そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

生い立ちを知って愛おしさが増す

2024-09-22 21:16:23 | 会からのお知らせ
今日、譲渡会場で正式なお手続きをさせてもらった里親さんたちが
何組かいらっしゃいました。

小さなときのお写真や動画を担当者さん経由で送ってもらっていたり
これから送るお約束をします。

みなさんのところに現在いる猫たちは、
【誰それさん宅の何ちゃん】というように、幸せなお家猫としての未来が
約束されました。

家猫になれる確率がどれほどなのかは、正直わかりません。
数字にしたら、まだまだ低いんだろうと思います。

でも、保護した時のことならわかります。
行政に殺処分でいいと持ち込まれて、それこそその日が命日でも
おかしくない子もいます。
へその緒がついていたり、風邪で目がふさがっていたり・・・。

助けてあげたいと、捕獲の現場に出向いても
そこにいた兄弟猫すべてをうまく保護できず
明暗を分けることもあります。
連れて帰っても、命の灯が消えてしまうこともあります。

ママがたっぷりのおっぱいを飲ませていたかどうかとか
やせ衰えて必死で育児をしていたとか
警戒心MAXのママ猫の子猫に苦戦するとか

保護した場所があり得ないほど汚かったり
ノミダニがたくさんいる場所だったり
雨をしのぐ場所もないとか

ひとつひとつ、個々に違っています。

だからこそ、何とか佳き縁を手繰り寄せたいと必死で家猫修行をして、
譲渡会に参加できるところまでがんばろうと
わたしたちも必死になっているわけです。

その想いを、簡単ですがお話しさせていただいたりします。

断崖絶壁でその子がつかんだ小さな幸運の端っこの先には
『お~し、まかせといて』って上に引き上げて下さる
力強い里親さんたちがいてほしいと思います。

小さな手を離すことなく、かつ皆さん自身も
その子たちから幸せをもらって
生きるエネルギーに変えてほしいと思うのです。

生い立ちを知り、より愛おしさが増すと言ってくださったり
他の生きられなかった兄弟の分も大事にしますを言葉にしていただくと
あったかい空気が流れ込んできます。

わたしたちは、送り出したらその子たちに直接関わることはありませんが
今度は里親さんたちを通して
可愛い子供たちの未来を知ることができます。

後は、どうかどうかどの子も、迎えてくれたみなさんも
幸せであってほしいと願うのみです。

譲渡会でいろんな方とお話しする機会をもらうたびに
そんなことをお伝えしてるわたしです。

そして、今日もたくさんの支援物資を持って
会場にいらしてくださった里親さんたち。
卒業しても、会の子供たちのこと
考えて下さって本当にありがとうございます。

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ブランくん☆またね

2024-09-22 14:00:00 | 天に還った猫たち犬たち
ブランくんは2016年の3月生まれ
きれいな白い雄猫くんです。

生後2か月の、まだ小さな子猫のうちに譲渡しました。
以来、大切にたくさんの愛情をかけて育てていただいていました。

3年ほどして弟分のマロンくんが加わりましたが
お世話もよくするできたお兄ちゃん猫でした。





そのブランくん・・・・突然の悲しいお知らせが届きました。
今年の9月10日
天に還っていったそうです。
8歳のまだまだ若いブランくん
里親さんご夫妻もその悲しみから抜け出せないでいる中
お知らせくださいました。



ひと月ほど前から、おしっこの粗相が目立つようになり
ご近所の信頼できる獣医さんに相談に行ったところ
猫エイズキャリアだということが判明。

その後7キロあった身体が、
みるみるうちに痩せて急変してしまったそうです。



猫エイズキャリアは発症が防げれば、通常の猫と変わらずに
天寿をまっとうすることができるもので、病気ではありません。
ただし、今回は何らかの負荷がかかり発症してしまったんだと思われます。

8年間、丈夫で元気だっただけに・・・・。
衝撃が大きく受け止めがたい悲しさの中
それでもと、力を振り絞ってのご報告でした。

ただ、ただきれいで可愛いイケメンのブランくんの姿を
思い出すばかりで・・・。



送ってくださったお写真のどれを見ても
まさかこんなに急にと思われるのも無理からぬ話だと・・・。



里親さんは、具合のよくない猫たちに遭遇すると
ほっておけない性格で、何度かそういう猫たちを助けてきました。

暮らす会を通して譲渡をかけた子もいました。
病院の先生に、その後のことを託さないといけない症状の子もいました。
その場でうずくまってる猫たちを
黙って見過ごすことができないんだと思います。

