アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

香港と朝日杯と来週の特別騎乗予定

2005-12-11 20:46:22 | 競馬
香港競馬
ハットトリックが香港マイルを制圧。
完勝といって良い内容で、デュランダルが不発に終わったマイルCSを差しきった実力をまざまざと見せ付けた。
強かった。一時期不振に陥っていたけど、完全に復活したようだね。
一時代を築いたデュランダルが現役を去ったため、
末脚なら現役No2といえるマイネルハーティーにも期待を持ちたい。
まあ、こっちは最後方にいないといけないという致命的弱点があるんだけどw

香港ヴァーズではシックスセンスが2着に健闘。
勝ったのはJC5着だったウィジャボード。
内容的にはまったくの完敗で惜しいところはなかったけど、
勝負が終わってから上がってくるという、この馬の特徴といえば特徴か。
この馬、未だに1勝馬かw このまま1勝馬で引退したら笑えるな。
クロイツはシックスセンスよりは強いと思うけど、
現状ではウィジャボードより1馬身~2馬身遅れるくらいかなあ。
現状では古馬G1級と戦うのはちょっと早いかもしれない、
春から秋にかけて間違いなく成長した馬なので、もう一段の成長を期待したい。

朝日杯
フサイチリシャールが後続を振り切ってG1を制した。
展開的には平均ラップが延々と続く感じで、ラスト2ハロン目だけ一瞬速くなる。
これはフサイチリシャールの得意の展開といって良いだろう。
2番手について後続を縛り、この展開を作り上げた福永の勝利。
まあ、他に絡める馬がいなかったというのも幸運だったといえるか。
ジャリスコライトには底力がなかった。デザーモがかなり無理な競馬をしたわりには。
なんか鞭も落とした感じだね、まあそれは関係ないだろうけど。
ショウナンタキオンは、自分以外に存在する強い相手に戸惑ったのだろう。
勝春も善臣も連敗が伸びてしまった。こりゃどこまでも続きそうな気がするなw


来週の騎乗馬
土曜日 阪神
北摂特別 芝1400m 予定無し

さざんかS 芝1400m 予定無し

アクアルミナスS ダート1200m マイティシルバー
領家厩舎、フォーティーナイナー産駒の3歳牡馬。
休み明けから順調に使い込んで迎えた前走の1000万を大楽勝。
勢いに乗っての昇級戦となる。前走の時計からして、まず準OPでも勝負になるが。
昇級馬の常だけど、問題は見かけの全体の時計ではなくて、レースの流れに乗れるか、それが全て。
フォーティーナイナー産駒は圧勝と惨敗を繰り返す馬が多いので、もしかするかもしれないね。

日曜日 阪神
高砂特別 ダート1800m エイシンロンバード
湯浅厩舎、ヴィクトリーギャロップ産駒の3歳牡馬。
期待された前走はフィフティーワナーのまくりに潰されて惨敗。
あれはまったく無視してもいい。あの展開では止まって当然。
人気が落ちるなら嬉しい限りで、再度期待をしてみたいと思っている。
今の時計がかかる馬場も良いだろう。

オリオンS 芝2000m マッキーマックス
藤原英厩舎、ダンスインザダーク産駒の5歳牡馬。
人気を背負って負けた毎日杯で苦杯を舐めて以来、実に久しぶりの騎乗となる。
その後、菊花賞でまくるアンカツのザッツをぴったり追走してきて、あわやの5着、
1600万条件で、アンカツが乗っていたスターイレブンとの一騎打ちを封じて完勝など、
その能力の片鱗をたまに見せるけども、結局未だに準OPに所属。
もうすぐ6歳になってしまう、このまま準OPにいて良い馬の訳が無い。
毎日杯で勝たせてあげられなかった分を、今こそ果たして欲しい。
休み明けを2度使って、状態はとても良さそうだ。

阪神牝馬S 芝1600m マイネサマンサ
中村均厩舎、ディアブロ産駒の5歳牝馬。
エリザベス女王杯は乗れなかったが、レースはもろに引っかかって完敗。
まあ適性外の距離でのレースなので、深く考える必要はないだろう。
かかることを考慮に入れても、それでも1600mなら好勝負を出来るはずの馬。
相手に何故かラインクラフトやアドマイヤグルーヴなどがいるが、
この条件ならば戦えないということは無い。
人気も薄いだろうし、気楽に挑める一戦だ。

日曜の結果

2005-12-11 16:34:21 | 競馬
2R エイシンバイキング 12着
絶好のスタートからやや仕掛け気味に3番手へ。
右後ろ、人気のビッグポパイがかなりかかり気味で、前を空けて欲しそうだったが譲らず。
これでビッグポパイは負けたといっても良いだろう。
で、頑張って好位を主張したアンカツだったが、バイキングは4角で力尽きてしまったw
4角に入るまでの道中の走りは良い感じだったと思うんだけど。
陣営は能力は感じているそうだが、なにか気分的な問題だろうかね。
ブリンカーはあまり効かなかったけど、いろいろ試していくしかないだろう。

3R エイシンコテング 7着
好スタートから仕掛けて仕掛けて前をうかがう、そのまま4番手の外へ。
馬場からしてかなり速いペースだったと思うが、流れには乗っていた。
4角回るまではまだ手応えも残っていたように思うが、
坂に差しかかるあたりから内によれる仕草を見せ始め、右鞭連発も修正きかず。
(内にいた横典のトッケンショウブを厳しいところへ押し込んでしまった)
ラスト200あたりでは追ったらどこかへ飛びそうだったのか、一端追うのをやめる仕草も。
ちょっと前を追走しすぎた感じだね。苦しいながらも頑張ったけど前崩れのレースで完敗。次に期待だ。

