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昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

代々木上原の『セドミクラースキー』でチェコ料理を食べてきた。

2015-11-24 23:34:12 | グルメ

以前からチェコ料理が食べたかった。
厳密にはチェコ料理が食いたかったのではない。チェコ料理に付け合わせてある、クネードリーキー(よく日本では蒸しパンと形容されているもの。いわゆるチェコ風ダンプリング)がどんなものか一度、食ってみたかったのである。
今日、たまたまネットで調べていたら手近な代々木上原にチェコ料理屋があるという。その名は『Sedmikrasky(セドクラースキー)』 美人の姉妹がやっているという。これは行かなくてはなるまい。取るものもとりあえず、ディナーの開店の18:00目指して家を出る。
下北沢から代々木上原まで。代々木上原の北口から暗い住宅街の裏通りを1分ほど行くと目指す店があった。
なるほど・・ホールのお姉ちゃんは昔のコマネチを彷彿とさせる東欧風の風貌をしておる。厨房のお姉ちゃんは普通の顔。
一番奥の席に案内される。
まずはビール。もちろんチェコビールである。ピルスナー・ウルケル750円也。これにホースラディッシュと生クリームのハム巻き800円也、とグラーシュ(パプリカで味付けして肉を煮込んだシチュー)。1500円也。
ピルスナー・ウルケルはそれほど冷やしていない。ビールを焼肉屋のようにキンキンに冷やすのは日本独自の風習で、ヨーロッパで飲むビールはそれほど冷えていない。これはこれで良しとしよう。しかしこのビールは船便で送った劣化した味がする。まあ贅沢は言っていられない。
ホースラデイッシュと生クリームのハム巻きはこれはもう絶品。多分この店のオリジナル料理であろう。絶対、お薦めの一皿である。
グラーシュは牛肉を用いたもので、非常にスパイシーで、かつてウィーンで食ったどの店のグラーシュよりも美味かった。これに付け合わせてあったクネードリーキー、多分プレーンのものであろうが、パサパサしていて蒸しパンよりも普通のパンに近かった。本場物など知る由もない。 もとより初めて食うものである。こんなものかと思い納得して食った。これで念願がかなったわけである。
さて、次に今日はチェコ料理を食い尽くす気であったのでモラフスキーブラベツ(スモークト・ポーク)1500円也とビール、ベルナルド・スペシャル・ダーク500ml1400円也。
スモークト・ポークも絶品。非常にスパイシーでエキゾチックな逸品だ。付け合わせのザウアー・クラウトも大変結構。これに付いていたクネードリキーはジャガイモ入りのもの。色が黄色くてもちもちした食感だ。これも本場物を知る由がないのでこんなものかと思って食っていた。
ベルナルドの黒ビールはこれも船便の味がした。
これにエーデルピルスの生ビール、500mlクリューゲル700円也を鯨飲馬食して、食事終わり。
締めに スリヴォヴィッツェ(チェコのプラムのシュナップス)700円也。
結論として、チェコビールは皆船便の味がするので、なまじブランド物の高い瓶ビールを飲むよりも生ビールを飲んだほうが良いような気がした。
料理はすべて絶品。絶対、お薦めの店です。
クネードリーキーは一度ちょっとチェコへ行って、本場物を食ってみたい気がする。
また来たい隠れた名店である。最後に写真がピンボケなのをお詫びする。

店を出て吐く息白い夜の街   素閑 


成城みや川で食事をしてきた。

2015-10-14 23:34:17 | グルメ

今年の12月6日に開催されるかーたんのコンサート会場の下見に成城学園前まで行ってきた。
色々と設備何や点検・確認しなんとか準備完了。
ここでコンサートのPRをやりたいのだがチケットは完売。余りの好評につき来年の11月23日に同じ内容で再度、開催を予定している。
観覧ご希望の方はオカブまでご一報願いたい。