ブランくんと知り合って、余計にその気持ちが強くなったのかもしれません。
ブランくんも幸せ生活を満喫していましたが、
たくさんの癒しを里親さんご夫婦に送っていたんだろうと思います。



ブランくん
少し休んだら、また戻っておいでよ
きっとまたきみのこと、見つけてくれると思うから・・・。


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夏野菜バージョン その他

2024-09-21 23:01:25 | 料理・食べ物・お店

オクラの煮びたし

ケールのサラダ


これは普通のクリームパスタ


卵とポテトと紫玉ねぎのサラダ

 
紫玉ねぎとベーコンとつる紫のたっぷりとろけるチーズかけ


無臭ニンニク(かなり大玉)もたくさんいただきました
普通に炒めてもおいしかったですが、豆腐も入れて
栄養満点に。

無臭ニンニクとパプリカのクリームパスタ


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夏野菜料理 トマトバージョン

2024-09-21 22:51:44 | 料理・食べ物・お店
トマトソースバージョンですね
作り置きしたトマトソースがベースなので、
あまり見た目が変わり映えしてないですが、
ふんだんにトマトを使っているので
味はとっても美味しいんです。


トマトパスタ

白身魚のトマトソースかけ

鳥もも肉のトマトソースかけ

煮込んでシチュー風

丸ごとトマトの酢漬けとバジル風味のポテトサラダ


酢づけだけで盛り付けると可愛くなります
玉ねぎのみじん切り帽子をかぶせてみました

スライスしたトマトにオリーブオイルと塩をかけました
生ハムも添えて

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夏野菜で作る料理 バジルバージョン

2024-09-21 22:47:16 | 料理・食べ物・お店
ピザにたっぷりのバジルと生ハム乗せてます

ジェノベーゼ


カルパッチョなんだけどバジルたくさんで

じゃがいもをバジルソースで炒めてみました。

バジルは、やっぱりソースにして冷凍してしまうと
その後使った時に鮮やかな緑が落ちてしまいます。
風味はわりと残っているので、いただく分には美味しいままですが
こうして写真に載せると色合いが残念。


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夏野菜で作る料理 かぼちゃバージョン

2024-09-21 22:42:32 | 料理・食べ物・お店
定番のかぼちゃのスープ

おなじみのかぼちゃとトマトのサラダ

かぼちゃは付け合わせになってますが、白身魚のバジルソースかけ
夏野菜を添えて・・・みたいな感じかな


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夏野菜で作る料理  空心菜とつる紫バージョン

2024-09-21 22:33:57 | 料理・食べ物・お店
空心菜のかきあげ
かぼちゃ
のり
ししとう


つる紫とかぼちゃのぶた肉炒め

空心菜のカレー

空心菜と紫玉ねぎの豚肉炒め

空心菜のかき揚げがこんなに美味しいとは・・・。
空心菜のカレーもかなりいけます♪

茹でたつる紫とシラス
お酒の肴って感じですが、シンプルで最高です


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周囲に感謝して

2024-09-20 00:24:36 | そらまめのひとりごと
どういうことかと自分でもびっくりですが
本当にみなさんにいろんな物をいただきます。

いただき物と言うのは、あくまで個人的な物で
猫の寄付の品物とは別の物のお話しです。

野菜とかお庭で採れた果物とか・・・。
スタッフさんのご主人が、お野菜を作って出荷してるのですが
売れ残ったり、形がふぞろいだと畑に捨てるだけだとかって・・・。

もちろん出荷できる野菜も結構いただいたりします。
ちょっとわけあり野菜がたくさん回ってきたときが
腕の見せ所です。

おかげで、今年の夏は超がたくさんつくほど贅沢な料理を
大胆に作ることができました。
トマトとか、追熟させれば問題ないですから
大量にトマトソースにして、いろんな料理に使いました。

空心菜は、かきあげとかカレーに使ってみました。
身体にいいというつる紫や紫玉ねぎもダイナミックに使いました。
つる紫は豚肉と相性が良くて、玉ねぎは大きくカットして
ベーコンと合わせて上にたっぷりのチーズをかけていただきました。

