アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

先週の反省

2008-07-29 22:07:40 | 競馬
中京競馬場の改修が行われるようだ。
今回はかなり大掛かりなものになりそうなので、
ちょっとじっくりと見てみたいとも思うんだけど、
今日のところはパス、またいつか思うことをまとめてみます。
アンカツが来てくれる競馬場になってくださいw



土曜 函館
1R ワンダーキラメキ 1着
「ズルいところがあって、
 攻め馬でも前に馬がいるとフッとやめるようなところがある。
 それでも、追えば伸びるだろうと思っていたから、焦りはしなかったけどね」
1ハロン目、前3頭の外にいたのに、
3ハロン目にはかなり前と離れていたのは、
アンカツの指示じゃなくて、単純に馬が気を抜いていたようだ。
1000m戦で一度気を抜いてしまってから伸びてくるんだから、
このメンバーではまったく力が違ったということ。
そういう気性なら距離は延びたほうが良いよな。
次は再度、芝1200m戦での走りを見たい。


2R ドリームトラベラー 1着
「ゲートを出てから走りがバラバラだった。
 3角あたりからは良い感じで上がっていけたが、
 直線で前を交わすともうやめようとしていた。
 難しい面があるみたいだね。今日は能力だけで勝ったような感じ」
走り方を忘れてしまったかのような話だ。
なんか躓くような格好を何度かしていたが、そういうことなんだろう。
コーナーで不必要に外に膨らんでいたのも、
抜けてから突き放せなかったあたりも、ようは遊んでいたんだね。
これはこちらが思っているよりも、かなり強い馬のようだ。
次走を楽しみにしたい。3連勝くらいして本場へ帰るかもしれんね。


4R シャインスターオー 5着
「向正面で動いたけど、腰に力がない分、コーナーでもたついてしまって・・・。
 最後までそのままだった」
途中で脚を使うと、それが長く持たないって感じなのかな。
2戦目は急に行って止まる感じで、
今回はじわっと加速して行ったけど駄目だった。
初戦みたいに、前に引っ張ってもらって、それに便乗する形が良さそう。
一瞬の速さは十分にある感じなので、
函館よりも砂が軽い札幌に変わるのは良いんじゃないかな。


5R ランウェイスナップ 4着
「先週の稽古で少しササッていたし、今日もササりながらの追走。
 馬っぷりは良いし、センスの良さを感じさせるが、
 少し他馬を気にする面があるのかな。
 次は大丈夫だと思うけどね」
ササるってことは、内にもたれる癖があるようだ。
これは調教なんかで矯正していくしかないが、
レースを見る限り、大きな影響を及ぼすようなものでもなさそう。
アンカツの言う通り、慣れの問題も多分にありそうだ。
次は順当勝ち出来そうだ。先のために楽勝を期待だね。


9R ダイワシークレット 2着
「3角で少し掛かってしまったけど、最後も止まっていたわけではないし、
 切れの差が出てしまったようだ。
 トビがしっかりしているので、函館の芝は合っていると思うよ」
ちょっと早く上がって行ったけど、あれは掛かってたのか。
ただ早めに行かせたんだと思ってたんだが。
実際、先行した馬で残ったのはシークレットだけだったので、
ちょっと厳しい展開になってしまったようだね。
まあ、勝ち馬には内がガラッと開いて抜けられたものなので、
抜けるタイミングが良くても多分負けていただろう、仕方ない。
左右の馬は最後までしっかり封じたように、タフで持続力があった。
札幌でOPまで上がれるか、楽しみにしたい。


11R スズカゲイル 2着
「体型的には長いところ向きではないんだが、
 昇級戦で2着するんだから、この条件が合っているのだろう。
 力をつけているのも確かだよ」
今回も、この2走で身に着けた良い競馬をしてくれた。
人馬揃って、走る術を完璧に手の内に入れた感じ。
確かに420キロの小さな馬にスタミナやパワーがあるようには見えないが、
走らせてみると全然違うのがまた面白いな。
ま、見栄えのする馬ばかり走るんだったら競馬は簡単だしね。
上のクラスに上がるのもすぐだろう。次走も楽しみ。