さて、大切なお仕事が終わって、共催のオーストリア・ワイン・ドットコムの方とも駅前で別れて、かーたんと食事をしようということになった。当初は、下北沢の日高屋で糖質制限食を摂る予定だったが、ちょっとお洒落をしてきたので、かーたんがこの格好で日高屋に入るのは嫌だという。
そこで成城の駅前で、糖質の少ないメニューのありそうな店を探していると、日内地鶏の店が駅前のビルにあった。雑居ビルの3階でなんだかなぁ、という感じであったが、それ以外に思い当たらないので、思い切って入る。ビルの脇にあるエレベーターを上がって3階の奥にある『成城みや川』という店だ。「みや川」というと鰻屋の様だが、ここは違う。まあいいことにする。
店内は座敷に掘りごたつのテーブル席が30数席ほど。和風のインテリアでなかなか落ち着ける。
熱いおしぼりを使い、さてお飲み物。おお、焼酎の銘品「佐藤」があったのでそれの芋でいく。
かーたんは烏龍茶のホット。
糖質が含まれていないと思しきつまみをがんがん頼む。 
レバ、ハツ、砂肝を塩で。かーたんは皮と正肉をこれも塩。
さんまの刺身。牛筋肉の煮込み。
厚揚げ、鶏の唐揚げ、豚とろステーキ・・・美味い。
地鶏のサラダとシシャモで締め。
そこそこのお値段だったが、味は上々でボリュームもある。
これだけ飲んで食って、翌日の体重は全く増えていなかった。
また成城に来た際には来よう。
小田急線で下北沢、それから徒歩で9時前にご帰館。

秋深しいずこへ舞うか葉の一枚   素閑


 


キック・オフ・ミーティング@美登利寿司総本店

2015-06-28 23:35:22 | グルメ

さて、オカブ商会の新年度が始まって一か月弱が過ぎた。
非常に苦しい前期であったがなんとか乗り切った。
今期はどうなることやら。
しかし、こんな状況の中でも形ばかりの「キック・オフ・ミーティング」をしなければならぬ、と日曜の夕べ、名ばかり役員のかーたんと梅ヶ丘の美登利寿司総本店へでかけた。
実に庶民的な店とはいえ、鮨は鮨である。食えるだけでも御の字である。
まずは、冷たいビール。
勘八を切ってもらって、分厚く切った刺身をビールで喉を潤しながら平らげる。
次にビールから日本酒に切り替えて出羽桜。その次に八海山。
栄螺を刺身で切ってもらう。新鮮で歯ごたえがいい。
かーたんは海老、雲丹、イクラと好きなものを適当に食っている。
鮨だと、お腹にたまってしまうので鮟肝。
日本酒が進む。
締めに大トロと小肌を握ってもらってお仕舞。
結局、キックオフとは名ばかりで、ただ飲んで食っただけ。
まあ、「ええじゃないか」の精神である。
しかし、久しぶりに食う鮨は美味かった。
飲んで喰うだけならいつでもよい。また来よう。

<美登利寿司総本店>

 

銭金が心懸かりも鮨つまむ   素閑 


『俺は蕎麦が大好きである』

2015-06-13 22:34:55 | グルメ

『俺は蕎麦が大好きである』
夏目漱石の坊ちゃんではないが、オカブは蕎麦とビールを口にするのが無上の楽しみ。
特に蕎麦は一日三食、365日蕎麦を食っていてもいいと思うほど、大好物である。
しかし、それほど食うとなると、いわゆる蕎麦の「銘店」で一枚1200円もするような蒸籠を食うなどというわけにはいかない。
それどころか、街のカツ丼なども出す蕎麦屋にも縁が遠くなる。
勢い、美味い蕎麦が食いたいのはやまやまだが、スーパーで一把200円足らずの乾麺を買ってきて、家で茹でて食うことで、蕎麦気狂いの虫を収めるしか財布の事情が許さなかった。
麺は美味くないが、最近は汁がだいぶ改良されてスーパーなどでも市販のものが一般的に売られているので、これでだましだまし蕎麦を味わったつもりになっていた。
ところが、今日たまたまかーたんが夕飯を作る暇がなかったので、かーたんがお歳暮で貰った、信濃の製の乾麺を茹でて食ってみて驚いた。 世の中にこんな美味い蕎麦があったのかと思えるほどの味わいである。街の蕎麦屋の蕎麦のレベルを完全に超えて、蕎麦の「銘店」でだすものに迫る勢いの美味さである。のど越しと腰の強さが違う。
この蕎麦は、長野市篠ノ井に本社のある柄木田製粉株式会社 製。
ホームページを見てみると、ポリシーも理念もしっかりしたものを謳っているし、労務管理や職場環境の改善にも力を入れているようだ。
ネットの時代である。悪い噂の立ったブラック企業として名高い某飲食業会社などが叩かれるのは当然のことだが、一方で柄木田製粉のようないい仕事をしている企業は消費者として大いに応援してやるべきだ。
通販もやっている。カードが使えないのがちょっと難点だが、蕎麦好きの方は一度試してみる価値はあるので、ホームページにアクセスしてみてはいかが?<柄木田製粉株式会社>である。別にオカブは回し者でもなんでもないのでご安心を。
お歳暮で貰ったセットに入っている種類の中で、まだ『長野粉碾屋造り八割そば』しか食っていないが、 『長野粉碾屋造り信州そば』と『更科そば』も食うのが楽しみである。
『信州信濃の蕎麦よりもわたしゃあなたの側がいい』 