かぼちゃはスープにしたりサラダにしました。

バジルも大好きな野菜で、大量にバジルソースを作り置きして
パスタや魚料理でいただいています。

昨日は、しらすをいただきました。

冬場は柑橘系の果物をいただきますが、ユズは皮を細かくカットして
冷凍保存し、お漬物などに混ぜてずいぶん先まで使っています。
もちろん身の部分はすべてジャムに変身です。
レモンもジャムに、金柑は甘露煮にして瓶詰めして
おやつタイムを楽しんでいます。

他にも肌に合わないからと化粧品をいただきます。
合わないものがないわたしは、ず~っと後輩や娘や友人たちの、
ちょっと買って合わなくなった、いわばお下がりで暮らしています。

髪の毛は、最近はヘアマニキュアをしていますが
白髪染めというものをしたことがなく
あまり困ったことにもならず、悩んだこともなく平和に過ごしています。

性格的に、無駄にすることが大嫌いです。
またいただき物が大量だと、ず~っとずっと
そのお野菜たちのことが頭から離れません。←あほや
どうしたらいいのか考えて過ごすのが好きです。

昔はめんどくさいと思ったりもしましたが、
今は・・・・恋ですね。
ずっと考えてると惚れちゃいます。
すると向こうも寄ってくるというか、頭の中に美味しくなるアイデアを
ポンと思いつかせてくれたりします。

そして、できた料理が絶対的に美味しいので←自画自賛
お家ごはんがますます好きです。

ほぼ自己満足の話なんですが、日々満足して生活できるのって
素敵なことだと思っています。

同じように、いっしょに暮らすと猫たちもみんな可愛くて
みんなわたしが大好きかもって、思えちゃったりします。
この猫に関しての発言は、私だけではなくうちの預かりスタッフさんは
みんなそういうところがあります。

まあ、だからですかね
本当に、どの子もみんな個性的で愛くるしくって、いい子ばかりです。

親ばか発言全開ですねw

でも親ばか猫ばかって、悪いことじゃないと思ってるんですよね
人間でも猫でも、こっちの気持ち次第で
いくらでもいい子になっちゃう気がします。







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ポンくん☆またね

2024-09-18 22:21:50 | 天に還った猫たち犬たち
9月に入ってすぐの譲渡会場に、1組の里親さんが来場してくれました。
新しい家族を探して・・・とのことでしたが
なんと2匹目に譲渡したポン君が、実はもういないという
悲しい事実を伺いました。

1匹目のクッキー君は2020年の8月に譲渡しました。
大変元気に過ごしているそうです。
クッキー君の譲渡から4か月後の12月にお家に迎えてもらったポン君、



今年の7月23日に旅立ってしまったんだそうです。
まだ4歳でした。



白血病とわかって約3年間通院し
抗がん剤も使用しての闘病生活。



ご家族も、ポンくんも、ずいぶんがんばってくださっていたことを知り
また、若くしてお別れをしなければならなかった胸中を思うと
胸がいっぱいで、気の利いた言葉が浮かびません。



甘えん坊で、ご家族にもお兄ちゃんのクッキー君にも
くっついて離れない子だったそうです。



いただいた生前のお写真から、ご家族みんなに愛されて幸せだったことが
わかりました。



病気がわかってからも、受け入れてよくしてくださって
こんなにありがたいことはありません。
また、逝ってしまう1か月くらい前までは、普通に暮らして
いつもどおりの生活を送れていたことも教えていただきました。



元々、野良猫に餌をあげていて手術をしなかったせいで
子どもを産み繁殖してしまった地域で保護された子でした。
冬の足音が聞こえる中、子猫たち4匹を外のケージに入れて
お世話をしていました。

室内には入れない、真冬もそこでお世話をするというので
猫と暮らす会で引き取りを決めました。

その中の1匹ですが、ポン君の運命は大きく変わりましたね。
間もなくクリスマスというときに、新しい家族ができ
あたたかいお家に迎えてもらって、楽しく暮らせました。



大切に慈しんでくださったことに心から感謝し
がんばったポン君にも大きな大きな花丸を送ろうと思います。



ポン君、またね
またクッキー兄ちゃんや優しい家族のところに戻っておいでよ


こちらは1匹になって、なんだか物足りない日々を過ごしている
クッキー兄ちゃんです。

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ヤッシー君☆極楽浄土に行く

2024-09-18 06:51:32 | 天に還った猫たち犬たち
8月23日
八代君=ヤッシー君が旅立っていきました。



ヤッシー君と言えば3月に自宅から脱走し、26日かけて
四方八方探しまくり、みかん畑で捕獲器に入りました。

にくめない表情、アニメから抜け出したような雰囲気の子でした。



ヤッシー君を譲渡したとき、里親さんは諸事情を抱え
とても苦しい時を過ごされていました。
どれほど、ヤッシー君に励まされ、癒され、
日々の活力をもらってきたことか・・・。

