さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

会津新選組記念館と富士の湯など

2023年12月24日 | 東北シリーズ


会津新選組記念館というのがあって、まだ見てなかったので入ってみました。


土産屋さんの2階に行くと、新選組ゆかりの品々が展示されています。


砲撃されてお城がズタズタになったこの写真は有名ですよね。大山捨松がまだ子供で、
飛んで来た砲弾に布団をかけて火が回らないようにしたという話を思い出します。


こんなのが飛んで来たらたまらないよー。


戦争は嫌だねェ。。。


「八重の桜」で綾瀬はるかさんが持って撮影したという鉄砲も展示されていました。


富士の湯に向かう途中、明日乗る予定の只見線の踏切がありました。


列車は朝早くの次が昼過ぎ!本数が少なくて予定を立てるのが大変なんだよ。


と思ってたら、遮断機が下りて只見線が通過していきました。レアです!


風呂に入る前に、「城下町ラーメン」で昼飯。おばーさんのワンオペでした。


ラーメンを食べたらカウンターに俺ひとりだったので、おしゃべりタイムとなりました。

おばーさんは子供の頃に東京に住んでいたけれど、疎開でこちらに来たそうです。
しばらくすると、お友達のおばーさんがやってきておしゃべりは3人に。その
おばーさんも、疎開で横浜からやってきて、そのままここに住むことになったそうです。
横浜の海岸に住んでいて、家から目の前の砂浜に泳ぎに行ったそうです。いま横浜は
全部埋め立てられて、海水浴ができるわけありません。戦前は出来たのですね。。。

会津若松には毎年のように来るというと、それなら女がいるんだろう~と小指を立てる。
女がいたら年に一回のはずないでしょうと答えると、そりゃそうねと一旦は引いたが、
そのあと2回くらい同じネタをふってきましたw


俺の旅の話をたくさんしていたら、コーヒーのおかわりまでサービスしてくれて、
お菓子も出してくれて、さらに会津の名産、起き上がり小法師をくれました。
俺の場合は各地でこういうおばーさんと仲良くなるんですよね。。。


オバケでも出そうなすごい廃屋。


それが富士の湯の前にあるんです。

薬湯、サウナ、露天風呂と充実しています。おじーさんがたくさんいました。わりと
盛況だな、と思っていたら、おじーさんたちの会話で「今日は少ないな」というのに
少し驚き。高齢化が進んでいるので、こういう施設を増やさないとなあ~。


この日は「桜鍋 吉し多」に。久しぶりです。いつも「籠太」に行くからなあ。


俺が会津の食べ物は好きだと言うと、「城下町ラーメン」のおばーさんは「大震災の
放射能汚染で避難してきた人たちがたくさん会津に来たけれど、会津にはこんなもの
しかないのかと文句を言った人がいる」と不満を言っていました。「そりゃ100人
いたらそんなこと言う人もいるよ。みんながそうじゃないから」と言うと少し気持ちが
直ったようでした。「鰊の山椒漬け」、「馬刺し」、「こづゆ」は美味しいって^^
まあ海の幸の土地から山の幸の国に来れば、老人なんかは食生活に不満も持ちますよw


流石に専門店だけあって、ここの馬刺しは美味いぞ。


そして「こづゆ」♪ 貝柱の出汁がとってもいい。いろいろ入っているから自分で
作るのは大変だけれど、店で注文すればさっと一人前出てきます。そう、家で鍋
いっぱい作ったら、何日も食べなきゃいけないしなあ~。なんて話も城下町ラーメンで
したのでした。


最後はやはりCozy。デンマークで飲んださくらんぼのリキュール「チェリーヒーリング」
でカクテルを作ってもらい、昨日飲んだメタクサ、ブラックブッシュを頂きました。
会津若松には何泊しても極上の飲食店がいくつもあるのです^^



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