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昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

久しぶりの平穏な日曜日の午後

2016-12-11 20:40:09 | 日記・エッセイ・コラム

今日は日曜日である。
当然教会へ行った。
休もうと思えば休めたのだが、自分が当番に当たっているのと、クリスマス前なので気が引けて、重い足と心を引きずって行った。
カルトの連中も来ていたが、礼拝は平穏に終わり、その後も、陰での闘争はあったが、なんとか波風もたたずに過ごせた。
かーたんと『きゃんどる』にランチに行く。美味しい料理に、まずは心もほぐれる。
クリスマスは安らかに迎えたいのだが、クリスマスがカルトとの闘いの正念場になりそうだ。
憂鬱だが、覚悟を決めた。

待降の街は活気に満ち溢れ   素閑 


ほっと一息で三茶の西友にかーたんと買い物

2016-12-10 15:23:05 | 日記・エッセイ・コラム

さて、今日の午前中に、資料の最終チェックをして、取引先にメール添付で送付した。
これで、一段落。
ほっとした。
これまで凝り固まっていた頭の緊張もほぐれる。
ほっとしたついでに、かーたんと三茶の西友に冬物の雑貨類とお届け物などを買いに出る。
その途中、いつもの『カフェ・ド・クリエ』で一休み。
今、成績付けが佳境に入り、今日も自主出勤(いわゆるサビ残)のエルさんのことなど語り合う。
かーたんの病状も落ち着いてきたし、抗がん剤治療も来年の一月までだ。
なんとか年末を乗り切れば、新年の展望が開けてくる。
あとひと頑張りだ。

いずこにぞ向かうと覚ゆ年の瀬に   素閑 


11月の降雪で雪をかぶった富士を望む

2016-11-25 17:49:41 | 日記・エッセイ・コラム

仕事の時間待ちでキャロットタワーに来た。
26階のラウンジで時間を潰そうとしていると、窓から素晴らしい景色が飛び込んできた。
昨日は54年振りの東京の11月の降雪だったが、当然、富士の高嶺にも雪は降ったであろう。
その翌日、新雪をまとった富士山が、晴れ渡った青々とした空を背景に堂々と聳えているのだ。
思わず手にしていたカメラで撮影した。
オカブが学生時代、登山のサークルに入っていたころは、冬山登山を前にしてだいたい11月下旬に雪上訓練というものを富士山で行うのが習わしだった。
しかし、当時は現在と比べても非常に雪不足の時代で、その時節は富士山にほとんど雪がなく、12月にずらして雪上訓練をやったり、場所を富士山から北アルプスに移して行ったりしたものだ。
この雪上訓練のプログラムの中に富士山の頂上でのビバーク訓練というのがあるのだが、これは厳寒の頂上でツェルトというテントというには名ばかりの薄いナイロン布の中で、シャツの上にはセーターとヤッケだけという出で立ちにて一夜を明かすという過酷なものだ。オカブはこれで一睡もできないのだが、中にはぐ~すか眠ってしまう豪傑もいて驚いたものだ。
この雪上訓練は、吉田口でやるのだが、訓練終了後、富士吉田の浅間神社に下山して、地獄の「打ち上げ」が行われる。
これは、一同の前に日本酒の一升瓶が数十本と並べられ、新人は洗面器ほどもあろうかという登山用の食器になみなみと注がれた酒を何倍も飲み干すことを強いられる頂上ビバークにも増して過酷なものだ。
ビバークで寝ていない身体に大量のアルコールはきつく、オカブは急性アルコール中毒にかかり動けなくなり、浅間神社の境内で一夜を明かし翌日帰京したことがある。境内には大量の吐瀉物を残したまま・・・さぞや木花咲耶姫がお怒りのことだったろうと思う。
そんな、懐かしい思い出を胸に抱きながら、キャロットのラウンジから富士山を眺めた。