残念ながら貧血がひどく、その数値がなかなか改善されず・・・。
ですが、最期の最期まで本当によくがんばってくれました。

里親さんを励まし、新しく来た弟分のクッシーを可愛がり



新居に一緒にお引越しし
9歳のお誕生日をその新居で迎え・・・。

すべて、自分のためじゃなくて
自分を大切に思ってくれた里親さんの希望を
かなえて向こうにいったんだと思います。

どん底の気持ちから、新しくやり直すエネルギーを
ヤッシー君は与え続けてくれた気がします。

頼もしいお父さんであり、優しい恋人であり
可愛い息子であり・・・。
すべての役割をこなし、もう一度立ち直る里親さんをしっかりと見届けて
ヤッシー君のこの世での冒険は終わりました。

ヤッシー君の里親さんは大変きっぷのいい潔い女性です。
明るく責任感も強く、でも情に厚い素敵な方です。
一時、曇ってしまった部分は、
ヤッシー君がもう一度修復していってくれましたね。

人と人との関係も大切ですが、なにも人間に限ったものばかりではないと
わたし自身常々感じています。
ヤッシー君と里親さんの関係も、種を超え
深い深いものがあったと思います。



これからは、大事な人と大事な弟分を
目には見えずともどこからか、ずっと守ってあげてほしいと思います。


兄貴の分も長生きするよ~ byクッシー

いただいたお葉書に、ヤッシー君からのコメントがありました。



ヤッシー君らしくて、悲しいけどついつい笑ってしまいました。
忘れないよ、きみのこと。



火葬されたヤッシー君は、新居のお庭に埋めるそうです。
このガーデンオブジェ
ヤッシー君の目印だそうです。


*実はヤッシー君はエイズキャリアでした。
エイズキャリアは病気ではありませんが、嫌がる方はまだまだいます。
性格が良く穏やかなら、多頭飼育にすることもできます。

そういうことを踏まえた上で、それでもヤッシー君を選んでくれました。
その後、クッシー君も迎えてくれました。

どう考えるのかはその人次第ですが
エイズキャリアに限らず、よくわからないまま怖がることのないように
みなさんが正しく理解してくれることが望ましいと思っています。

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手塩にかける

2024-09-16 08:44:55 | そらまめのひとりごと
昨日、トライアルが決まった子猫たち。
みんなそれぞれがんばって新しいお家になじんでほしいと送り出します。

猫と暮らす会では、預かりスタッフさんとお届けに行くスタッフさんが
違うことがしばしばです。
1週間のフォロー、アドバイスをまったく別のスタッフさんがすることも
あります。

昨日、まさに今から出発だと決まった子とお別れする
スタッフさんがいました。
ケージの前で、がんばってと声をかけてるうちに
あれれ~?
もう、涙が止まらなくなっちゃいました。

今までも、何匹も自分のところから送り出しているはずなんですが
思い入れひとしおです。
会にたどり着いたときから、ずっとずっとひとりでお世話してきて
他のスタッフさんとリレーしてる子じゃないからかもしれません。

3匹でたどり着いて、他の2匹はトントンと決まりましたが
この子だけ残っていました。
あと数日で手術の予定まで入っていました。

他の兄弟たちが決まっていく中、お残り組でしたし
それでも超性格が良くて、参加する譲渡会場では、毎回へそ天で
爆睡して転がってるほどの大物ぶりでした。

懐かしい思い出もたくさんになったと思います。
がんばっていい子に育てるぞって、いろんな芸も仕込んで
楽しんでいました。

お別れは淋しいですね。
でも、このお別れはこの子が先々幸せになるためのものです。
自分の元を卒業しても、次のステージで
どんな暮らしが待ち受けているかはかり知れません。

