さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

枕崎は苦しいぞ

2017年10月23日 | 九州シリーズ



枕崎駅前のホテルに荷物を置き、ちーと町歩きをしてみるかのう。



駅前の大通り(ここが町の中心地のはずだが)がいきなりこれだ。空き地!廃墟!
元家具屋さんか~。私の育った東京下町にもたくさん大きな家具屋がありましたけれど、
もうだいぶ前に全滅しましたねー。むかしは子供の学習デスクとか、新婚さんがタンス
などを買ったものです。廃墟となって、このビルも買い手がつかず何年経ったのだろう。



店が閉店したのはわかる。しかしなぜこうなる?なぜこのままだ?



ううむ、あっちもこっちもシャッターが閉まっている。郊外にイオンがあるとも思えぬが。



魚は「枕崎産」が有名なので、漁業はいまでも盛んなのかなあ。



駅の近くの建物に、いまは亡き南薩鉄道の写真が展示されていました。こんなふうに
若者が沢山列車に乗っていた時期もあったのですねェ。



上の100型好き^^ 昔の路面電車にこういうのがありましたね。



夜は寿司屋に行きました。お通しに蕎麦が出た。〆みたいだけどね~。



川内のいけす料理の旦那が枕崎の鰹について、「冷凍も食べて比べてみたらどう」と言って
くれたので、試してみたいと考える。ここの店、普段はもちろん生を出すわけですが、聞いて
みたら「ある」とおっしゃる。3~4切れずつ出してほしいのだが、と相談すると、冷凍は
1サク解凍してしまうので、それは全部食べてくれという。しかしすべて刺身ではなく、
カルパッチョだのステーキだの、料理法は選んでいいと言われました。

しかしだなー、繊細で感じやすく、二枚目で食の細い俺は完食する自信がなく、結局冷凍は
やめて生だけを食べたのでした。美人でやさしく素敵で、酒好きで大食いの女性が横に
いればなー。

ところで枕崎の一本釣り生鰹、さすがに旨い。東京のスーパーで買うやつとは別物。
ねっとりと柔らかく、味わい深くむっちりムチムチ♪ (*´д`*)ハァハァ



ここで酒は焼酎に。いやあ、今回の旅では日本酒をほとんど飲んでない。つーか、熊本の
「あめや」、最初の店の最初に飲んだだけで、あとはずっと焼酎。やはり「地酒」という
のはジャンルを超えるなー。普段飲まない酒でも、その土地の一番はそこで飲め、と^^

ところで飲んでいるときに、カウンターの向こうで愛想のよかった女将さんが、旦那に
どうやらかなりきつい言葉を投げているのが聞こえてきた。別におしどり夫婦じゃなくても
いいんです。でもさー、人生の辛く悲しく暗く苦しい現実を、見させられちゃあ酒の味も
ふっと褪せるというもの。興ざめでした。。。



〆には「お勧めを5貫」とお願いしました。牛深では4貫だったので、ちと快復?(^益^;



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