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昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

カフェ・ラントマン(Cafe Landtmann)でランチ

2013-06-26 10:23:00 | グルメ

かーたんの発表会が終わって、かーたんは1週間のお休み。
何はともあれ一大イベントが無事に終わったのは喜ばしい。
そこでお祝いをしようということになった。ただ、夜は疲れているので、かーたんはあまり外に出たくないという。
そこで水曜の午後、雨が降りしきる中、表参道まで出てきた。目指すはAOビル4階の『カフェ・ラントマン』。これまでにも何回か行ったが、ウィーンのショッテンリンクはブルク劇場の横にある、名門カフェと、小田急グループのジロー・レストラン・システムがライセンス契約を結び、東京に誘致したもの。本場の店と比べると、大分見劣りがするが、それは致し方があるまい。
さて、この日のメニューは、ターフェルシュピッツのゼリー寄せに、ヴィーナー・シュニッツェル、ターフェル・シュピッツ、デザートにモーツァルト・トルテとアップフェル・シュトゥルーデル。コーヒーはモーツァルトとマリア・テレジア。ビールを注文したのは言うまでもない。
食事は大変満足できるものだった。2時間ほどかーたんと駄弁って三軒茶屋からご帰館。家に着いたのは4時過ぎだった。

梅雨滂沱言いにくきこと妻に言う     素閑

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鮭のファルス・トマトハーブソースかけ

2013-05-11 05:13:00 | グルメ

世間は一応休日であろうが、会計年度末にあたって溜りに溜まったデスクワーク。伝票からの記帳等、会計作業。非常に煩わしくて投げ出したいのだが、他にやる人もいないので最後までやり遂げるしかない。今月末には決算。まあ、だいたいもう数字は固まっている。それに係る作業が鬱陶しいだけである。決算が終わると梅ヶ丘の北澤税務署と渋谷の都税事務所に申告に行かなければならない。これも面倒だ。ああ面倒だと言っていると仕事が成り立たない。オカブのようなものぐさはそもそもビジネスに向いていないのであろうか?
そんなオカブを労ってくれるのか、かーたんが夕飯にご馳走を作ってくれた。「鮭のファルス」とあるが、どうも正確な名称は不明のようだ。ネットで検索したレシピらしい。
ソースのトマトの酸味とニンニクの香りとハーブが効いている絶妙な一皿だ。美味しくいただく。ついでに黒ビールを開ける。いい気持になって満腹になって・・・・
少し、働いたと思ったら食っちゃあ寝の怠惰な生活である。

明け空や天地も広し初夏の今日     素閑

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Il Cantuccio

2013-04-29 09:48:00 | グルメ

5月の連休前半の最終日、4月29日に施設に入っているかーたんの母親を見舞いに千歳烏山まで行ってきた。なかなか元気そうでなによりなにより。
帰りに下北沢で、何か夕食を食べていこうということになったが、最近の下北沢は、我々のような貧乏かつ美味いものに眼がない、貧民美食家にとって適当な店がない。
南口商店街のいつも前を通っている、イタリアン「Il Cantuccio」に初めてだが、ダメもとで入ってみる。
結論から言うと、値段もリーズナブルで美味な料理を提供してくれる至極、結構な店であった。まずはビール。プレミアム・モルツである。かーたんはフランベリー・ソーダ。
店の前の看板にあった鶏レバーのテリーヌというのが気になっていたので早速それをとる。それとスモーク・サーモン。これで、ビールを飲み干しながらしのぐ。これは!と思うほど料理は美味い。酒も進む。ビールをお代わりして、料理も追加。狛江野菜のアンチョビソースと、パルマ産生ハム。狛江野菜とは実際に世田谷区狛江で獲れた野菜だそうである。ちなみにこれまでの料理はすべて500円!!!である。
お腹もいっぱいになってきたのだが、いやしい我々としては、最後まで行き着くところまで行きつかないと気が済まない。アンチョビのピザとウニのスパゲッティを食って、もう入らないほどまでに満腹。
お支払いは6430円。やっす!また来よう。

