アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

土曜日の結果

2005-12-24 16:39:07 | 競馬
1R シルクゾディアック 1着
プラス10キロだったが太く見えない。好仕上がり。
まずまずのスタートからちょっと仕掛け気味に前へ。
他に速い馬が3頭いたがそれを行かせて余裕の4番手追走。
行ききれなかったボストンクーラーと並んで道中を進み、
4角でスムーズに前に接近し、本命らしく大外へ持ち出す。
上手く内をすくったボストンクーラーが一旦出たが、余力残しで差しきった。
横綱相撲で着差以上の完勝。順当勝ち。

デイリーよりアンカツコメント
「スムーズに好位を追走できたし、
直線も手応え通り追ってからしっかりと伸びてくれた。
砂をかぶっても問題なかったよ」

まさに力上位で順当の一言。
芝、ダートどちらに進むかは分からないが、昇級してからの戦いも楽しみだ。

5R スリーアトラス 8着
プラス10キロだが、特に問題は感じない。成長だろう。
若干立ち遅れ気味。無理に行かずに6番手を追走。
道中、斜め前のリデレがめちゃくちゃ邪魔な存在に見える。
リデレの内に首だけ出して走っていたが、嫌気がさしたか後退。
4角を中団で回って一瞬だけ伸びてきそうな感じはあったが、
結局最後までまったく伸びず。
結果的に前崩れで位置は正解だったんだけど、それ以前に走る気が欠けていたようだ。
次は巻き返すだろう。

6R ミズリングリーダー 7着
出は普通だけどダッシュがつかず。ちょっと無理して中団に。
速い馬とまったくついていけない馬が真っ二つに分かれる感じで馬群は縦長、
とりあえずついていくことはできたが・・・。
最初から最後まで外を振られっぱなしではどうにもならない。
出走馬中、最もロスの多い競馬になってしまった。
自身は最後までバテたという感じは無い。内枠ならもっと良い勝負になっただろう。
能力が足りない馬ではなさそう。一度使っての変わり身を期待していいと思う。

9R ナスノストローク 2着
叩いて絞れるはずが逆にプラス体重。雄大な馬体だがやはり太めか?
まずまずのスタートから馬なりに中団待機。
流れに綺麗に乗って、道中気分良さそうに走っていた。
豊のフィレンツェの仕掛けに乗って進出、4角で前を射程圏に、
フィレンツェを必死に追いかけるが、その差がやっと詰まってきたところがゴール。
今日の状態、枠としては最善の良い競馬だったと思う。太目が取れたらすぐに勝てるだろう。

10R エンシェントヒル 5着
プラス32キロ。太いとは読んでいたが、それはさすがにどうなんだ?
出は普通だがちょっと煽り気味。まあ後ろからの馬だから関係ない。
後方をゆったりと追走して直線に全てを賭ける体勢。
この状態では外を振っては勝負にならないと判断したのだろう、内に飛び込んでいったが、
ラスト300過ぎに前が完全に壁になって立て直す不利。
そこから外に出て猛然と伸びてくるが5着まで。
結果論だが、馬はそれなりに走れる体勢にあったようで、
いつも通りに大外をぶん回していれば3着はあったと思う。
それにしてもやはり良い馬だな。次は万全の体勢で挑めるだろうから楽しみだ。

11R サクラメガワンダー 1着
まずまずのスタートから控えて中団後ろ。
ポツンと一頭いる体勢になり、気分良さそうに追走。
先頭が1分1秒程度で、メガワンダーが1分2秒ちょっと。
絶妙のペースでレースが進行。外から動く馬がいたがそれには対応せず4角前まで待機。
じわじわとポジションをあげ始めて4角でアドマイヤムーンのすぐ後ろに取り付く。
アドマイヤムーンが前の馬を潰しにかかってからコースを外に向けて始動、
この時の進路取りも絶妙、最高の形でアドマイヤに近寄っていき、ラスト200あたりから追い出し開始。
綺麗に捕まえきったところがゴール。なんとも美しい勝利。まだ余力がありそうだ。
自由自在とはまさにこのこと。反応のよさも瞬発力も持続力も超一級品。
勝ち時計は2.01.9。古馬重賞級に匹敵。
上がりは34.6、このペースと馬場で極限の鬼脚。5戦連続メンバー中No1。
来年のクラシック戦線の最有力馬に躍り出たといって良いだろう。
今日は利用させてもらったがアドマイヤムーンもやはり強く、来年も強敵となりそう。

12R ダンツクインビー 1着
まずまずのスタートから馬なりで中団。
一瞬行きたがったように見えたがすぐに折り合いがついた。
1000万の1200mのペースがあったのだろう、
ぴったりと折り合いがついて4角でもスルスルと上がってきて直線入り口で先頭、
そのまま実にしぶとく頑張りとおして勝ちきった。お見事。
まあ、実績的に1000万でも格上とは言える存在だったわけで、
これをきっかけにOPまで浮上して行って欲しいものだね。

今日も快調。とどまる事を知りません。
素晴らしい騎乗で3勝を積み上げ、どうしても欲しかったラジオたんぱも制圧。
文句なしです。最高。本当にありがとうございます。
明日は今年の中央競馬ラストデー。一発見せてくれたらこれにまさる幸せ無し。
頑張れ、アンカツ!

