そこで夜はかーたんと三茶で待ち合わせて、エルさんのバイト先「おやまのすぎの子」へ行く。女将さんとマスターに挨拶をしてビールを軽く一杯。それからつまみを少々。こんなもので腹は足りる。厚切りのしめ鯖は絶品。それでジョッキ2杯あけて、満足満足。大風でゴミの散り放たれた街を歩き9時過ぎにご帰館。

台風に夜の巷も閑散と       素閑

 

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ファルツァ・ドンナに行ってきた。

2013-09-08 04:55:00 | グルメ

久々にかーたんと『フォルツァ・ドンナ』に行ってきた。教会の会計処理にマンパワーが足りないのでその打ち合わせを終え、台風接近の大雨の中、家からかーたんを呼び寄せ、今日のディナーになった次第。
手の込んだアミューズで冷たい生ビールを流し込んで、今日も野菜中心の料理で行く。そんななかで鴨をとった。これは絶品。相変わらず、美味しい料理の数々に舌鼓を打ち、ドルチェにフォンダン・ショコラとキャラメル・アイスクリームをとってディナーの締めとする。
店の前で、マスターの記念写真をパチリ。すっかり雨の上がった夜道の家路を急いだ。

世間など吹き飛ばしたり野分かな         素閑

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久しぶりに鮨を食う(下北沢 築地すし好)

2013-07-01 19:06:00 | グルメ

さて、先月末に決算(オカブ商会は6月~5月が会計年度)も終わった、今日、税務申告も済ませた、納税(先期も赤字のため法人住民税のみ)もした、ということでかーたんの申し出によりご苦労さん会をしようということになり、何を食おう?はて、トンカツ?いーや、ここは今期の挽回を期して、ぱーっと鮨でも食おうということになり、夜、下北沢の『築地・すし好』に繰り出した。
この店は、テーブル席も、上り座敷もあるが、やはり派手に行こうということになりカウンターでお好みを頼むことにした。
取り敢えずのビールにオカブはまずはコハダから。かーたんは一貫一貫の値段を計算して、こちらのほうがお得ということでセットを注文する。ちなみにこの築地すし好は、銀座に本店があるチェーン店だが、あくまで明朗会計で我々のような貧乏人が行ける数少ない鮨屋である。
コハダは冬が旬の魚だが、鮨屋でお好みで注文するには、夏とはいえまずはこれからいきたい。コハダの酢漬けの鮨は昔の江戸っ子には堪えられない好物であったらしく、これが食いたいばっかりに還俗した僧がいたという逸話が残されている。もっともこれを有難がったのは、専ら町人階級で、武士はコハダの別名、コノシロが「この城」に通ずるということで、この魚を食するのを忌み嫌ったという。しかし、コハダは、ネタに一味、手を加える古き江戸の与兵衛鮨の流れを伝えるものとして粋の中の粋の鮨ネタだと思う。
オカブはコハダを食った後、白身が好みなので、ヒラメ、コチ、鱚、真鯛、イサキ、烏賊、カニ味噌と続く。今日はオカブの好きなシマアジとキンメが切れていた。
かーたんのお好みは雲丹とイクラと鮪。しかも鮪の好みは大トロである。夫婦で鮨の好みが分かれる。
さんざん食って飲んで、お愛想は12,560円。まことにリーズナブルである。経費で落とすようなことは絶対にしない。今期こそは黒字を目指す。

星いずるみょうとで仰ぎ鮓の香や       素閑

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