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【創作びより】

【子育てブログ】保育所の修了式

次女が3年間通った保育所の修了式でした。夫も午前中休みを取ってくれたので、一緒に出席。三女も在園児の席にちょこんと座っていました。
いい式でした。手づくりの温かな式でした。30人全員の名前とメッセージを先生が読み上げ、一人ひとり園長先生のところまで行き、修了証書を受け取ります。

「ぼくは(わたしは)◯◯小学校に行きます。◯◯を頑張ります」と、それぞれにみんなの前で話したあと、保護者に一言伝え、証書が手渡されます。
一人目から「いつも送り迎えしてくれてありがとう」なんて言ってくれたものだから、お母さん号泣。それを見ていたほかのお母さんたちも、もらい泣き。式は最初から最後まで、涙なみだでした。


いよいよ次女の番が来たとき、夫が証書を取りに行き、私はビデオを撮影していました。次女から証書を受け取った夫。ほかの保護者の方は自分の子どもにだけ「頑張ってね」と声をかけていたのに、突然、ほかのお友だちに向かって話し始めました。


「ゆりぐみのみなさん、今まで一緒に遊んでくれて、ありがとうございました」
突然のことに、その場にいたみんなが驚きました。あとから聞くと、夫のひとことで最前列のお母さんたちがドッと一斉に泣いてしまったとか。先生も声をつまらせ、次の子の名前が読めなくなってしまったほど。

自閉症の娘は、お友だちを叩いたり噛んだり、本当に迷惑をかけたのに、だれ一人、「のんちゃん、きらい」と言う子はいなくて、いつも手をつないで仲良くしてくれました。

式の最後には、保護者から子どもたちに歌をプレゼント。家で練習するだけでも涙がこみあげてきましたが、本番では鼻をすするほど泣いてしまいました。

式のあとの茶話会で印象に残ったのは、園長先生のことば。
「子どもたちは今、なりたいものや、やりたいことがあります。どうぞ、ご両親がその夢をかなえる手助けをしてあげてください」と…。その言葉を大切に、いつまでも今日の一瞬を忘れずにいようと思いました。


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