土曜の騎乗馬と予想

2005-12-23 19:45:27 | 競馬
明日はなんといってもサクラメガワンダー。
来年のクラシックへ向けて、素晴らしいレースを見せてくれると思う。
その前にもあっさりと勝てそうな馬がいるので、
2つ、3つと気持ちよく勝ってくれるんじゃないかと期待している。

1R シルクゾディアック ◎
調教の動きが前走から一変。前走2着から前進あるのみ。
加用師曰く「芝、ダートは問わない」
蓮見助手曰く「芝にも対応したけど、脚さばきが硬いからダートのほうが合う」
どちらにしろ今回のダートに戻ることは問題なし。
ボストンクーラーを行かせて2,3番手をついていけば楽勝まであるだろう。

3R コスモシュクレ ×
集中力を欠くということで、今回からメンコとチークピーシーズを着用。
とりあえず変わる可能性を秘めてはいる。
調教の動きはそれなりに良い馬なので、それを実戦に出せれば。
人気サイドも調教と実戦が結びついてない面々で、いかにも荒れそう。

5R スリーアトラス ◎
1200を2度好走、休みをはさんで1400mで復帰。
休み前はソエを気にしていたということで、それが休んで良化。
息さえ持てば、早め先頭から悠々と押し切れそうだ。
調教量は足りているし、その質も抜群なので信頼したい。
相手となりそうなフィールドミューズ、マイネルウェルスは極端な追い込み馬で、
あまり警戒する必要はないだろう。

6R ミズリングリーダー ×
調整は順調の一言。もう少し素軽い動きを見せてくれると良いが、それは使ってからだろう。
怖がりな面があるということだが、それならば外枠は吉と出そうだ。
最内のペプチドジャスパーって馬の調教が素晴らしく、ゲートも速いということだが、
それ以外の馬との差はなさそうに見える。

9R ナスノストローク ◎
放牧明けの前走を好走して勝ちに来た一戦。
前走は太目が残っていたため、絞れれば大丈夫とのこと。
最終追いきりは一杯になってしまったが、目一杯やったことの裏返しでもあるので、
後はきっちり馬体が絞れていることを期待したい。
加用師曰く「できるだけ外目で流れに乗りたい」ということで、
阪神マイルの外は不利だとは思うが、逆手にとって考えたい。

10R エンシェントヒル ○
8ヶ月の休養明け。もう一追い欲しいとのことだが、調教は絶好で仕上がり良好。
増えてはいるが大半は成長分・・・とのことだが、どれだけ増えているのだろう?
仁川Sでサカラートを差しきったレースは本当に強烈だったが、
その次のアンタレスSのように上がりが速くなるとどうにもならない面もある。
重賞実績はあるが近走不振、という馬がずらっと揃って、
馬券的にめちゃくちゃ難しい一戦だろう。俺は単複買うから関係ないけど。

11R サクラメガワンダー ◎
同距離、同コースで強い勝ち方をした実績、
引き続き絶好の動きを見せる調教、どこからでも行ける脚質、
ここで最悪でも賞金を加算したいという陣営の意気込み、
鞍上にアンカツ。
不安は微塵も無し。頭鉄板と信じて単勝を買うのみ。
未知の馬がいろいろといるが、それらに鮮やかにやられたら諦めよう。
それよりも、連を買うなら相手にタマモサポートを買いたい。

12R ダンツクインビー △
格上の馬を相手にどこまで戦えるか。
なんといっても調教の動きが素晴らしく、パーソナルラッシュを馬なりで圧倒。
今週栗東で坂路追いした馬の中でもトップ3に入る動きだ。
これだけ走れば1000万でも臆するところはあるまい。
1200mは折り合いを気にしなくても良いからプラスと陣営は前向きに解釈。
このクラスの上位勢力が何頭かいるが、好勝負を期待したい。

名古屋グランプリ中止

2005-12-22 22:39:22 | 競馬
23日の名古屋競馬は中止となった模様。
そりゃあね。外見て思うけど確かに無理。
天候には勝てぬ、こればっかりは仕方ない・・・。
しかしどんだけ降るんだ、これ。

で、代替競馬なし・・・。
まあ、この年末でしかも金曜日じゃあ、もう変更はきかないわな。
ここ目標だった4頭にとってはなんとも痛恨。
特に、東京大賞典をやめてこちらに来たヴァーミリアンは踏んだり蹴ったりだな。
目標のレースを失って気の毒だけど、次のレースで頑張ってもらいましょう。

名古屋グランプリと今週の騎乗馬

2005-12-22 21:04:32 | 競馬
23日 名古屋グランプリ G2 名古屋・2500m
1番  パーソナルラッシュ(JRA) 牡4 58 藤田伸二
2番  レイナワルツ(愛知)     牝5 54 兒島真二
3番  ニッタレヴュー(愛知)    牡7 56 山本茜
4番  ヴァーミリアン(JRA)    牡3 55 武豊
5番  コアレスハンター(大井)   牡8 56 御神本訓史
6番  ダークアイズクロス(愛知) 牡3 54 丸野勝虎
7番  マイネルボウノット(JRA)  牡4 56 安藤勝己
8番  マヤノオスカー(金沢)    牡5 56 吉原寛人
9番  オースミエルフ(愛知)    牝5 54 吉田稔
10番 テンリットル(金沢)      牡7 56 加藤和義
11番 ハードクリスタル(JRA)   牡5 56 横山典弘