5R サンヴィクトワール 1着
馬体は細く見える、ギリギリの仕上げか。
ふわっとしたスタートから出たなりに後方、すぐにラチ沿いまで寄せて行った。
後方2番手を追走、映像的には前からかなり離れた位置取りだったが、
ペースはこの馬場としては相当に速く、先頭が1000mを通過したのが1.00.0程度、
ヴィクトワールが1000mを通過したのが1.03.0くらい。
当たり前だが今の阪神でそんなペースで飛ばせば止まるに決まっている。
ヴィクトワールが物凄い勢いで4角をまくりきった映像になったが、
これはヴィクトワールが加速したのと他が失速したのが重なったことでああなった。
前に行った馬は壊滅に近い打撃を受け、証拠にこのレースのそれぞれの着差が物凄い事になっている。
よく踏ん張った2着のトウショウシロッコはかなりの器だね、いずれOPまで上がってくるだろう。

デイリーよりアンカツコメント
「前半は全く行こうとしなかったが、
一旦外に出してからは自分から上がっていった。
本気で走ったのはほんの一瞬だけ。
まだまだ上を目指せる素材」

本気が一瞬だけ(上がっていった時だろうな)とは、これはもうベタ褒めに近いね。
馬を褒めまくるアンカツだけど、まだまだ上を目指せる素材という表現は珍しいと思う。
SSにヴィクトリーバンクという良血馬。これでクラシックに挑むのも悪くないねえ。

7R トミケンタキシード 8着
普通のスタートから出たなりに進んでいたら後方2番手。
途中のペースはちょっと速かったとは思うが、その流れにまったくついていけない感じ。
道中の走りもぎこちなくて、なんていうか荒れ馬場を走っているような走りだった。
4角でぐっと馬群が縮まって密集していくところで、逆に溜めて一端離れた後方に、
そこからがら空きの最内に飛び込んで直線だけの追い出し開始。
坂に入って他の馬が止まりだしたあたりからエンジンがかかって、最後はかなり鋭い伸び。
ラストは36.2と上等、溜めまくったから当然ではあるけども、勝ち上がる能力があることは確か。
陣営の言うとおり、レース慣れしたら走ってきそうだ。

9R ワディラム 7着
10キロの馬体減。馬体が安定したと思っていたが、なんとも痛い減少。
好スタートからスッと絶好の4番手に。
途中、横典のミルフィオリがいきなり動くシーンがあったが、それには惑わされず。
絶好の形で4角に入って直線を迎えたように見えたが・・・。
外から併せてくるインマイアイズと一緒に伸びてくるかと思ったが、
坂にさしかかって、まったくと言っていいほどに伸びず。
いや、伸びてはいるけど他の馬と脚色が一緒というのが正しいか。
馬体減の影響、時計のかかる重い馬場の影響、坂の影響、様々な要因で敗れたと思われ。
競馬の形としては絶好だったと思う。年明けの京都で巻き返しだ。

10R トーセンブライト 4着
まずまずのスタートからちょっと押して前へ。
5番手の真ん中だったんだけど、位置か何かを嫌がったなあ・・・。
かかって前の馬に乗り上げないように制御するのに300mくらい、
途中に下がってくる馬は上手くさばいて直線まで向くことは出来たが、
今度は前の外が完全に壁で、ほとんど進路の無い内に突っ込まざるを得ない状況。
追いにくそうに、それでも内からわずかな隙間を破って伸びてきたが時既に遅し。
前は決着がついていた上に、リズムを欠いた分ホーマンキュートにもやられてしまった。
なんとも悔しい敗戦。前走よりはマシだったが、こんな馬ではないはずだ。
今日はまったく力を出し切っていないので、次のレースに期待したい。

11R カンファーベスト 2着
好スタートからスッと3番手へ進出。
前の2頭がやや速めのペースで飛ばす展開で、
トウカイトリックとカンファーが1000m1分2秒と絶好のペース。
直線に入る前に一旦息を入れるためか、トウカイの1馬身後ろに下がった後に進出開始、
素晴らしい手応えで前を捕まえにかかるが、なかなか差が詰まってこない。
最後は後続の追撃を受けるがなんとか振り切って2着を確保。
メジロマントルが自分の持てる全ての力を出し切った感があり、
こちらも休み明けだったことを思うと、こんなものだろうか。
展開的には、コイントスが出遅れたことによって、いろいろと狂ってしまった感じ。
先につながる競馬だっただろう、良い仕事を出来たのではないかと思う。

12R エイシンニュートン 3着
好スタートから前をうかがうが、内の馬たちが速く控えて6番手。
前6頭が競りながら雁行状態だったので、展開的には最高の流れになったと思われる。
4角回ってじょじょに進出を開始して、最後もよく伸びてきたが3着まで。
まあまあ、予想通りの走りだった。こんなもんだろう。
相手に恵まれればすぐに勝ちあがれそうだ。
俺の馬券的には別で、しかもその競り合いが熱かったので、あまりエイシンを見ていられなかった。
本田・・・あれで差し返されるのかよ・・・。柴山、今の頑張ったな。がっくり。


今週は8勝。将来有望な2歳馬を大量に確保。
カンファーベストの復帰戦もきっちり走らせることが出来たし、
トーセンブライトの不発を除いて、まったく大満足の1週間となった。
ちょっと遠く見えていた年間100勝にあっさりと王手の99勝。
楽しみは来週にとっておきましょう。
アンカツ、本当に凄かったよ。お疲れ様です。来週もよろしく。