青空に雲も天皇誕生日     素閑

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行者ニンニク

2013-04-27 09:01:00 | グルメ

エントリーのカテゴリに一応「グルメ」と入れておいたが、これが果たしてグルメに入るのかどうか?
行者ニンニクである。ことしもこれの季節がやってきた。昔は、知る人ぞ知るの珍品であったが、最近はほとんどのスーパーや青果店で入手できる。なにしろ葱・葫の類であるからものすごい薫臭である。よほどのもの好きでないと、愛好して食うようなことはしないであろう。
オカブは「よほどのもの好き」なので、この激臭のする山菜を、生で味噌をつけてがりがり齧る。この喰い方が一番野趣を感じられてよい。まあ、どうせ細やかなちまちました料理法に合う食材ではない。もっとも豪快な食い方で野趣あふれる「らしさ」を味わうのが好ましいと思う。
これをつまみに酒を飲むのもよいかもしれないが、自分にとっては「つまみ」が強烈過ぎて、酒の脇役としては、不適だと思う。
この山菜については、「日本百名山」の著者として名高い故深田久弥さんが『瀟洒なる自然』の中で情熱をもって紹介している。深田さんの好物だったらしく、入手すると連日、生で齧り、みそ汁の実にし、とにかく飽食したという。まだこの山菜が珍品だったころである。
オカブは年に一回喰えば十分である。行者ニンニクを食うともう夏も間近である。

母二人子を連れる道躑躅かな     素閑

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豚肉とじゃが芋のプロヴァンス風ソテー

2013-04-18 19:42:18 | グルメ

朝から月末に向けての会計作業。
オカブ商会は5月が会計年度末なので、いまから帳簿をきれいにしておかなければならない。なにせ零細な事業なので細かい現金の出納が多く、わが社の経理は煩わしい。
一昨日、ボストン・マラソンに合わせた爆弾テロがあったので、新聞紙上はその関連記事でにぎわっている。国際社会が不安定化する中、このような事件は今後も頻発するのでは、と予見される。それを踏まえれば、米ソ二強国の核によるバランス・オブ・パワーがものを言った時代は、今よりも比較的、安定した時代であったような気がする。少なくとも紛争、テロの火種は21世紀に入っての世の中と比べて少ないのではなかろうか?当時は、わずかなきっかけで米ソの核ミサイルが飛び交って、今にも地球が消滅してしまうかのような報道が目立ったが、両国が傘下に同盟国をしっかり制圧していた体制下においては、状況は、少なくとも日本にとっては古き良き時代であったといえよう。
夕食は、昨日に引き続いてかーたんが豚肉とじゃが芋のプロヴァンス風ソテーを作ってくれた。昨日使ったじゃが芋が大量に余っていたので、今日は昨晩のバリエーションである。フレンチハーブ・ミックスに加えて、ローズマリーをたっぷりと贅沢に使い、オリーブ・オイルと相まって、香味豊かな地中海テイストあふれる一品に仕上がった。もちろんワインも飲んで、満足満足。最近、外食で贅沢できない分、かーたんが家でごちそうを作ってくれる。これもささやかな贅沢と言えば贅沢である。まずは足るを知るである。

身すぎ世すぎ東踊の世にありて     素閑

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鶏とじゃが芋のプロヴァンス風ソテー

2013-04-17 15:28:00 | グルメ

かーたんの放射線治療が明日から始まる。これからほぼ1か月半、平日は毎日病院通いをしなければならない。
毎日外出するので、そのための衣装をそろえるため、下北沢に買い物に出る。ワンピース2着にスカート3着お買い上げ。なかなかいいお買い物ができた。
その後、オカブは二子玉川にビジネス・パートナーと打ち合わせに。あるプロダクトの販促のために、5月に展示会に出展する件。この製品は3月から扱いだしたのだが、感触はあまりよくない。狙った市場セグメントが外れていたのか、とにかく潜在顧客の反応が悪い。リーズを獲得するためにも来る展示会に期待大。
夕食は、かーたんが鶏とじゃが芋のプロヴァンス風ソテーを作ってくれた。バジル、タイム、セージ、パセリなど香草とオリーブ・オイルをたっぷり使った味わい深い料理だ。美味しくいただく。ワインも併せて少々、聞こし召す。ビールは高いのでやめた。かーたんの治療費もかかるし、これから一層の節約生活だ。

春日傘病身の妻案ずるや     素閑

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鯛のポワレ

2013-03-24 18:56:00 | グルメ

引き続き玄米食用のおかずのご紹介。
今日はちょっとご馳走で、先般お披露目した「土臭い」玄米食に合うおかずではなく、ちょっと洋風の洒落た一品。
今年は鯛が安い。なぜかは知らないが、スーパーでは大衆魚並みの値段で売られているときがある。これは買わないわけにはいかない。そこで買ってきた鯛で作ったおかずがこれ。
白身魚のポワレはフレンチのポピュラーな献立である。それを晩御飯のおかずに、お手軽にと思って作った。玄米の御飯にもよく合う。火を入れるときに使うバターは無塩バターを使った。
まずは美味しくいただいた。