JRAからの4頭が非常に強力、とても楽しみな一戦となった。
まずは・・・競馬が行われるかどうか。
・・・外を見る限り無理かなw
雪降りすぎ。このままではお話にならない。
延期になるといろいろ困ることがおこるだろうから、なんとか開催が行われて欲しいものだが。

アンカツが乗るマイネルボウノットは現在4連勝中の上がり馬。
萩原厩舎、バブルガムフェロー産駒の4歳馬。
休養をはさんで、太目を叩かれてからの4戦を完勝。
その全てが早め先頭から押し切る形、力強くしぶとい競馬で、
初の地方競馬となるが、間違いなく合うタイプの馬だろう。
クーリンガーあたりと似ているように思う。
名古屋を知るアンカツは、まず2~3番手、行けそうならハナを取りに行くだろう。
名古屋競馬、笠松競馬のコーナーを回らせたら日本一のジョッキー。
ボウノットの全能力を発揮させてくれることだろう。

相手も強力。
まずはダートに矛先を向けて覚醒しつつあるヴァーミリアン。
ダート初戦は、3歳No3だったドンクールを梃子摺りながらも捕まえ、
前走ではダートの安定勢力ハードクリスタルを相手にせず一蹴。
これからダート王の座を目指していくために、ここは落とせない一戦だと考えていることだろう。
こちらもボウノット同様に、底が見えていない。
意外と天井が低くドンクールと同じくらいの馬かもしれないし、
天井がはるかに上でダートG1を総なめする馬かもしれない。
とりあえず能力の上限は置いておくとして、「不発」というのは考えにくそうだ。
レースは4、5番手からだろう。

ダート王の座が目の前にありながら低迷しているパーソナルラッシュ。
既に世界最高のレースを体験し、まともならばタイムパラドックス級でも相手にしない。
ゲートを出ないという致命的弱点を抱え、また気分が乗らないときも走らない。
なんとも上と下の激しい馬だ。
この馬にあっさりやられることは覚悟しているけど、
近走の体たらくを見ると大丈夫・・・かな?
レースは最初は中団からになるだろうが、早めに動いてくるだろう。

ダート重賞の安定勢力であるハードクリスタル。
パーソナルラッシュやグラッブユアハートやヴァーミリアンには歯が立たなかったが、
常に自分なりの走りを見せるので、一番安心して買えそうな馬だ。
上の3頭はMAXの能力がこの馬よりも上だろうけど、未知や不安な面があり、
どれかが不発だったときには、間違いなく3着内にいると思われる。
どこからでも行ける馬だけど、ハナへ行くかもしれないね。

地方勢ではレイナワルツだろうけど、この距離ではちょっとしんどいんじゃないかな。
来たら本当に大したもの。
馬券的には、ボウノットの単勝だけで楽しみたい。
どの馬を買おうとしても、それなりに明確な理由付けができそうで、なんとも興味深いレース。


今週の騎乗馬
阪神に遠征してくれる予定でとても楽しみにしていたスマートギルドが除外になってしまったようだ。
また、グッドラックHのマヤノリバティも除外の模様。残念。
しかし、それを差し引いても今週の騎乗馬はなかなか豪華。軽く見て行きたい。

土曜阪神
1R 2歳未勝利 ダート1200m シルクゾディアック
加用厩舎、ブライアンズタイム産駒の牡馬。
メンバーに恵まれた。恐らく1番人気だと思う。
スッと前に出ることさえ出来れば、あっさりと押し切れそうだ。

3R 2歳未勝利(牝) ダート1400m コスモシュクレ
田村厩舎、マヤノトップガン産駒の牝馬。
初めて見る名前だが、ダートのデビュー戦、芝の2戦ともに大敗。
しかも関東でのことだから、聞いたことが無いのも仕方ないな。
調教の動きはまあまあ良さそうな感じなんだけど・・・。
使い込んでどこまで変わるだろうか?先が見える競馬になるといいね。

5R 2歳未勝利 芝1400m スリーアトラス
武宏厩舎、クロフネ産駒の牡馬。
札幌のデビュー戦を差して3着、2戦目を逃げて2着。
2戦目に負けた相手はニシノタカラヅカで何も悲観することは無い。
調教量はばっちりで、質も伴っているようで文句なし。
なんとも良いタイミングで良い馬がやってきたものだ。
豊に鞍上強化したフィールドミューズと人気を分け合うだろうが、
脚質的にこちらが1番人気になるだろうと思うし、展開も普通に有利。

6R 2歳新馬 ダート1200m ミズリングリーダー
松田博厩舎、スキャターザゴールド産駒の牝馬。
この馬のことも分からないが、相手もさっぱり分からない。
見所のある競馬を見せて欲しい。楽しみにしている。

