釜石を去り、三陸町を経て大船渡へ向かいます。ここからは盛(さかり)まで、電車が
動いているのです。
新日鉄釜石さん、また会う日まで^^
すぐにあの印象的な鉄橋を渡ります。
港のあたりは、ガサッと更地になっています。
唐丹(とうに)という駅を通過中。駅前の開けた土地なのに何もない。
津波でほとんどさらわれたのか?
いやいや、違ったのです。
しばらくすると次の町、吉浜を通過しました。ここで電車のなかでアナウンス。
このあたりは、何度も津波の大被害を経験しているので、不便でも高台に集落を移し、
低地はすべて耕地などにすることを徹底していたのです。だから今回の津波でも、
ここらはほとんど犠牲者を出さなかったそうです。
なにせ唐丹では、明治の三陸大津波のとき、海に近い家屋で残ったのはわずかに
一戸、人口の88%が死亡というとんでもない惨事だったそうで、教訓が受け
継がれてきたのです。
さて三陸駅に到着。
実に閑散としたところでしたが、観光バス一台がやってきて団体さんが駅前に
ウロウロしておりました。
駅のホームにあった観光案内。海岸に近いところの観光地がなくなってしまい、
シールを貼られてしまっているのが痛々しい。
右上の「ようこそ さんりくへ・・・」っていうセリフは、震災の前からあったんだよね?
なんだか平仮名で「・・・」がついてると、意味深な感じなんですけどw
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