春の燈や昭和の香りしらじらと    素閑

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茄子の素揚げ鶏そぼろあんかけ

2013-03-23 18:38:00 | グルメ

かーたんが病と闘っているのを機に我が家の食生活を根本的に改善しようということになった。まず、ご飯は玄米食。調理に砂糖は一切やめて甜菜糖をつかうことになった。
玄米は、初めに食べた感じは、やはり違和感があるが、食べ慣れてしまうと、結構、美味しくいただける。ただし、玄米を「美味しく食べる」ためには、食味に関する、感覚を大幅に転換しなければならない。
白米は、どんなおかずでもこれを白いご飯で食べたらさぞうまいだろうなあ、と思わせる摩訶不思議な魅力がある。白米はシテ、ワキで言えば、食事の絶妙なワキであって、一緒に食べる副食物の美味を引き立たせ、自らは脇役であるにも関わらず、さりげなく自己主張して、ある面、主役である料理の先に立ってしまうという離れ業をやってのける。
しかし、白米と一緒に食べるのがうまいと感じる副食物は、辛い辛子明太子であったり、脂がジュウジュウ言っているとんかつや焼き肉といった、現代の食生活ではむしろ控えるべきとされる食物がほとんどだ。塩分も脂肪も、生物が生存するためには不可欠な物質・栄養素なのだが、それが過多になってしまっている昨今の食事情では、医学的にも脳卒中や、心筋梗塞の原因とされる。
それに対して、玄米を主食とすると、そのような「派手な」塩っ辛いものや、脂っこいものは欲しくなくなる。むしろ土臭い素朴な副菜物が玄米には合う。つまり、玄米を美味しく味わうには、普通にご馳走とされる、派手な「ハレ」の食物を美味いと感じる感覚から、180度の味覚の切り替えが必要になってくる。そこには、土臭い野菜や味噌や薄味の醤油で味付けされた、いわゆる「派手」でも「ハレ」の料理でもないけれど、そこはかとない滋味の香りがする食べ物を味わう感覚を必要とする。そこで、玄米食のためのおかずの発見がまず最初に大切だ。
そんなわけで、オカブはかーたん孝行も兼ねて、玄米に合う料理の開発に乗り出した。
この「茄子の素揚げ鶏そぼろあんかけ」もその一つ。簡単に作り方を記しておくと、鶏の胸ひき肉を炒め、減塩しょうゆ、甜菜糖、味醂で味を調え水を加え、片栗粉を溶いて入れる。茄子を適宜に切り、リノール油で素揚げし、さきのあんをかけて出来上がり。
玄米食はネットで調べたところ、栄養的、健康維持に関して、一長一短があるようで、玄米そのものを食べたからと言って、一朝一夕で健康になれるというものではないらしい。むしろ、玄米に合う副食物との総合的な食生活の改善によって、生活習慣病などに打ち克つ方策を手に入れられるようだ。

長閑かな妻の夕餉を賄いぬ     素閑 

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またまた銀座に出てきてしまった。(オ・バカナル)

2013-02-23 05:02:00 | グルメ

また銀座に所用があってかーたんと一緒に出てきた。まるでおのぼりさん丸出しである。今日はデパートでお買い物。もちろんかーたんのお付き合いである。
しかし銀座にはこのところすっかり中国人の姿が見えない。大変結構なことである。
中央通りをぶらぶらして、泰命小学校前のパリ風カフェ「 AUX BACCHANALES(オ・バカナル)」にてランチ。オカブはビフテック・フリット。かーたんは軽食で、キッシュ・ロレーヌとチーズケーキにコーヒー。もちろんオカブはビール付き。食後にヴァン・ショーで温まる。
2月も今週で終わりである。3月の年度末に向けて仕事に気合を入れなければならない。

春浅し妻のぼやきにうなずける     素閑

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銀座にて

2013-02-16 04:34:00 | グルメ

ここのところ何回か所用があって、週末にかーたんと銀座に出てきている。今日も銀座で楽譜の購入。もちろんかーたんのお付き合いである。このところ金遣いが荒くなってきている。少し節約しないと・・・そんなわけで今日のランチは「がんこ寿司銀座四丁目店」でいろどり弁当お造り付き。なにやら細々したおかずが多種ちりばめられていて見ていて楽しい。卯の花などもついている。このお弁当という日本の食事形態・・・それには松花堂弁当や縁高料理も含めていいと思うが・・・はまことに視覚的にも味覚的にも美しく、世界に誇るべき財産だと思う。ご飯はアサリの蒸し寿司。もちろんビール付き。。弁当二人前とビール二杯で締めて5028円。このがんこ寿司の店のランチは銀座のちょっとした食事におすすめである。あー、美味しかった。ご馳走様。

春兆し流れに任せむ世渡りは     素閑

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