そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

中(ちゅう)ちゃんを保護する決意

2024-03-04 20:02:27 | 不妊手術・TNR
元々は耳カットされていた猫が自宅に来て
その子だけにご飯をあげていたHさん。

その後、新たに2匹やって来ました。
やってきた2匹のうち1匹は耳カットありでした。

耳カットのない子を手術してくださいましたが

大・中・小と呼んでいたのですが
最近、大ちゃん♂が姿を見せなくなったそうです。

中ちゃんだけがHさん宅でご飯をもらっていたのですが
ここに新たに別の猫が来て、中ちゃんはご飯を食べれたり食べれなかったり。


怖い雄猫がいないと安心してご飯を食べている中ちゃんです

そこで、ご家族で話し合って中ちゃんを室内に入れて
飼うことを決心されたようです。

保護するにあたっては、うまく捕まえないと怪我をしたり
中ちゃん自身にも怖い思いをさせてしまいますから
気を付けてほしいことなど、担当スタッフさんに送っておきました。

家に入れてもらえるなら、こんなにいいことはありません。
ある日突然いなくなる、ということはありませんし
何かあれば獣医さんを受診すればいいのですから
中ちゃんにとっては本当にいい流れです。

気をつけて保護してくださるといいのですが・・・。

そして、そして
もし余裕があるのなら、中ちゃんのフードを横取りしていた猫も
たぶん雄だと思いますが、去勢手術をしてもらえたらと思います。

もしかしたら、去勢手術の後
いなくなったと思っていた大ちゃんが、
ふらっと帰ってきてくれるかもしれません。

強い男の子が来ると、どうしても地域の均衡が崩れることになります。
それで喧嘩などすると、病気をうつされてしまったり
噛み傷が化膿したり悪化して、命を落とすこともあるのです。

それが自然なので仕方ないことで、彼ら(猫)のせいではありません。

猫の手術をするメリットに
行動学的なことが掲げられています。

喧嘩をしなくなったり、激しい鳴き声を出さなくなったりします。
スプレーをしないとか、
遠くまで行って自分のテリトリーを広げたりしなくなります。

繁殖制限することをまず第一で考えていますが
それ以外にも、大切なことがたくさんあります。
だから、女の子だけではなく男の子も
野良猫たちの手術を考えてもらいたいと思うのです。

中ちゃん、無事にお家に入れてもらえたら
きっと担当してるスタッフさんから報告が来ますね。
すんなりいくかはわかりませんが
アドバイスのきちっとできるスタッフさんが寄り添ってくれてます。

最近、野良猫だった子たちを自宅に入れたいと頑張る方が
めちゃめちゃ増えている気がします。
テレビの影響なのかな(テレビ見ないのでわからないですが)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温かさの中の看取り

2024-03-04 17:14:56 | そらまめのひとりごと
友人のところで、今日高齢の猫が亡くなり
用事があってお邪魔することになっていた予定を
急遽、取りやめにしました。
その猫さんの葬儀があり、時間的にバタバタしてしまいそうでしたから。

たぶん、先日うかがったときだいぶ痩せて心配だと言っていた子がいて
その子だろうなぁと思います。

亡くなった話とかを聞くと、普通は暗いイメージになりがちです。
でも、きっと最期の最期まで全力でお世話して、手をつくしてもらって
還っていけたことがわかるので・・・。
むしろ、どうしてだか温かい気持ちになっています。

人と猫がしっかり向き合って、人間もやれることをやり
猫の方もその生涯をまっとうしたとなれば
むしろがんばったことへの称賛しかありません。

お世話してきた友人は淋しいと思いますが、それでも
逝ってしまった猫たちの魂は平和そのものだと思います。

心穏やかとは言えない猫たちの末路を、たくさん見てきましたから
友人のところでの死は、わたしにはある意味
神々しく思えたりもします。

見送り方はそれぞれですが、できることなら
温かい気持ちになれるような、そんな看取り方をしてもらえたらと
譲渡するときいつも思います。

この人パワフルですごい!
そう思える人が身近にいて、
わたしはものすごく刺激をもらえているのです。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする