【創作びより】

現実の充実感

前の家に住んでたとき、仲のよかった友だちが遊びに来てくれた。お子さんたちも、うちの子たちとは幼ななじみ。しばらく会ってなかったんで、会ってすぐは、照れくさそうだけど、すぐに意気投合して、楽しそうに遊んでいた。
お昼は、やきそばと炊き込みご飯を作った。関西以外の人が聞いたら、炭水化物ばっか!!と思うかもしれないけど、わたしのまわりでは、お子さまづれのおもてなしと言えば、お好み焼きにやきそば、たこやきだったりする。
仕事のことだの、子育てのことだの、心配なことや迷ってることをあれこれ聞いてもらって、気持ちがすーっと軽くなった。すっごく頑張ってる友だちだから、一言ひとことに説得力があった。
お友達が帰られて、晩ごはんを食べたあと、PCのファイルを開く。子供たちが話していたことや、やっていた遊びが面白かったんで、書きとめておいた。
そういえば、前にも友だちと喋ってて、心に残ったことが、のちのち作品になったことがあったっけ。なにげない会話の中でひろった発想の種が、何カ月もたって芽をだし、育てて成長したことがあった。
創作のことをまったく忘れて、からっぽになって遊んだ一日だったけど、一日の終わりには、とても満たされた気持ちになった。体がすっぽりオレンジの光りに包まれたように、ほわほわ暖かくて、充電されたかんじ。
今までの自分は、書くことで満たされてる部分があった。今日のような感覚を、現実の充実感を、書くことで伝えられたらいいなぁと思った。

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