 

青梅や古き町屋の軒端にて   素閑


インド・カレー

2015-06-06 23:12:10 | グルメ

外出のついでに下北沢でインド・カレーを食ってきた。
3年ほど前に『オオゼキ』の横にオープンした『印度』 である。
ここは何度か足を運んでいて、下北沢ではリーズナブルで気持ち良くカレーが食える店という感覚が定着していた。
ポークのカレーなどちょっと変なメニューもあるが決してまずくはない。
この日はいつものカレー・ご飯・ナン食べ放題・サラダ付きセット。980円也。
カレーは4種類で、チキンバターカレー、茸のカレー、野菜カレー、そしてポーク・キーマカレーである。
カレーは、本場インドはムンバイで、高級ホテルのバンケット。宿泊ホテルのレストラン、会社の社員食堂、大衆食堂と、ほぼカレーを食いまくったが、どこのものもそれなりに美味かった。ただ、日本のカレー屋のように、辛さをマイルドにしようという発想はないようで、どこのものもそれなりに辛かった。
ここの店のカレーはチキン・バターを除いてマイルド系。そこがちょっと物足りない。
ただ、作っているのは印度人の調理人だが、経営者が日本人なので日本人の好みに合わせているのであろう。
あと、日本のインド料理屋全般に言えることなのだが、ご飯がインディカ米でなく日本の粳米なのが致命的。やはりインド・カレーはインディカ米で食わないと美味くない。 まあ関税とか貿易制限でなかなか思い通りにはいかないのであろう。
食べ放題なので食いに食って、ナンは3回お代わりしてカレーは数知れずお代わりしてご飯も食べて、もう動けないというところまで食って店を出た。
店から見れば儲からない客だと映ったであろう。 
アサヒ・スーパードライの中瓶が300円なので飲みたかったが、食べ放題とビールは決して両立しない。このことを飲食店経営者諸子はしっかりと頭に入れておく必要があるだろう。
ふらふらしながら下北沢から家まで帰った。

暮れてなお残照長き六月や   素閑 

 


ムッティス・クーヘンでヤウゼ

2015-05-16 05:53:44 | グルメ

土曜の昼下がり、買い物を兼ねて三軒茶屋の西友に行った。
帰りに、代沢十字路のムッティス・クーヘン で、三時のおやつと洒落込んだ。
ムッティス・クーヘンは普通の民家にある、ドイツ菓子のケーキさんなのだが、 最近、庭に張り出したテラスに椅子とテーブルをしつらえて、ケーキと珈琲を楽しめるようになった。
カフェとケーキ屋さんを兼ねた「カフェ・コンディトライ」の多いウィーンでは、ケーキと珈琲の三時のおやつのことを「ヤウゼ」という。「ヤウゼ」とはもともと「粉」という意味のドイツ語なのだが、「粉」を使ったケーキを食べることから、おやつの意味に使われるようになった。ウィーンっ子は街のあちこちにあるカフェで、御馴染みのザッハー・トルテやアップフェッル・シュトゥルーデルンを食べ、珈琲を啜り、ゆったりした午後のひと時を過ごす。
そういう訳で、かーたんとオカブもケーキと珈琲でヤウゼ。
オカブはリンゴのタルトを、かーたんはナッツのドライケーキ。
ゆったりと、庭に訪れる小鳥などを愛でながら珈琲とお菓子を楽しむ。
ここのオーナー兼パティシエのフラウがミュンヘンに長く滞在したことから、話はバイエルン国立歌劇場、オペラなどへ広がる。
小一時間おやつを楽しんで店を後にする。
大変結構であった。