9R クリスマスキャロル賞 芝1600m ナスノストローク
加用厩舎、エアジハード産駒の4歳牡馬。
連続2着で今度こその勝ちを狙っている、ところなんだけど、
最終の調教はあんまり褒められたものではない。
全体時計はしっかり出ているが、最後にバタバタになってしまった。
前走から状態は良くなる一方だと思っていたら、意外にも良化が薄い?
相手にも骨っぽいメンバーが揃ったので、簡単には行きそうも無い。
もちろん、有力馬の一頭には変わり無いので、期待しているけど。
とりあえず新聞見て、加用師が今週の追いきりをどのように考えてみえるかだな。

10R ベテルギウスS ダート1800m エンシェントヒル
松元茂厩舎、エンドスウィープ産駒の4歳牝馬。
はまるととんでもない脚を使う馬だね。
展開に左右されるけど、そういう競馬をしてきた馬なのでそれは仕方あるまい。
初騎乗となるが、することは後方で待つだけだからなんとも楽。
大外からアンカツに導かれて凄い勢いでやってくることを願う。
休み明けになるが調教の動きは抜群。

11R ラジオたんぱ賞2歳S 芝2000m サクラメガワンダー
友道厩舎、グラスワンダー産駒の2歳牡馬。
ホープフルS行けよ、って馬が多数いるのは置いておくとしてw
まあ頭数が増えたのは好材料だと思う。
少しでも多くなって、他馬(というかアドマイヤムーン)に紛れが出れば良い。
この馬は展開に左右されない自在性と末脚を兼ね備えているからだ。

12R 1000万条件(牝) 芝1200m ダンツクインビー
山内厩舎、スペシャルウィーク産駒の3歳牝馬。
チューリップ賞で3着、桜花賞で5着、堂々とクラシック戦線に乗って戦った素晴らしい馬だが、
休み明けは後一歩のところで勝ちきれないレースが続いている。
ここは1000万への格上挑戦となるが、牝馬限定を見越してのことだろう、
500万では最上位と呼べる存在であるので、特にクラスの壁は気にしなくてもいいのでは?
レースのペースが変われば、一気に突き抜けてしまう可能性まであるし。
アルフェッカ、グレイシアブルー、フローレス、この3頭が難敵。
逆に言うと敵はこの3頭だけ。

日曜中山
3R 2歳未勝利 芝2000m コスモギャザー
清水利厩舎、スキャターザゴールド産駒。
調教の動きはまずまずといった感じ。
フルゲートの大混戦といった感じだけれども、この馬の末脚は未勝利ならば上位。
どうせならごちゃついたほうが良いかな。大外一気を期待。

4R 2歳新馬 芝2000m ケイアイボサツ
松山厩舎、マーベラスサンデー産駒の牡馬。
松山師からの依頼とは、なんとも久しぶり。
アサクサキニナルに乗ったことがあると思うけどそれ以来かな?
調教の動きは良さそうだし、一週前に厩舎の主戦格の善臣が乗ってるのを見る限り、
期待は出来るんじゃないかなあと思っている。

9R 有馬記念 芝2500m スズカマンボ
橋田厩舎、サンデーサイレンス産駒の4歳牡馬。
枠は3枠5番になった。
これで楽にインを取ることが出来るだろう。まずは運が味方してくれた。
後はアンカツの手腕に全てを託す。
今日のコラムでは、相手は強いが完璧な競馬が出来れば・・・というニュアンス。
まあ、どんな結果になってもかまいません。
夢を買います。スズカマンボとアンカツに幸運を。

10R ハッピーエンドC ダート1200m マルターズビクター
手塚厩舎、ヤンキービクター産駒の3歳牡馬。
春はマイルG1路線に果敢に挑んだがOPの壁に跳ね返された。
秋になって芝とダート、いろいろと試しているようだが、
芝の前走を大敗して再びダートで迎える一戦。
ダートで5着以下が一度も無いように、ダートがあうのは間違いないだろう。
このあたりで一発あってもおかしくない。
おかしくないといっても、人気の一角ではあるだろうけど。
今年中央最後のレース。良い競馬を期待。

今週の2歳馬

2005-12-22 00:30:28 | 競馬
POG PRESIDENT様の情報より今週の2歳馬

土曜阪神
新馬 ダート1200m ミズリングリーダー
松田博厩舎、スキャターザゴールド産駒の牝馬。
兄弟に目立った馬がいるわけでもなく、調教の動きが凄いということも無い。
良血馬が揃った松博師の2歳馬にしては珍しい感じの馬だけど、
逆に、こちらも松博師には珍しいことだけど調教量はきっちりと足りている感じ。
これだけきっちり追っていれば、それなりに動けそうな気もする。
オーナーはほとんど馬をお持ちではないようで、今年中央初出走。頑張って欲しいなあ。

未勝利 ダート1200m シルクゾディアック
加用厩舎、ブライアンズタイム産駒の牡馬。
デビュー戦のダートは中団から伸びず。2戦目の芝は2番手から粘り込み。
再びダートに矛先を向ける3戦目。
初戦だけでダートどうこうということはいえないだろうけど、
ここ2戦を見る限りは、位置に関わらず自分の脚だけ伸びているような感じ。
ようするに、前に行ったほうが良い馬という感じだ。
調教の動きは軽快そのもので、期待して良さそうだ。

