9月に入ってすぐの譲渡会場に、1組の里親さんが来場してくれました。
新しい家族を探して・・・とのことでしたが
なんと2匹目に譲渡したポン君が、実はもういないという
悲しい事実を伺いました。
1匹目のクッキー君は2020年の8月に譲渡しました。
大変元気に過ごしているそうです。
クッキー君の譲渡から4か月後の12月にお家に迎えてもらったポン君、
今年の7月23日に旅立ってしまったんだそうです。
まだ4歳でした。
白血病とわかって約3年間通院し
抗がん剤も使用しての闘病生活。
ご家族も、ポンくんも、ずいぶんがんばってくださっていたことを知り
また、若くしてお別れをしなければならなかった胸中を思うと
胸がいっぱいで、気の利いた言葉が浮かびません。
甘えん坊で、ご家族にもお兄ちゃんのクッキー君にも
くっついて離れない子だったそうです。
いただいた生前のお写真から、ご家族みんなに愛されて幸せだったことが
わかりました。
病気がわかってからも、受け入れてよくしてくださって
こんなにありがたいことはありません。
また、逝ってしまう1か月くらい前までは、普通に暮らして
いつもどおりの生活を送れていたことも教えていただきました。
元々、野良猫に餌をあげていて手術をしなかったせいで
子どもを産み繁殖してしまった地域で保護された子でした。
冬の足音が聞こえる中、子猫たち4匹を外のケージに入れて
お世話をしていました。
室内には入れない、真冬もそこでお世話をするというので
猫と暮らす会で引き取りを決めました。
その中の1匹ですが、ポン君の運命は大きく変わりましたね。
間もなくクリスマスというときに、新しい家族ができ
あたたかいお家に迎えてもらって、楽しく暮らせました。
大切に慈しんでくださったことに心から感謝し
がんばったポン君にも大きな大きな花丸を送ろうと思います。
ポン君、またね
またクッキー兄ちゃんや優しい家族のところに戻っておいでよ
こちらは1匹になって、なんだか物足りない日々を過ごしている
クッキー兄ちゃんです。