アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

阪神の馬場状態について

2005-12-06 23:52:55 | 競馬
先週の回顧をしていて気になったこと。
阪神競馬場の芝の状態について。

土曜日
2R 2歳未勝利 芝1200m 1.10.7
 12.2-11.3-11.6-11.9-11.5-12.2
3R 2歳未勝利 芝2000m 2.04.8
 12.6-11.9-13.1-13.1-13.4-13.6-12.6-11.8-10.9-11.8
6R 2歳新馬 芝1400m 1.23.0
 12.6-11.2-11.9-11.5-12.0-11.6-12.2
10R 2歳500万 芝1400m 1.22.9
 12.4-10.8-11.6-11,8-11.8-12.0-12.5
11R 古馬1000万 芝1600m 1.35.2
 12.8-11.1-11.3-12.0-11.7-11.6-11.8-12.9

日曜日
4R 2歳新馬 芝1600m 1.37.7
 12.4-11.0-11.1-12.5-12.9-12.0-12.4-13.4
6R 2歳新馬 芝2000m 2.05.1
 13.2-12.2-13.2-13.3-12.9-13.1-12.3-11.7-11.4-11.8
10R 古馬1000万 芝1400m 1.22.3
 12.5-10.5-11.4-11.9-12.3-11.5-12.2
11R 2歳牝馬G1 芝1600m 1.37.3
 12.5-11.2-11.8-12.6-12.5-12.0-11.9-12.8
12R 古馬1000万 芝2000m 2.03.2
 12.7-11.2-12.0-12.3-12.1-13.0-12.5-12.4-11.9-13.1 

日曜日は途中から雨が酷くなったりしているので、
良馬場発表だけど、午後になってさらに力がいる馬場になっていた。
競馬というものはゲートで止まった状態からのスタートであり、
1ハロン目にちょっとかかって、ハナ争いがある2ハロン目が速くなるのは道理。
それから、最後の坂の手前、ラスト2ハロン目が速くなるのも当然のこと。

それを考慮に入れながら、ざっと眺めていると、
それにしても最後の1ハロンで時計がかかりすぎていることに気づく。
阪神で時計がかからないときというのは、日曜の6Rみたいに、
ラスト2ハロン目がちょっと速くなるのは当然として、ゴールまである程度その勢いを維持しているはず。
俺の感触が確かならば、馬場が綺麗だと0.4から0.5秒くらいの差に収まると思う。
例外的に、たまにアグネスタキオンみたいなモンスタークラスの馬が出現して、
ラスト2ハロン目からさらに加速して最後もさらにラップを上げる馬もいるけど、ほんとに例外。
で、この日曜6R(と土曜の3R)は展開が特殊な状態で、
豊がハナを切るという、超スローペース確定のレースであったので、
実質3ハロンしか競馬をしていないから最後もバテないのは当然の話。
それ以外のレースを見ていると、はっきりと最後の1ハロンでバテている感じ。
レースのレベルが上がれば上がるほど、道中のラップがきつくその傾向が顕著。

ようするに、最後の坂に加えて、それまでに重い馬場に体力を消耗して、
力尽きてしまっている感じがある。いわゆる粘りあいだ。
ラップタイム個々を見て、2ハロン目を除くとほとんどが11.5以上かかっているのも、
馬場がとにかく重いという決定的な証拠だろう。キレようがない状態。
阪神JFでテイエムプリキュアが勝って、フサイチパンドラが3着ってのも、なんかいかにもだ。
今の阪神は、キレは要求されず、バテてからの我慢比べに強い馬が勝ち残る馬場、ということが言える。

さて、鳴尾記念はどうなのか。
平均ラップからジリジリと伸びて、切れる馬のキレが微妙に発揮されない状態のレース。
有利になるのは・・・コイントスが適合した。
コイントスに勝ってくださいと言わんばかりの検討になってしまった。
クロイツはどうか。クロイツはキレを生かすタイプなのでちょっと合わないように思う。
が、対応できないかといえばそんなことはない。
完全な追い込み馬ではなく、中団からの差し馬だから、ギリギリ間に合う範囲だ。
毎日杯のような競馬が理想となるだろう。
まあ、馬場は有利ではないよね。そこは底力に期待するしかない。

これを考えていて、とりあえずアサカディフィートはばっさり切ろうとだけ決意した。