ラジオたんぱ賞 芝2000m サクラメガワンダー
こちらの調教はとても良い感じ。
中一週もまったく疲労なく挑むことが出来そうだ。
ホープフルSの大本命・マイネルスケルツィまでわざわざこちらに回ってきたようで、
デビューから評判を背負った馬が一堂に会することになった。
ここを勝ちきった馬が来年のクラシックの主役となるのは間違いないだろう。
で、出走馬中、最も不安要素の無い馬がメガワンダーである。
距離、コース、時計、鞍上、状態、全ての条件で優位に立つ。
俺的には、まず負けないだろうと思っている。

日曜中山
未勝利 芝2000m コスモギャザー
清水利厩舎、スキャターザゴールド産駒の牡馬。
デビュー戦はまったく人気がなかったが、
同じく人気薄のナスノハツカゼとともに物凄い勢いで飛んできて5着。
勝ち馬エフセイコーをも遥かに上回る勢いだったのでとても印象に残っている。
次は是非買いたいとこのブログを始めたときの回顧で思ったわけだけど、
間隔が1ヶ月空いて、2戦目もアンカツの元に回ってきた。ついている。
距離が伸びるのは良さそうだし、中山がどうかは分からないけど、
とにかく買ってみたい末脚の持ち主。


それから交流重賞組。
東京大賞典のユートピア。
アンカツが騎乗して相変わらずの抜群の動き。
この馬の馬なりは他馬の一杯を凌いでしまうから恐ろしい。
もう一回追い切るだろうけど、こちらはまず絶好調でレースを迎えられそうだ。

兵庫GTのニホンピロサート。
こちらもアンカツが騎乗してEコースを8ハロン馬なりで流す。
Eコースで追う馬自体が少ないわけだけど、
さらに8ハロンも流すのは珍しいんじゃないかな?
とても気配が良さそうでこれも楽しみ。

名古屋グランプリのマイネルボウノット。
今日さらっと流して、これもとても気配が良さそう。
枠が決定して6枠7番からの出走。
詳しくは明日、っていうか今日の夜考えたい。
それ以前に、レースがあるかどうかが問題なんだけど。
雪が凄そうだ・・・。無事にレースが行われますように。

スズカマンボ

2005-12-21 23:51:11 | 競馬
乗り切ったw

水曜日のアンカツ手記。
スズカマンボの秋2戦について振り返り、
着差ほどは負けてないよ、上手くいけば・・・といった感じ。
秋2戦で分かったことは、
1.入れ込んだらどうにもならない(この馬は特に)
2.極端な時計勝負は向かない
ということで、有馬記念に関してはどちらも心配する必要は無いだろう。
で、肝心なマンボの状態なんだけど・・・。

坂路 一杯 53.0-39.4-13.1

・・・こんなもん?
アンカツが乗ってないにしても、もうちょっと動いても良いような。
調教で動かない馬だということはもちろん知っている。
これくらい動いていたらJC時と同様、9割くらいの出来にはあるだろう。
が、春天時のような最高の状態にはないようだ。あの時は調教からキレまくっていた。
うーん、すっかり安定期に入っちゃったようだなあ。悪いことじゃないけれども。

まあ、後はアンカツの作戦と腕次第だね。
どのような作戦を考えているのか、明日のコラムを楽しみにしたい。
中団のインで存在感を消しながら進めると最高なんだけどなあ。

アンカツG1手記 火曜日

2005-12-20 19:44:23 | 競馬
なんでみんな忘年会というものが好きなんだろう?
毎年思うけどどうにもならない。
忘年会ならぬ、忘昨日会、年のことは忘れて無いけれども、昨日のことは忘れたw
どうやら明日もゆっくりできそうもないが、こつこつ情報を集めてまとめておきたい。

アンカツ手記 火曜日より。
アンカツも、阪神開催後にそのまま栗東に居座って忘年会を過ごしたということだ。
まあ、18日はとてもじゃないけど帰ってこれる状況じゃなかったしね。ちょうど良かったことだろう。
そのまま栗東に滞在を続けてから(木曜の追いきりまでかな?)岐阜に帰るみたいだ。
100勝に到達できたことに触れて、
無理かな?と思っていたけど達成できてよかった。
目標にしていたわけじゃないけれども、いざ見えてくると達成しておきたいもので、
達成できて、正直ホッとしたし嬉しいということだ。
そりゃまあ例え普段は気にしていなかろうとも、実際に99勝と100勝じゃあ、
100勝のほうが良いに決まってるよね。99じゃあ気持ち悪いわw
そういう意味で、先週のクンダリーニの勝利は非常に価値のあるものだったといえそうだ。

騎乗停止期間があったことを反省し、来年はフル出場できるように頑張りたい、とのこと。
アンカツの良いところ、俺の大好きなところの一つに、
先週のマイネサマンサなんかが当てはまるけれども、
僅かな隙を見つけたときに、絶対に怯むことなく飛び込んでいく勇気を持っていることがある。
たとえ審議になろうとも、ここだけは引いてはいけないというところでは引いて欲しくない。
まあ、それは無いと思うけど。
で、アンカツの悪いところで、道中の走りで他馬のことに無頓着な面があると思う。
騎乗停止になったケースを考えると、直線の攻防というよりも、1角とか2角までのケースのほうが多いからだ。
笠松ではとにかく前のインに行かないといけないし、他の人もそういうのに慣れてしまっているから、
その癖が残ってしまっているんだとは思うけど、出来る限り最善の注意を払って欲しいものです。