こんなにいい子なら、迎えてもらった場所で
必ずいい味出して、みんなを幸せに導いてくれるはずです。
それこそが、猫と暮らす会の卒業生としての何よりの使命でもあります。

号泣状態に入ったスタッフさんのそばで、
寄り添って慰めてた別のスタッフさん
こちらもずいぶん苦労して大きくした子を送り出す立場でしたが
もらい泣きなのか、お別れが急に寂しくなったのか涙目でした。

どれほどの想いで、スタッフさんたちが預けた子猫たちの
お世話をしてくれていることか・・・。

優しいだけでも、ただかわいそうだけでもなく
何かを日々育てるということは、根底にあるのは絶対的な強さだと
わたし自身思っています。
強くて優しく、そして途中で放り出すことのない信念
誰でもできることではないと思っています。

家族の協力や他のスタッフさんを頼る強さ
(誰かを頼れる人は強い人だと思いますから)
飼育する上でスキルアップも当然必要です。

ただ、いつまでも泣いてたせいで、ちょっとわたしに
こらこら笑と言われちゃいましたが・・・。
心の中で、すごくいい子に育ててくれてありがとうねと
つぶやいていました。

手塩にかけるって・・・この言葉が妙に沁みた気がします。

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リンリンちゃん☆またね

2024-09-16 07:56:25 | 探しています/保護しています
大変残念なお知らせです。
9月14日
リンリンちゃんは亡くなっているところを発見されたそうです。
見つけてくださった方がいてご連絡がきたそうです。
元気な姿で戻ってきてほしかったのですが・・・。

飼い主さんの手で弔ってもらえるのは、
リンリンちゃんにとってよかったことだし
やはり帰りたかったんだと思います。

リンリンちゃんの魂がどうか安らかでありますように。

探してくださったり、拡散して下さった方々に
この場をお借りして御礼申し上げます。

**********************************************************

リンリンちゃんを探しています

大平台3丁目の自宅から脱走してしまいました。

飼い主さんは、この悪天候もあり
とても心配されています。




保護猫だったリンリンちゃんは
お家にきたときから片目だったそうです。

10歳の女の子

家族以外には警戒すると思われます。

首輪はしていません。

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ころん☆またね

2024-09-13 16:07:14 | 天に還った猫たち犬たち
9月9日月曜日
怒涛の仔猫ラッシュの幕開けでした。

行政にも殺処分ありきで持ち込まれた産まれたての仔猫が
何匹もやってきたようです。

その中のいちばん小さな1匹。へその緒付きのキジ白の男の子。
猫と暮らす会の子として迎え入れたのですが
すでに持ち込まれた時点で、残された時間が短いことはわかっていました。

それでも、誰にも看取られることもなく
お名前もないままよりも、
あたたかい優しい声で呼びかけてくれる場所がいいに決まっています。

ミルク飲みのベテランスタッフさんに受け入れをお願いして
また、別のスタッフさんも時間を作ってくれました。
連携して、様子を見てくれました。



午後一番で会の子になり、お名前を【ころん】とつけてもらいましたが
夕方16:30に眠ったまま・・・還っていきました。



9月7日に胎盤付きで発見されて、聞いた話では、もう1匹仔猫がいて
すぐに亡くなっていました。
兄弟そろって、おんなじ舟に乗れたと思います。

生まれてきたのなら大きくしてあげたかったですが
それもかなわない状態。

兄弟揃って戻っておいでよ
またいつかね。



スタッフさんが翌日きれいなお花をたむけ
お見送りしてくれました。

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7月18日保護の2匹の子猫

2024-09-13 15:29:45 | レスキュー
7月18日、相談のメールをいただきました。

生後1週間の子猫が家の前に2匹いて
ドアを開けると入ってくるし追いかけてきます。



ミルクだけあげて外に出しました・・・・。



という内容です。

生後1週間?では歩いたり追いかけたりはできません。
いったいどのくらいの大きさか定かではなく
ひとまず会のスタッフさんが対応してくれました。

会員登録していただけるとのこと
また初期費用などは出してくださるそうなので
さっそく引き取りに行ってもらいました。



体重はわずか213グラムと218グラム。
子猫ですが、栄養不良のようです。
実際は生後2~3週間といったところだと思います。

自宅でどうしても飼えない諸事情があり、ご主人もかなり猫に関しては
シビアな発言をされるとのこと。

ほっておけば間違いなく死んでしまうと思われますから
奥様はかなり焦っていたようです。

近くにボロボロの首輪をした猫が現れるようになり
その子の子ではないかと話していたそうです。
首輪付きとなれば、誰かの飼い猫です。

中外自由に飼っているお家があって、避妊手術をしていないのかも
しれませんが・・・・。
よそで繁殖をしてしまうと迷惑な話です。
今年4月からは条例で、飼い猫は室内のみで飼うことがうたわれています。

