さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

コモア四方津に登ってみた 20

2017年03月12日 | 関東甲信越



朝を迎えた甲府のホテルから。南アルプスがきれいに見えます。



さて甲府ともさようなら。北からみた富士山です。東、南、西、北から富士を
見てきました。どの方角から見ても、住んでいる人たちはそれを「表富士」と
いい、反対側から見るのを「裏」と言います。もちろんどの方角が裏だと表だの
いうことはないのですが。。。



やはり朝は東から、午後は西から見ると光が当たってきれいかな。南から見る
のも見晴らしがよくて美しい。北から見ると、このように影になることが多いので、
そこだけはちょっと不利かもなあ~^^;



甲府から勝沼にかけて、ワイナリーが多いので葡萄畑が続きます。近年は日本産
ワインの品質が飛躍的に伸びて、お値段もどんどん上がってます。ちょっと上がり過ぎ
な感じだけどねェ。。。



今回は四方津で途中下車してみました。この山の上に、天空の住宅地があるのです。
中古住宅のサイトを見てみたら、だいぶ安くなっていました。バブルがはじけ、
都会回帰が進んで次世代は親が買った家を継がず、出てゆく人が増え始めている
らしい。「ニュータウン」と呼ばれるところはどこもそうですね。

「千と千尋」の最初の場面は、子供を連れた両親が車で「山の上の住宅地」に向かい
ますが、ここはそのモデルになったそうです。どんなところでしょう。安くていい
感じだったら、俺も買えるかな?



まずは駅から専用通路を渡ります。「歩くときは静かに」なんて張り紙があるので、
朝夕などはドヤドヤと大変なひと通りなのかしら。なにせ山の上の住民たちは、みんな
ここを通るのだろうからねェ。



あひー。先が見えないほどの長いエスカレーター。乗ってみたかったけれど、朝は
下り、夕方は登りだけ、あとは動いていないらしい。



というわけで、左右にある斜めに登るエレベーターを使うのであった。200ⅿもある
ので、現在どこを通過中かと表示がある。



わりと小さい箱のエレベーター。乗ったのは俺ひとりだけでした。ぐんぐん上がると
向こうに山が見えてきました。



ほおお。到着。すぐ横にスーパーマーケット。この山の上の住民、ほとんどみなさん
そこで買い物をするのでしょうね。



4丁目まであります。なかなか広いので、入口から遠い場所の住民はなかなか大変
かもしれない。



実に閑静な住宅街。団地みたいなのとは違って、それぞれの一戸建ては全部デザインが
違っています。ちらほらと住民の方々が歩いていました。



循環バスが運行していました。しかし3方向あって、1日に1本、1本、2本!
これではほとんど使えないなあ~。



1軒だけ居酒屋があり、そこは昼にうどん屋になっていると調べてあり、定休日で
ないことも確認していたのだが、行ってみるとなぜか営業していない様子であった。



というわけで昼飯も食えないので、しかたなく降りることに。どうやらコモア四方津
からは富士山が見えないようです。下りのエレベーターでは住民の女性と一緒になり
ました。ふたりきりで長い無言の同乗、微妙に気疲れがありますなぁ。。。



駅に戻るが、駅前にも店はない。しかたなくふたたび中央線に乗って東京に帰った
のでした。ここに住むのはちょっとないかなーw

これで富士山一周の旅は終わりです(^益^)ノ



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