最後にマイネサマンサについて、
新設されたヴィクトリアマイルが今から楽しみです、とのこと。
ラインクラフトが早くも怪しげな気配を出し、エアメサイアは距離がちょっと向かないだろうし、
(そもそも、アドマイヤに敗れた3歳の能力自体がかなり疑わしくなってきた)
アドマイヤグルーヴが去り、ダイワエルシエーロが怪我、
スイープトウショウという大きな壁はいるけれども、
オースミハルカ、へヴンリーロマンスらと共に好勝負には持ち込めそうな感じだ。
でも、マイネサマンサってクラブの馬だけど、年明けあたり引退しないのかな?
あの書き方だと来年も現役みたいだけど。いや、まだまだ走れるから続けて欲しいんだけどね。


後は・・・ちょっと古いけどサンヴィクトワールが福寿草特別に向かうようで、
これは引き続き乗ることになるでしょう。
テレビで注目されるフサイチジャンクが目標にしているようだから、
これはとても楽しみな一戦になる。
あちらのほうは仕上げ途上だったようで、いまいち能力が見えてこないんだけど、
今度は当然きっちりと仕上げて出てくることだろう。
サンヴィクトワールのほうは、「本気で走ったのは抜け出すときの一瞬だけ」という、
アンカツのなんとも心強い言葉があり、これを信じて単勝にぶち込んでみたいと思う。
普通なら2頭は2倍台で人気を分け合うような感じだろうが、
マスコミと房郎氏の力で1倍台と3倍台に分かれそうだから、良い配当になるだろう。


なんとも寒い日が続いているが、体に気をつけて頑張って欲しい。
今日ちょっと起きる羽目になったんだけど、朝3時とか寒すぎてやってられんw
競馬関係者、凄いよほんと。

来週の騎乗予定馬

2005-12-18 21:15:20 | 競馬
土曜日 阪神
クリスマスキャロル賞 芝1600m ナスノストローク
加用厩舎、エアジハード産駒の4歳牡馬
このクラスでの勝ち星が既にあり、前走は休み明けのゴールデンサドルTを2着。
これで2走連続の1000万特別2着、まさに実績上位の存在だ。
しかも前走時のコメントは「まだ万全じゃないけど、ここでは力上位」というものであり、
1戦使って迎えるここは勝利を期待される一戦になるだろう。
あまり切れる印象は無いが、安定した脚を使ってくれそう。とても楽しみだ。

ベテルギウスS ダート1800m トーセンブライト
加藤征厩舎、ブライアンズタイム産駒の4歳牡馬。
前走は引っかかってしまい力を出し切れず、なんとも勿体無い敗戦。
その前にも同じような敗戦をしており、ちょっと難しい面を出しているが、
そう何度も同じ負け方をするわけにはいかない。
なんか対策は考えているだろうけど、簡単な競馬にするには外枠が欲しいね。

ラジオたんぱ賞2歳S 芝2000m サクラメガワンダー
友道厩舎、グラスワンダー産駒の2歳牡馬。
登録メンバーを見たが、やはり相手はアドマイヤムーン1頭。
今週、阪神3週目を見ていた感想だが・・・。
おかしな話だが、徐々に芝が軽くなってきている。
ラストはちょっとキレを見せる馬が出てきたし、全体時計が出るようになってきた。
終いの脚が武器のメガワンダーには朗報だろう。
マルカシェンクが離脱している今、現状クラシックに最も近いであろうアドマイヤムーン、
これを退ければ一躍最有力候補だ。そして3冠出走も確定する。頑張れ!

日曜日 中山
ホープフルS 芝2000m 予定無し

グッドラックH 芝2500m マヤノリバティ
坂口大厩舎、マヤノトップガン産駒の4歳牡馬。
前走、前々走と追い込みに徹したが、共に展開が向かず。
前走は溜め込んだ割には伸びきらなかったが、馬体増か馬場が影響したか。
荒れてきているだろう中山の馬場だが、それでも間違いなく阪神よりは軽い。
展開待ちでいいから、思い切った追い込み競馬を期待したい。

フェアウェルS ダート1800m 予定無し

有馬記念 芝2500m スズカマンボ
秋天、JCを叩いて秋3走目。
秋初戦は入れ込みまくってどうにもならず、
2戦目は落ち着きは取り戻したが、インに行かないとどうにもならない時計勝負に泣いた。
今度は完璧に落ち着き払っているようだ、入れ込みの心配なし。
14日が坂路で4F52.2。調教の動きはピークに近づいてきたか。
後は最終追いきりを楽しみにしたい。
有馬記念は秋に消耗していない馬が勝つレース。スズカマンボにその資格はある。

ハッピーエンドC ダート1200m 予定無し


名古屋グランプリ マイネルボウノット
兵庫GT ニホンピロサート
東京大賞典 ユートピア

地方競馬を締めくくる交流重賞もある。忙しく、そして大事な最後の2週間。
寒くなってきたので事故が起こる可能性が高くなってきた。まずは無事に。
そして少しでも多く、嬉しい出来事が起こることを期待したい。

日曜の結果

2005-12-18 16:40:05 | 競馬
3R レッドスポーツカー 9着
1馬身出遅れ。いつもよりはマシになった。
出遅れた後の立て直しが早く、これは過去3走から大きな進歩。
中団に取り付いて外目を追走して直線に入ったが、
最後はまったくと言っていいほどに伸びず。
逃げたマリンフェスタだけは異様に速く強かったが、それ以外は平均から遅めのペースで、
それで上がり36.4とは、まるで見所無し。芝は適性外と言ってしまって良さそうだ。
ダートで今日のスタートなら十分に勝ち負けになる。巻き返しだ。

4R エテルノ 14着
ちょっとだけ外によれる感じもあったが出は普通。
気合いをちょっとつけて前のほうに進出して3番手の外。
1000m通過の時計を見るまでは、絶好位だと思ってた。
逃げ馬が不在のレースでたまにある、妙にハイペースのレースになって先団は壊滅。
わざわざ前に出て行ったのにそれが裏目になってしまったようだ。
それはともかく、4角で既に完全に止まってしまう敗退。
これは何かあったのだろうか?能力的なものでは無いと断言できるが、逆に心配だ・・・。

7R クンダリーニ 1着
100勝到達!
出は普通だったけど一歩目のリズムが悪くて遅れかけたが、
そこを頑張って無理矢理進出、押して押して2番手を確保。
行き脚がついてからは本当に速い馬だ。
アンミツが作るペースに綺麗に乗っかって、4角でじりじりと進出、
4角では外から来る馬たちのほうが手応えは良かったけど、直線に入ってからの最加速が速かった。
1馬身抜け出してからは、追ってくる馬を最後まで寄せ付けず。
後ろから来れば来るほど伸びるタイプの馬に見えた。安達先生の距離延長策は大正解。
1000mで持ち味が生きるタイプではないだろう。1400mでも十分に戦えるタイプに見える。

8R ビッグファントム 3着
まずまずのスタートからちょっと気合いを入れて前へ。
2番手に取り付いたが、ペースがスローに落ちて絶好の展開。
4角を回ってくるときの手応えはすぐ後ろでマークされていたバイロイトを凌ぐほどだったが、
直線ではさすがに実力差がありすぎてあっさりと交わされた。
それでも最後まで止まらずによく頑張って3着。
連闘でも馬体は絞れていなかったというのにこの内容、大健闘と言って良いだろう。
もっと絞れたらこのクラスでも十分にやっていけそうだ。
認識を改めたい、図太そうだが能力のありそうな良い馬だ。

9R エイシンロンバード 5着
またも出遅れた・・・今度はもっと酷く5馬身近く。
しゃあないので離れた最後方作戦で展開利を狙った競馬、
ペースは速くなって前崩れの形になったのではまるにははまったが、
いかんせん出遅れがあまりにも大きかった。
最後の着差とラスト300で画面から消える前のとの差を考えると、
ラスト200あたりからの猛追は尋常ではなかったと思われる。
普通なら楽勝だっただろう。このクラスの馬じゃないはずなんだ。
次は人気してしまうだろう、無念・・・。走り的に、ブリンカーは効いたんじゃないかなあ。
しかし・・・なんでこう、普通に走ってくれないんだろうか、この馬はw

10R マッキーマックス 5着
スローペース。展開利無し。
後方に待機し、スウィフトカレントを標的のレースを進めたが、
スローペースになったことによってどうにもならず。
上がりは35.2。まずまずの脚を繰り出したがどうにもならない。
直線入り口で外のメジロトンキニーズに寄せられたのも痛かった。
あれで一完歩遅れてしまった、まあ体勢を覆すまでには至らない小さいロスだけど。

11R マイネサマンサ 2着
スタートはちょっとだけ遅めだが悪くは無い。
ちょっと遅めだったことによって前に壁が出来て折り合いをつけられた。
スローペースだったが非常に上手くなだめられたと思う。
アドマイヤグルーヴの進出にあわせて動き出したが、行き脚がちょっと違い置いていかれ、
外からペリエのレクレドールがかぶせてきて直線に入る。
失速するラインクラフトと外から寄せてくるレクレドールに挟まれ、
レクレドールと接触、ここから人馬共に実に頑張ってくれた。
レクレドールを弾き返して、前2頭の間をこじ開けると徐々にレクレを差し返し、
最後の最後に2番手への浮上に成功した。本当によく戦いきった。
パトロールを見たいが、優雅に抜けたアドグルを他所に、
2着争いはとんでもない肉弾戦になってると思われるw

12R ミュージックシーン 7着
好スタートを切ったが、ロケットスタートを決めたリーサムウエポン以下も速い。
結局6番手で落ち着いたが、道中ちょっとづつ後退する感じ。
8番手になって綺麗に折り合いがついて、直線でも前が綺麗に空いていたが、
すぐ外にビッグジェムがスルスルとやってきて並ばれ、外に出れなくなったため内に進路を取る。
よく伸びているように思うが、最後の50mあたりで失速した。
これまでにない中団追走の形になったわりには、最後まできっちり走れたと思われ、
次走は再び期待しても良いだろう。