そういうことを知らない人がまだまだ大勢いるのだろうと思います。

このときの小さな子猫たちは、現在順調に育って
里親さんを募集中です。
人に慣れ、遊ぶの大好き、甘えるのが大好きな子に育っています。

みじめな最期を迎えることなく過ごせているのも
この子たちの足長さんになると決めた相談者さんのおかげと
遅い時間にもかかわらず、至急事案と判断して
動いてくれたスタッフさんの行動力の賜物です。

どこでどういう人に関わるかで運命は変わってしまいます。
幸運の子猫たちは、2匹そろって次の譲渡会に参加予定です。

他にもたくさんの可愛い子猫が参加します。
9月15日はペッツマート入野店さんをお借りしての譲渡会です。
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『おかえりなさい』の黒い子猫

2024-09-13 13:24:39 | 天に還った猫たち犬たち
会のスタッフさんに以前猫を譲渡したことのある里親さんから
相談をいただきました。
7月12日のことです。

お隣のお宅から子猫の鳴き声がしていて、だんだん弱くなっていて
何とか助けてあげたいけれどどうしたらいいのかわからなくて
という内容でした。

ママ猫と2匹の子猫がそこにはいたそうですが、3日前から1匹だけになり
ママの姿を見なくなったようです。

野良猫の世界は厳しいものがあり、場所を移動しながら子育てをする母猫は
いちばん育つと思われる子から、運んでいきます。
5匹、6匹産んでも、すべて育たなくても、その中の1匹だけでも
育てきれれば、種は保存されていくわけです。

たぶん2匹のうちの1匹はママが連れていったけれど
残されてしまった子は育たないとか、自分自身の体やおっぱいの出具合などの
はかりにかけられて、置いていかれたんではないかと思います。

不安いっぱいの中で、ママを呼んでいたんですね。
日増しに小さくなる鳴き声。
保護をお願いしました。
捕まえてその後のことは相談に乗るし、育て方のアドバイスもすると
担当スタッフさんが背中を押しました。

里親さん、がんばって下さいました。



翌7月13日に保護できて、受診してくれました。
かなり衰弱していたのですが、これでひと安心だと
ほっとしました・・・。
けれど、思っていた以上にこの黒猫ちゃんは弱っていて
7月15日に天に還っていきました。

何かできることがあったのではと悔いていらっしゃいましたが
こればかりはその子の持って生まれたものです。
わたしたちも、そのお知らせを聞いて
その黒猫ちゃんの魂が安らかでありますように
もしまた、こちらに戻ってきたければ帰っておいでと
心の中で手を合わせました。

それからひと月半ほどして、里親さんから担当スタッフさんが
連絡をいただいたのです。
譲渡会に参加して、新しい猫を迎えたいと。

里親さんが選んでくれたのは、逝ってしまった黒猫ちゃんによく似た
性格のいい可愛い雄の黒猫でした。

『やっぱり黒猫がよくて~』とおっしゃってましたが
もしかしたら、あの日の黒猫ちゃんが
家猫として暮らしたくて、戻って来たのかもしれないと思いました。

ママ猫に置いて行かれ不安だった中、温かくて優しい手が
救ってくれました。
長く生きることはかなわなかったけれど、もう一度戻りたいと
きっと願ったんだろうと思います。

譲渡した黒猫君の身体を通して、瞳を通して、
ときどき自身がかなわなかった夢の続きを味わおうとするのかもしれません。

猫は魔訶不思議な力のある生き物です。
生まれ変わることも、夢枕に立つことも朝飯前な気がします。
信じるかどうかはその人次第。

偶然ではなく必然的に、
こちらのお家に行くことを選んだ気がしてなりません。

おかえりなさい、ですね。
今度こそ、家族の一員としてみんなで末永く暮らしてほしいと思います。

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