図書館で借りてきた本を読みながら、長女がいった。
「今までは?」とたずねると、
「今まではぁ、つまんないのもあったけど、今回はみんないけてる!」
けなされたり、ほめられたりで複雑だけど、だんだんうれしくなってきた。
今回は、4年生に紹介する本を選んできた。子供たちはきっと、がまんしてまでは読んでくれないだろう。それなら、書き出しから面白く、途中飽きさせず、最後までいっきに読める本がいい。幼なすぎても、難しすぎてもいけない。それを頭に置いて、選んでいった。
あとは、テーマを決めてたんで、そのテーマに会う本。あ、これもある、こっちも面白いし…、これも紹介したい!と、本はみるみる増え、30冊近くなった。
今までは、そんな選び方じゃなかった。これは読んでおかないと…、これも勉強になるかなぁと、選ぶ時点で身構えてた気がする。選ぶ側でそれだから、書く側になっても、スタイルを気にしてたんじゃないかな。
引き受けたときは弱ったなぁと思ってた図書ボランティアのお仕事だけど、本当に引き受けてよかった。