まずは年間100勝を達成。
一時期は苦しいように思えたが、ここに来ての猛スパートで1週残しての達成。
お見事というしかない。
そして、1年通して苦しかった重賞戦線でも、
ここにきて存在感を発揮しまくっている。

さあ、残すは後1週。
金曜の名古屋グランプリに始まり、ラジオたんぱ賞、有馬記念、兵庫GT、そして東京大賞典へ。
全てが勝負になる馬への騎乗となる。期待は膨らむばかり。
今年の最初は結果はともかくとして、その内容がいまいちで、
本当にどうなってしまうことかと心配したものだが、完璧に立ち直ってくれた。
後は来年へ向けて、一つでも多く好結果を残して欲しいものだ。
頑張れアンカツ。

日曜日の騎乗馬

2005-12-17 20:11:34 | 競馬
まず、明日雪が降るのは確実なようで。
ダート変更とかなった日には・・・明日の面子からすると悪い話ではない。
あまり寒いのも困りものだけど。


3R レッドスポーツカー ▲
初芝の一戦。問題はそれ以前でゲートを出てくれるかどうか。
それをこなしてからは、今度は芝が合うのかどうか。
二つの懸念を乗り越えたときは勝っていることだろう。
メンバーは微妙な感じで、ここでは素質断然。
単穴としか呼びようが無いけれども、幸運を祈る。

4R エテルノ ◎
前走を半端な着差や着順で敗れて巻き返しを図る馬が勢ぞろい。
エテルノはといえば、好位からそのまま流れ込んだだけの競馬だった。
調教でも遊び遊び走っているようで、なかなかレースに力を注いでくれそうも無いが、
そこはアンカツの手腕でなんとかしてください。
ざっと見て、先行する馬が不在。あまり気乗りしないが、逃げなければならないかもしれない。
理想は何かが行ってくれて2,3番手なんだけど、そう上手くいくかどうか。

7R クンダリーニ △
中京を好走して連戦。
1000mでは時計勝負に不安があるので1200mを使うということだが、
それならばなおのこと、今の阪神はぴったりだろう。
まだ馬体が太いということで、連闘で絞れればさらにチャンスも増大。
ダイショウリュウ、ドラゴンキャプテンが強敵だが、勝てない相手ではあるまい。

8R ビッグファントム …
休み明けを完敗、連闘で挑む一戦になる。
特筆すべき実績も特徴も無い、目立たない馬のように思う。
太目がとれてどこまで変われるか。
相手はバイロイト以外はどうということはないが、それでも常識的には厳しいだろう。

9R エイシンロンバード ▲
ゲートでの落ち着きのなさを考慮して、ゲート練習を強化、
レースで集中力を欠くことの対策としてブリンカーを着用。
相手にフィフティーワナーのようなどうにもならない馬は不在。
変わる材料は十分すぎるほどにある。
まともに走ってくれさえすれば、あっさり勝てる能力を持っているはず。

10R マッキーマックス ○
叩き3戦目で状態は確実に良化。
3走目とはいっても前走は熱発明けなので、やっと万全の体勢といったところか。
道中動かない作戦を取るようなので、あまりスローだとどうにもならないだろうが、
前走ダートで出遅れたダイタクアルビンがある程度のペースで行ってくれそうな感じがする。
スウィフトカレントを標的にレースを進めれば、うまくいけば差しきれる。
近走が微妙なので絶対的な自信はもてないけれども、
実績、能力共に断然、まともならこのメンバーに負けるはずはないんだが。

11R マイネサマンサ ○
1年を通して、とにかく状態を落とすことなく戦ってきた立派な馬、
今週の追いきりも終い重視で絶好の動きを披露してくれた。
馬体重がまた増えているということだが・・・調教はビシビシやってるから好材料と見れるだろうか。
距離短縮は言うまでもなくプラスでしかない。
問題は展開だけで、どう見ても逃げ馬が不在。
どうやら逃げて折り合いをつけることになりそうだ。
マーメイドSのように、ふわっと出てから軽く加速していくのが理想だろうか。
その間に行く馬がいるなら行かせてやればいいだけの話だし。
まあ、もう完成された馬で今後を考えた作戦どうこうを問う馬でも無いだろう。
ラインクラフトを苦しめるような、最善の競馬がなされることを期待したい。

12R ミュージックシーン ◎
昇級戦だが、前走だけ走れば十分にやれる。
調教の動きは絶好で、ドラゴンアローと双璧。
どちらも昇級戦になるが、このメンバーならやれそうだ。
リーサムウエポンを行かせて2番手から行くか、それともハナを切るか。
内枠なので、行けるなら行ってしまったほうが楽な競馬になるだろう。
阪神の時計のかかる馬場も好材料。期待大。


23日の交流G2・名古屋グランプリでマイネルボウノットが繰り上がって、
それに騎乗することになったようだ。
4連勝でOPを制覇した今秋最大の上がり馬。
過去に一回乗ったことがあるが、あの時は何も思うことはなかった。
実に強くなったものだ。
ダートに路線を変更して再浮上したヴァーミリアン。
ダート王の一歩手前で足踏みしているパーソナルラッシュ。
善戦を繰り返すハードクリスタル。
中央の4頭は非常に強力で、とても興味深い一戦になりそうだ。