雪富士やわれにも若き日がありし   素閑



北澤八幡宮の秋祭り2016

2016-09-03 23:01:50 | 日記・エッセイ・コラム

今年も、我が家からほど近い北澤八幡宮の秋祭りの季節がやって来た。
近いと言っても、我が家は代田の飛び地なので、本来の鎮守の神様は代田八幡宮。
しかし、北澤の方が余程近いので、祭りというといつも北澤八幡に行っている。クリスチャンとしてはこういうのを「偶像礼拝」というのであろうか?
家で冷やしたプレミアムモルツ2缶提げてかーたんと祭り見物。しかし、ここの祭りも大分寂しくなったものだ。昔は代沢小学校の辺りから、露店がびっしりだったのに、神社の近辺しか店は見られない。この北澤八幡は下北沢から、代田の一部、代沢の代沢一丁目あたりまでをテリトリーとしているので、集客人口は多い。しかし、この有様だ。20年後かには日本の寺社の三分の二は消滅しているという衝撃的な調査結果を見たことがあるが、むべなるかなである。
しかし、焼きそば、たこ焼き、そしてこの祭りの名物のドネル・ケバブの屋台は賑わっていた。
ドネル・ケバブは1個500円。パリで食ったのがフリット付きで4.7ユーロくらいだったので、そんなにぼった値段ではない。
かーたんと神楽を見ながら、ビールと焼きそば。
帰りがけに再び露店を冷やかし、帰宅。
さすがに陽が落ちると非常に涼しい。

若衆の法被いなせに秋祭り   素閑 


娘と初デート@美登利寿司

2016-08-21 22:30:04 | 日記・エッセイ・コラム

今日は、エルさんの夏休みの終わりも押し迫って来たので、かねがね家族で会食をしようと予定してあった。
しかし、かーたんが急な胃痛のため欠席。
そのため、思わぬ、エルさんとの一対一の初デートになった次第。エルさんと二人で出かけるなど、幼稚園以来位ではないか?なんだか嬉しい。
場所は、いつもの梅ヶ丘の『美登利寿司 』
代沢小学校からバスで行った。
予約してあったので、すぐ席に案内される。
席に着き、熱いおしぼりを使い、まずは生ビール。
かーたんに似て、アルコールが駄目なエルさんはコーラ。
つまみに栄螺を切ってもらう。
話は、エルさんの親友の近況などから始まり、教育論、人生論を熱く語り合った。
オカブが日本の企業社会で求められる人材育成のため、初等教育で何ができるかという観点から話題を振ると、エルさんは学校現場の問題点を絡め、当事者として現況の生の課題を返してくる。
本当に、この娘も成長したものだ。
大トロ、鱧など適当に握ってもらい、エルさんもオカブもお腹いっぱい。
帰りもバス。バスの中でも話の続きが尽きなかった。

教員の娘と歩ける夜の秋   素閑 


日曜の午後

2016-07-31 16:03:31 | 日記・エッセイ・コラム

日曜である。
もちろん教会へ行った。
しかし最近、この日曜→教会というのが苦痛である。
教会が大きな問題を抱え、内部が内紛状態にあることもある。
どうも自分の「信仰」というものが頼りない、確固としたものではないということもある。
こんなことなら教会に復帰などしなければよかった。
そんなわけで、教会が引けて、日曜の午後、三茶の『きゃんどる』にかーたんとランチに行く。
Aセット、コーヒー、サラダ付き1,000円。
それにレーベンブロイ、ジョッキで830円。
美味いには美味いが、なんとも楽しめない苦々しい昼食だった。

繁華街路地裏にこもる暑さかな   素閑

 


エルさんのご苦労さん会でお山のすぎの子へ行ってきた。

2016-07-30 23:37:42 | 日記・エッセイ・コラム

エルさんの一学期が終わった。(教師としてである)
しかし、20日を過ぎても個人面談やプール指導など外せない職務が7月中は溜まっている。
そこで土曜日、エルさんの日頃の精励を労うために、エルさんとかーたんとばーたんとで三茶の『お山のすぎの子』へ行ってきた。
このお店はエルさんが学生時代にバイトをしていて、社会人の基本を叩き込まれた所。
エルさんも久しぶりで懐かしそうだ。
マスターや女将さんやチーフと挨拶を交わし、近況などを話すエルさん。
この子も成長したものだ。
ビールから始まって皆で飲みかつ食う。
満足満足。
とにかく学期中は寝る間もなく土日もなく頑張ってきたエルさんだ。
なんとか慰労してやりたい。
ところが「どうですか?娘からご馳走される気分は」というマスターからの一言でエルさんから奢られる羽目に。
まあ、これも良い経験だ。

ビール飲み娘と思いのたけ語り   素閑 


誕生日

2016-05-06 22:49:38 | 日記・エッセイ・コラム

今日、5月6日はオカブのうん十ウン回目の誕生日だ。
昼間はかーたんと三茶に出かけるなどして、普通に過ごした。
夕飯に、オカブのリクエストで、毎年恒例の青豆ごはん、鯵の塩焼き、若竹の誕生日メニューをかーたんが作ってくれた。
思えば、この献立の夕食をこれまで何年食べてきただろう。
想いにふけるとともに空恐ろしい気もする。
夕飯後、エルさんから誕生日プレゼントに、越後の純米酒をもらった。
かーたんからはパジャマをもらった。
この歳になっても誕生日を祝ってもらえるというのは幸せな事か?

