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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

苫小牧市科学センター&ミール展示館

2019年03月29日 | 北海道シリーズ



苫小牧市科学センターにやってきました。名前からしてウルトラホーク1号でも飛び
出してきそうな近未来的な建物かと思いきや、過疎地の図書館みたいな風貌でした。



スパイダーショットを持った、オレンジ色の制服を着た隊員に止められることもなく、
入場無料なのでそのまま誰もいないところに入ります。事務室にはうしろ頭が見えたけど。
人類の進化と共に、科学が発展したという意味なのでしょうか。ちなみに私の知り合い
には、右から2番目みたいのと、せいぜい3番目みたいのもいます(^益^)w



小学生低学年向けの展示が中心でした。おばーさんが掃除をしていて、朝のご挨拶^^
災害救助に使われていたヘリコプターがありました。



初めてヘリのなかに入りました~。



さて別館に行くと、そこは「ミール展示館」。ソ連時代の宇宙船です。これは本物。
本物といっても「予備機」といい、あらかじめ2機同じものを作成していて、使わ
なかったほうを後にソ連が売りに出して、それを粋狂な日本人が買ったというわけです。



「スペースカレー」って、それゆっちったら他のも全部「スペースチキンライス」とか
「スペース鯖の味噌煮」ではないかね?



いや宇宙に「もんじゃ」持ってく必要あるのかー。あれは鉄板の上で焼かないと
全然別物になってしまうような気がするが。。。



とらんぷとジョンウンを宇宙船にブチ込んで、1ヵ月くらい二人でこの景色を眺めさせ
たらどうだろう?少しは心が広くならないかな。



冷戦時代は米ソが宇宙開発にしのぎを削っていたから、ソ連が「宇宙滞在新記録!」に
こだわっていたんですよね。しかし行かされたほうは、1年半も大変だっただろうなあ~。



側面についている折りたたまれたパネル、なんかフツーのイベント会場にあるやつ
みたいに見えましたよー。



中に入れるぞ!



宇宙戦艦ヤマトの操縦室みたいのを想像していたら、すごくちゃちく見えますね。



個室は電話ボックスかシャワーストールのよう。しかし無重力状態だと、フワリと
立っている状態でいいので、これでいいんだそうです。縦になったカプセルホテル?



トイレは排泄物を出した瞬間にフワフワあちこちに浮遊してしまうので、ご覧の通り
吸引式だそうです。あの黄色いところにティムポを差し込んで、吸い取られるのかっ。



こんなふうに合体して宇宙ステーションができるというわけだ。



古いオンボロの自動車みたいだけれど、これで宇宙に行って長い間稼働していたんです
よね~。宇宙船が売りに出るって、技術の流失が気になりそうですが、そんな心配は
はるかに遠い過去の遺物ということなんでしょうか~。



それなりになかなか楽しめましたよ。市場にはうじゃうじゃいる観光客も、こういう
ところには全然来ないんだな~。