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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

根室市歴史と自然の資料館 ランドーの冒険記4

2022年09月29日 | 北海道シリーズ


車石から港に戻る途中、小学校に付属の「歴史と自然の資料館」に立ち寄りました。


例によって土器からスタート。全国のコレ、なんとかならんか?


うわー! はく製(´;ω;`)・・・


フクロウちゃん、撃ち殺されたの・・・? ((+_+))


人類を代表して、スミマセン。。。


こんなに愛くるしいものを。。。


エゾリスは少しワイルドw


クマさんたちにも受難の時代となりましたw


ゴマちゃんたち(-ω-)/


稚内で見ましたね。サハリンの南半分が日本の領土だった頃、国境に置かれていた
石です。


反対側にはロシア語の表示。


なんだかわかりますか~? 昆布の「砂落とし器」です。


「チャシ」の解説がありました。アイヌの遺跡で、砦、祭祀の場、見張り場などに
使われていたものです。このあたりにはたくさん残されています。


さて根室に戻ることにしましょう。


バス停の表示にもロシア語。


ランドーの冒険記4 アイヌ部落に立ち寄る

ランドーは噴火湾をぐるりと回って室蘭に着き、そこから命の危険を感じるような船に
乗って近隣のアイヌ部落、Aputa(虻田)を訪ねました。

そこに住むアイヌの人々は、ひどく憐れな様子でひどく汚い小屋に住み、大変貧しく
汚れているが、性格は温和で従順でした。

そこにいた10歳くらいの少女がとりわけ美しかった。大きな目、日焼けした顔に白い歯、
上唇には紺色のタトゥーが入っており、バサバサの長い黒髪を風になびかせており、赤い
イヤリングをつけているその姿は、私が人生の中で見たもっとも風変りな色合いをなす
見ものであった。

そんな印象的な姿なので、ランドーは道具を取り出し絵を描いてあげます。すると多くの
村人たちが珍しがって集まってきました。

とある村人は、青の色に異常に関心を示した。他の色にはまったく興味がないようだ。
そこで手のひらに青色の絵の具をつけてやると大変な興奮と喜びよう。飛び上がって叫び、
走り回ってしゃがみこみ、抑えられない喜びでずっとニヤニヤしているのだった。

絵が完成すると、まだ乾いていない絵を触らせないのに苦労した。とある村人は感謝の
気持ちからランドーの顔に砂をかけ(なんじゃ?!)、それは絵にもかかってしまって
絵の一部を台無しにする始末だ。

そしてランドーは洞爺湖に行って噴火している美しい有珠山の景色を堪能したのでした。