グリッズホテル2日目の朝を迎えました。ベッドは上階で下階はソファーのある
リビング、天井が高いので空間が広くて快適。ラーメン屋のおばちゃんにもらった
カフェラテを飲みながらゆっくり新聞を読むという優雅な午前。
グリッズは俺には贅沢過ぎるので、あとの4泊は駅前のドーミーインに移動。
そちらはフツーのビジネスだから、狭くなるだろうがそれで身分相応^^;
アーケイドを歩くといるいる仮装行列w
昼飯は長崎屋に入っている「どんど」で焼きバソ。450円で旨い庶民の味方♪
天気がいいので小樽公園の展望台から石狩湾を眺める。向こう側の山を越えれば
増毛、留萌。
このあと図書館で『また会う日まで』の続きを読もうと思ったら、なんとそれが
貸し出し中。しかたがないので、これまた途中まで読んだ『語学の天才まで1億光年』
の続きを読む。この著者は大学の探検部に所属したところから世界各地を旅して、
ソマリ語だのリンガラ語だのを習得しながら現地の人々と交流する冒険を語って
います。俺は英語からフランス語、ラテン語に向かってきましたが、それは多分に
「いま生きている人」ではなく、「過去に生きた人たち」との交流になります。
生きている人たちとのやりとりは付属品、おまけの副産物という感じです。
同じ語学に興味を持っていても、実に対称的なアプローチですねえ(^益^)w
春に滞在したマンションを通過して、ホテルにチェックインしますかー。
雪が残っていた頃とは全く違う街の様相。
こっこれわ!!! チェックインの際に部屋番号が「02」と書いてあったので
嫌な予感がしたら、なんとカプセルだったー! あとで予約のページを確認したら、
やっぱり下のほうに書いてあった。。。 いつも「シングル」で検索しているの
だが、まさか何度となく泊っているドーミーインにそんなのがあるとは夢にも
思わなかったw 1泊6000円超えてるのにだぞ。。 3500円とかだったら変だと
気づいたろうになあw
中に潜り込む。少し大きめの棺桶みたいだ。横になって上を見るとすぐに天井。
四角い窓が開いて「最後のお別れです・・・」とか覗き込まれるのを想像してしまう。
ここは寝るだけだ。とてもくつろげるような環境ではない。幸いドーミーインの
大浴場は広い。夜の酒に出動するまで、たっぷり風呂に浸かったのであった。
部屋、じゃねえ、カプセルの中にいるのは嫌だからなあー。
2日目の夜は「かすべ」に。広くてくつろげる空間がありがたい^^;
まさかいい年こいてカプセルに泊るとはなあ~。
つぶ貝とアスパラのバター炒め。いいねえ♪
そして亀甲蔵にソイとニシンの刺身。この日はシマソイでした。旨い旨い旨い旨い
・・・と心の中で叫ぶ。「いつも同じですね」と言われるようになったあと、
もうこれを注文すると店員さんは微笑みを浮かべるだけになりました。
そしてスナック杉に。そこの常連さんたち、「駅前のドーミーインにカプセルなんて
あったの?!」とみんな驚いてたぞ。80overの方々だから、ひと足お先の棺桶体験に
みなさん興味津々。他人事だと思って笑っていましたよ^^;
深夜にホテルに帰りますと、もうカプセルはほとんど埋まっていました。息が詰まる
からか、のれんのようなしきりを開けっぱなしの人がちらほら。そこを通って行く
のだ。裸で寝ていたり、うつ伏せでスマホを見ていたり、あまり見たくない光景だ。
2階建てのずらり並んだカプセルにひとりずつ入っているのを見ると、まるで類人猿の
ペットショップみたいだぞ。そしてイビキがすごいんだ。あっちからこっちから、
まるで悪夢だよ。。。