OsakaMetro谷町線「阿倍野」駅から徒歩6分ほどの場所にある「KIKUYA GARDEN(キクヤ ガーデン)」さんに行きました。
場所は、OsakaMetro谷町線「阿倍野」駅6番出口から、南に進み、左手に「FUZIYA(不二家)」のケーキ屋さんがある道を右へ。
住宅街をまっすぐ歩いていくと、右手に見えてきます。
こちらは、生活介護「アトリエ コーナス」やグループホーム「ベイト コーナス」、自立訓練「Art-Labox」、就労継続支援B型事業所「Artlab-Next」などを運営されている、『特定非営利活動法人コーナス』さんが経営されているカフェです。
1階にあるカフェ「スリランカの風」は、テラス席もあり、店内のソファ席に座らせていただくと、外の心地よい風を感じることができ、とても心地よい空間でした。
オススメの「アーユルベーダ ランチ」をいただきました。
こちらはスリランカのお料理で、オーナーの娘さんがスリランカ人のお姑さんから直々に教わったという本格的な味です。
カレーはスパイスが効いているのに辛すぎず、あとからあとから、旨味を感じる味。
ほんの少しの油と塩、スパイスしか使っておられないということで、風邪気味の私でもまったく胃がもたれず、スプーンがどんどん進みます。
付け合わせは、
◆スパイシーチキンカレー
◆レンズ豆のカレー
◆大根の炒め煮
◆白菜と青唐の蒸し煮
◆大根・小松菜・パセリ
◆さつま芋とスパイスの炒め煮
◆人参と生姜のヨーグルト和え
◆ココナツフレーク・玉ねぎ・レモン・一味唐辛子和え
◆ウラド豆のせんべい
など、9種類。普段、食べる野菜が一風、変わった味付けで、とても新鮮に感じることができました。
食後のデザートは、「ヨーグルト・キティルハニー添え」。
スリランカ孔雀椰子の花蜜がかかったヨーグルトは、ほんのりした甘さとヨーグルトの酸っぱさが、後味さっぱりにしてくれます。
いっしょにいただくのは、スリランカミルクティー。香りがよくて、やさしい味わいに癒やされました。
お店の奥には、利用者さんたちの絵が、立派な額に入って、飾られていました。
描いている方の楽しそうな様子が目に見えるようです。
力強い色使いや筆のタッチに、パワーを感じます。
事業所で作られているクッキーにも、利用者さんのイラストが。
どれもおいしそうで迷いましたが、定番クッキーと紅芋クッキーをお土産に買いました。
クッキーのラベルには、イラストが印刷されたシールが貼られており、アーティストの紹介文も掲載されています。
就労継続支援B型事業所でカフェをされているところは少ないですが、こちらでは、まず、半年ほど、接客のロープレをして、利用者さんに支援員さんがマンツーマンでつかれるのだとか。手厚い支援は理想的だと感じました。
障がいがあっても、健常の方と同じように、できることは山ほどあります。
さらに、一生懸命な姿や笑顔、やさしい言葉に癒されることも。
それをオープンな雰囲気で地域の方に見ていただけるカフェはとても素敵だなぁと、心が温かくなりました。
障がいのある方が自信を持ってイキイキと働ける空間。大好きな絵を夢中で描ける居場所。福祉の理想がカタチになっている場所だと感じました。
特定非営利活動法人コーナスさんのHPはこちら。
「KIKUYA GARDEN(キクヤ ガーデン)」さんのHPはこちらです。
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こちらは、コピーライター＆児童文学作家
大野さとみ（おおのさとみ）の
公式ブログ『創作びより』です。
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