そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

浜名湖SA~奇跡の生還 おかえりコタロー君

2008-09-19 02:01:05 | 浜名湖SA迷子猫コタロー

ことのはじまりは8月27日、浜松市迷い犬猫情報の
ネコの手ことミルクさんからSOSの
相談の電話をもらったところからでした

『茨城県の方が途中休憩に寄った浜名湖SAで、
飼い猫のコタロー君を逃がしてしまったので探しているけど・・・
何かいい方法かアドバイスをもらえないだろうか』
そんな内容でした
すでにこの時点で行方不明になって10日が経過していました

すでにミルクさんもYukarinnさんと一緒に現地に赴き
写真撮影やら猫探しやらはひととおり済ませていましたが
あまりの現場の広さに彼女も途方にくれていたようです

『陸上自衛隊でも呼びたいくらい』という彼女の言葉が
まさにピッタリだと思いました

とりあえず、不特定多数の方に知ってもらって目撃情報を得て
何らかの手がかりをつかもうと考えました
ブログ掲載依頼を呼びかけるので情報を送ってもらうことに・・・

ところが、病気でそらまめ倒れて役立たずになってしまいました
入院中のわたしに代わってこの事例を引き受けてもらえそうなのは・・・
いたいた~
アジママさんとラッピーママさんにお願いして
みなさんに呼びかけてもらいました
自分のブログに載せてくださった方、実際現場に行ってくださった方
大勢いらしたんですね
退院して、みなさんのコメントなどを読んで感激してしまいました
入院中もミルクさん、アジママさんといろいろやりとりをしていました
動けない自分がもどかしかったです


退院しても、5分粥くらいしか食べられず安静を条件とされていましたが
やはり、行くっきゃない!
そう覚悟して9月15日の夕方、2時間ほど探し回りました
でもって・・・・やたらとなつっこくて愛らしい
こ~んな黒い子猫のお土産をお持ち帰りです


里親様募集中です・どうぞよろしくお願いします
浜ちゃん//2ヶ月半//オス

その間も、コタロー君の飼い主さんとは
いろいろなやりとりのメールを交換していました

毎晩毎晩、コタロー君の夢を見ること
どんなに安易だったか、後悔してもしきれないこと
コタロー君が小さいときから自分の支えになっていたこと
こうしたメールのやりとりだけが、自分とコタロー君の架け橋に
なっていること

誰に何をどう言われても・・・コタロー君に会いたい・・・
あきらめられない・・・


アジママさんにメールを転送し、状況を伝えました

『そらまめさん、コタローまだ生きてると思いますか?』

『うん、生きてると思う・・・だって生きているとしか感じない
 探せる気がする』

なぜだか、コタロー君に会える気がすごくしていました



アジママさんが
『最後に、本当にこれを最後にしますけど、探しに行きます』
そう、メールをくれました

アジママさんは探してる間、携帯で実況報告などしながら、
また夜の浜名湖SAの写メールも送ってくれていました

そのときです
飼い主さんから、メールが届きました
でもって、夢にコタローが出てくるけど
湖に続く小道から鳴きながら現れる
と書いてありました

夢知らせです
これは、本当に馬鹿にしたものではないのです
黄泉の国を行ったり来たりできる猫が
まさに飼い主の枕辺に現れての訴えです

すぐにアジママさんにそのことを告げて見に行ってもらいました


ほどなく・・・・コタローくんと思われる猫を保護したと
驚きの奇跡の知らせがありました
そのときの様子はアジママさんのブログで紹介されています



痩せてガリガリになっていましたが・・・
1ヶ月がんばったコタロー君だと、夜飼い主さんから
うれしい確認のお電話が入りました

電話口で・・・泣いておられました
ありがとうを繰り返しながら、早く会いたいと・・・



もうすぐ感動のご対面です
島村先生のところで
うるさいほど鳴いてるらしく
わたしが行ったら甘えながらも、保護して初の
ウ○チをしてくれました←(ったくもう

信じるものは救われる?
本当に、会いたいと願った飼い主さんとコタロー君
そして、アジママさんの想いに脱帽です

本当にうれしいうれしい結果となりました
ご協力下さいました皆様
心より御礼申し上げます
コメント (14)
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