空高くわれ生まれたる皐月かな   素閑 


西原悟氏家でホーム・パーティー

2016-01-27 09:02:09 | 日記・エッセイ・コラム

先日、コンサート・ライヴにお邪魔した、西原悟氏と奥様と意気投合し、コンサートの後、午前1時まで飲み明かし、それでも話が尽きないので、その続きをやろうと話し合っていたのだが、火曜日が空いているとのことで、それなら我が家も都合が良い。
先日、ご馳走になったので、今回は我が家のほうから、食べ物、飲み物持参。我が家から歩いて5分ほどの西原家にお邪魔する。
シュニッツェル、サーモンのマリネ、ジャーマンポテト、オーストリアワインのセクト、グリューナーの白、ビールなど。
西原悟氏は、キーボード、マンドリン、ギター、アコーディオンなどを操るプレイヤーで、なおかつ自身で作曲・編曲をやられるマルチタレント。
NHKの素人のど自慢でピアノの奏者をしているのを視聴した読者の方はおられるかもしれないが、実は彼、本番の前日は、出場者のレパートリーのスコアを書くので、毎回、徹夜なのだそうな。
ご夫婦ともども、我が家と同じにクリスチャンなので、専ら、そちらの話題で盛り上がる。しかし、酒の席で信仰の話をすると、生臭い方向に行くのはご愛嬌。
ビールを空けて、ワインを空けて、それでも足りなくて、西原家から、バーボンとスコッチを提供していただいてそれも空けて、また夜明けまで盛り上がった。
またやりましょう。

虎落笛後を追われて闇の路  素閑

 


 


朝ビール

2016-01-11 09:00:13 | 日記・エッセイ・コラム

久しぶりの三連休(除正月休み)
最終日にはだらだらし倒そうと思う。
そこで思いついた素敵なプラン。即ち朝ビール。
空きっ腹の朝食も何も食べていないところで、ビールをキューっと行く。もちろん一杯である。(500ml缶一缶)二缶行きたかったが、ちょうどかーたんがキッチンに降りてきて、さすがにそれは叶わなかった。
しかし、朝酒は美味いものである。
ヨーロッパの四つ星以上のホテルに泊まると、朝食にシャンパーニュかスパークリングワインが付くことが多い。
これをソーセージやハムやチーズやオムレツを肴に二・三杯やるのが海外旅行の一つの楽しみである。
また、早朝のパリのカフェの立ち飲みのコントワールで通勤の労働者の群れに交じって「ルージュ!」と注文して、赤葡萄酒を一杯キューっとやるのもなかなかおつなものだ。
しかし、ビールはフランスのカフェで飲むのが一番好きだ。 
確かに、ミュンヘンやプラハのビア・ホールでワイワイやりながらクリューゲルでビールを飲むのも楽しいが、これは仲間との会話や交際が主体になり、ビールは脇役となってしまう。
カフェのテラスに一人座って「アン・ドゥミ・スゥイルヴープレ」と一杯のピルスナーに入念に注がれたプレッションを沈思黙考しながら、ビールの味に集中して飲むのが最もビールに対して正当な扱いだと思う。ときどき街の人どおりに目をやって佳人の通り過ぎるのを目で追う。そしてまたビールを一口飲む。これほど美味いビールの飲み方があろうか?
しかし、フランスはビールの本場ではないのでビールの銘柄としては『クローノンブール』くらいしかない。しかもこれが馬の小便のように不味い。カフェで出すのは大抵、オランダの『ハイネッケン』だ。ビア・カフェのようなものもないから、多種の銘柄から、色々飲んでみるということもできない。
しかしオカブはそれでもパリで飲むビールが好きだ。
今日は遊びの予定がない。中間決算の会計処理をしなければならないのと、明日税務署に提出する、源泉徴収の書類を作成する仕事が残っている。ビールのあとは世知辛い日常である。

成人の日娘と疎くなりつあり   素閑