ミミ君、お疲れ様～そしてありがとう

先日、残された時間というタイトルでブログアップし
紹介したばかりのミミ君

７月２６日未明
天に昇っていった

覚悟はしていたけれど、いざ連絡をもらってみると
なんとも淋しい気持ちでこみ上げるものがあった

ただ、ミミ君はこの数日で
お世話になった人には最期のお別れなるものを済ませ
（２日前はわたしの前でミルクとプリンを
　おいしそうに食べてみせてくれた）

現在看護してくださってる方にさえ
死に目も見せない潔い引き際だった

不思議な話で、その方は
毎晩ミミ君のために真夜中の３時に目覚ましをかけて
様子を確認していたという

ところが、ゆうべは目が覚めたのが４時半だった
目覚ましは？

絶対鳴っていないし止めてない
かけ忘れてもいないとのこと

すでにミミ君は逝ってしまった後だった

周囲が考えるには

『もう充分だよ、起きなくていいから』

ミミ君が、多分そういう粋なはからいを
置き土産にしたのではないのかと

うんうん
納得だよ
ミミ君ならそうするかもしれない
わたしも本気でそう思えてしまう

なんだかわからないけれど
【徳のある猫】だったと思うから・・・

おばあちゃんがいない留守に家から追い出され、
その後どうしてだか関わった誰しもがほっておけなくなってしまった

ミミ君の持つパワーを感じ取っていたんだよね


今頃きっと、大好きなおばあちゃんの腕の中
これからは離れ離れになることもない世界だね

逢いたい人に・・・やっと逢えたね

ミミ君、お疲れ様
そして、ほんとにありがとう

君のおかげでたくさん考えさせられたし、たくさん学んだよ




保護した頃の、愛くるしい写真
みんなに見てもらうから・・・
年寄り猫なんて言わせないぞって
ミミ君の声が聞こえてきそうだよ


ミミ君にご寄付を下さったり介護してくださったり、
応援して下さった多くのみなさまに心より御礼申し上げます