日曜 函館
4R グランプリエンゼル 2着
「本馬場調教のときは馬場が悪かったから気にならなかったが、
 今日は硬さが感じられた。
 その分、ビュンという脚を使えなかったみたいだね。
 ダートのほうが良いかもしれないよ」
良いスタートから、2番手で楽に進めていたと思うが、
本命のアローベアタキオンに軽く差しきられてしまった。
まずまず無難なスタートを切れたと思うが、
後はアンカツの感触を信じて、ダートに出てきたら重く扱おう。
今回は調教本数が多かったわけじゃないし、
まだまだ上積みは大きいだろうからね。次が楽しみだ。 


5R フロイラインローゼ 6着
「前にという指示だったので、途中から動いたが、
 まだ腰に力がないから、こういうレースだと追ってからがひと息。
 出たなりでジッとしていて、ひと脚使ったほうが良いと思う」 
行きたくても行けない馬だと思っていたんだが、
大外枠だったのでか、意外とすんなり番手まで浮上できたね。
ただ、本当に2番手を進んでいただけで、何のいいところもなく終了した。
前での競馬は試せていなかったので、意味のある競馬にはなった。
アンカツのコメントで腰に力がないという話だが、
重馬場の調教でまったく時計が出なかったこともそれを裏付けている。
切れはあるが非力で、北海道の芝は向いていないようだ。
小倉か新潟の軽い芝でラストチャンスにかけるのが良いと思われる。


7R アンコールスター 1着
「ずっと右手前で走っていたけど、能力で押し切ってくれた。
 前走からそれほど日はたっていないが、一段と力をつけている印象だね」
1000m戦だと手前が変わらなくてもそんな影響はないが、
当たり前だけど、まったくないわけじゃない。
まだまだ学ぶことがあり、上があるということだ。
今回は58秒2、前走に続いて今函館開催で最速の時計での圧勝。
今のところ、まったく底なしだね。条件戦で負ける気配は皆無。
マイルまでこなせるようになってくれたら、
ダートG1を荒らしまくれる存在になってくれそうだ。


10R ハギノプリンセス 2着
「これほどペースが遅くなるんだったら、
 もう少し前で走らせても良かったんだが、
 動こうとしたところでは、既に動ける位置ではなかった。
 でも、終いはしっかり伸びてきたし、メドの立つ競馬をしてくれたと思うよ」
スタートした地点で選択肢が二つあった。
今回はそこそこ良いスタートを切っていたので、
そのまま前に出して新しい競馬を試すという選択と、
これまで通りにゆっくりと入って、確実に結果を出すという選択。
ちょっと迷ったと思うが、待機を選択。
遅いならマクリを入れれば良いだろうとも考えただろうし。
結果、マクリにくいポジションになってしまったんだけど。
まあ無難な競馬をして、確実な走りをしたというところ。
新しい競馬を試す良い機会ではあったので、
この流れと結果になるならもったいなかったかな。
ま、全て結果論だが。
不利な展開なりに力は見せれた。このクラスの突破はもう確実だ。


11R シャドウストライプ 9着
「前走を見ていたら内で行きたがっていたし、
 仕掛けるとガツンと行ってしまいそうだったから、
 前半は我慢して途中から行こうと思っていた。
 それがいざ仕掛けても反応しなくて・・・。
 頭の良い馬だから、我慢しているうちに変に納得してしまったのかもしれない。
 ベストは1400mくらいだからね」
出遅れたけど、それはまあ想定内のことだろう。
俺も、脚質的に序盤は後方で待って途中からどう動くかが鍵だと思っていた。
アンカツは俺が思ってることなんかよりずっと深く考えて待ってたようだけど、
現実は本当にびっくりするくらいに動かなかったね。
あれが能力のわけがなく、まさに気持ちの問題だろう。
賢い馬は自分が納得したら・・・っていう話はたまに聞くが、
それをどう使っていくかは、調教師と騎手の裁量。
とにかく能力のある馬だから、良いほうへ導いてやって欲しい。