ゆったりと時は流れつ初夏や   素閑 


ゴージャスなディナー(サイゼリヤ)

2015-04-25 23:36:42 | グルメ

かーたんがコンサートの出演で帰りが遅くなった。
夕飯が作れないから外食しようということになった。
どこに行くか??清水の舞台から飛び込んだつもりになって、下北沢の『サイゼリヤ』に行くことになった。
非常にゴージャスなディナーである。
ゴージャスなディナーであるから、前菜もとった。モッツァレラチーズとトマト、サラミ、グリーンサラダである。ゴージャスだからパスタはペペロンチーノのダブルとナポリタン。さらにゴージャスにドルチェもとった。アイスティラミスとプリンである。飲み物は2015年亀戸工場産のキリン一番搾りをジョッキで。
ゴージャスなレストランだから左隣のテーブルでは高校生がドリンクバーだけで宿題をやっていて、後半は疲れてテーブルに突っ伏して寝ている。さらに右隣のテーブルは脱ゆとりのJKがスマホを操りながら高貴な会話を交わしている。
ゴージャスな食事の支払いは二人で3953円ほど。高級レストランだからお釣りに細かい端数がついてくる。良心的な経営だからチップはなし。
大変な散財をした。

繁華街人並み流れ夏近し   素閑

            


                

               

                            

 


下北沢『かつ良』で夕食

2015-04-17 23:08:48 | グルメ

かーたんが晩御飯を作るのが面倒臭くなった、というので外食することにする。
さて、どこへ行くか?日高屋という案も出たが、ちょっと物足りない。さりとて家計の事情により寿司という訳にもいかない。
そこで下北沢のトンカツや『かつ良』に行くことにした。
6時半頃店に行くと大分混んでいる。席に着くまで10分ほど待たされた。待った挙句、席はカウンター。混んでいるからいいことにしようか。 
まずはビール。生大ジョッキ750円也。安っ!
ここの店は、韓国料理で言うところのいわゆる「ミッバンジャン」という形に近いお通しが出る。それをつまみにビールを飲む。
注文は清水の舞台から飛び降りたつもりになって、特ヒレ定食(かーたん)と特ロース定食(オカブ)ということに相成った。後が怖いがここはけちけちせずに・・・・
料理を待っていると、芋と肉の旨煮の小鉢が出た。特別定食に付くものという。ありがたくいただいてビールを飲む。
待つこと20分。揚げたてのカツが来た。
初めはカツをつまみにビール。飲み干して大もうお一杯お代わり。
特上のカツは舌にとろけるような美味だ。
半分ほど残ったカツで赤だし味噌汁とご飯。
終盤は満腹で動けなくなるほど。
美味い物をよく食った。

薄明り巷をめぐり春の宵   素閑

        

                 

 

 


自由ヶ丘へフランス料理と桜を求めて

2015-03-28 20:00:37 | グルメ

先週から、この春爛漫の花見の季節の週末、何をしようかと密かにプランを立てていた。
そして、素晴らしいプランを思い付いた。
自由ヶ丘に行って、フランス料理をいただき、かーたんの服やアクセサリーを物色して一日を過ごそうというもの。もちろん花見も。オカブに臨時収入があったからこそこんな贅沢が出来るというもの。普段の家計ではこうはいかない。
そこで、薄曇りの土曜の10時半過ぎ、二人で家を出た。三茶からバスで自由ヶ丘学園まで。 
そしてフレンチのシェ・ソーマへ開店直後の11時半過ぎにご入店。 
 
 窓際の席に案内される。うんうん、いい感じ。このレストランは去年、幼馴染の友達を接待するのに使ったのだが、リーズナブルな価格と、なかなかグッドなお味がよろしく、気に入っていたのだ。
まずは、落ち着いたところでメニューを見まわしふんふん。今日は思い切り贅沢をするつもりで来たので、ランチでは一番高い「春の特別メニュー」というムニュで行くことにする。お飲み物は、シャンパーニュ・・・と行きたいところだが、とても手が出なくて、ヴーヴレ・ムスー。4600也。
かーたんと乾杯する。
さて、肝心のお料理。アミューズは鱒と飯蛸。アントレはサワー・クリームのジュレ、白身魚のポワレにお口直しのグラニテ。フィレ肉のステーキに、ラストのグラースとソルベとティラミスのデセール。いや、美味しかった。菜の花などの春野菜がふんだんに使われており、まさに春の香り。佳かった佳かった。

                                 

             

             

             

             
 
2時間ほどのお食事だった。お支払いを済ませて、御主人の相馬氏に玄関まで送られ、さて自由ヶ丘の街に出る。これから桜を求めての行脚だ。
自由通りを歩いていき、かーたんとエルさんの母校、玉川聖学院に桜があったのを思い出し、行ってみる。確かにあったが、まだ七分咲き。まあ、花見はここでいいだろうということになり、道路脇で立ったまま花見。空も抜けるような青空に変ってきた。
花見を終わり、再び自由が丘の市外に戻って、ちょっとお茶。自由通り沿いの東横線の踏切脇にあるベーグル専門店のテラスに落ち着いてアイスクリーム。それにしても今日は暑い。しかし、かーたんの服探しは気合が入っているので、始める前に休憩を取っておかないと身体が持たないのだ。
                                                                       

そして、店を出て本格的に服探し開始。自由ヶ丘の隅から隅まで何店もまわって、試着を繰り返すが、お気に入りのものがない。「もう、いーよう。それで」と口から出かかるが、これは二人の間では禁句。 それを口にして、今まで何度と怒られてきたことか。
それで2時間ほどお店周りをして、自由通りからちょっと入ったところにあるブテッィクでお誂えの春、夏ものワンピースあり。試着して30分ほどあーでもないこーでもないやって、やっとお買い上げの決断がつく。オカブの必死の「それがいい、それがいい!」のアドヴァイスも効いて無事お買い上げ。 
これから渋谷に行こうということになり、自由ヶ丘の駅に向かう途中、店のショーウィンドウのバッグに目が留まりこれもお買い上げ。
東横線に乗り渋谷へ出て、シブチカのピアス屋さんでピアス三点お買い上げ。
今日は食って食って食いまくり、買って買って買いまくった。明日からまた節約生活である。
渋谷からバスで代沢十字路まで。五時半過ぎにご帰館。お疲れ様でした。

まだ咲かぬ桜や妻の春衣   素閑 


かーたんの誕生日

2015-02-11 23:21:44 | グルメ

今日はかーたんの誕生日である。建国記念日・・・・紀元節が誕生日とは昔だったら一目置かれていただろうが、現代の日本ではそんなことはない。
さて、誕生日だから、お祝いをしなくてはならないが、さりとて財布の中身は乏しい。
そこでリーズナブルで美味な料理を提供してくれ、支払いの心配をしなくていい若林の『フォルツァ・ドンナ』でディナーにすることにする。電話したら、今日は6時開店ということで、そこめがけて家からとことこ歩いていくことにする。 暦の上では春とはいえ、寒風吹きすさぶ中を夜道を歩くのは辛い。6時ちょうどにご入店。
マスターに迎えられる。かなりのご無沙汰なのでちょっとばつが悪い。
さてはともあれ、まずはビール。かーたんはサングリア。まあ、かーたんもいい歳になったがいくつになっても誕生日とはめでたい。乾杯をしてビールをグビリといく。 

 
                         

料理はワカサギのフライ・ビネグレットに、いろいろ野菜サラダ、ドンナ風春巻きに、マグロと海老・アボガドのタルタル、海老のクリーム・ソース、豚ひれ肉の香草・パン粉焼き、レアビーフの叩き、そしてドルチェにキャラメル・アイスクリーム。いつもながら大変結構なお味である。美味かった。

夫婦ともどもお互い歳をとっていく。まあ、まだ一応現役ではあるが、これから豊かな老後など望みようもない。しかし仕方がない。老いさらばえて野垂れ死ぬだけである。かーたんには申し訳ない。 ただ諦めは共有してくれているようである。あと何年こんな生が続くのであろうか?

妹なむと恋せどや建国記念の日    素閑