さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

おびひろ動物園の動物たち

2019年03月10日 | 北海道シリーズ



植村直己記念館も見たので、あとはのんびりと動物たちを見物。フラミンゴさん、閉じ
込めてスミマセン。やってくる人間たちから離れて向こうのほうに集まっています。
冬の間は3時間の開園時間だけ我慢してね。



ペリカンさんの右のほうは、人間の年齢にすると90歳越えのおばーさんだそうです。



ゾウさんの体格からすれば、一生を狭いアパートの中で暮らすようなもの。帯広は
寒いだろうに、どうもスミマセン。俺に謝られてもしょうがないでしょうが、そういう
気持ちになるもんで。アメリカ人で、イルカのショーを見ていてイルカに申し訳ない
気持ちになった奴が、世界中のショーをやらされているイルカの数を確認して、
それと同じ数だけの水中ダイバーを集め、イルカが泳いでいるところで人間のショーを
見せる、という企画を立てたやつがいました。それでフィフティフィフティか?



チンパンジー君も、檻の中でお気の毒。



俺の子供がこんなところに入れられたら辛いだろう。そもそも人間にこういうことを
する権利はない。力があるからやっているだけです。俺も拾ってきたインコを飼ったり
夜店で手に入れたミドリガメを飼ったりしました。知能が低ければそれだけ罪悪感は
少ない。逆に犬やら猿となると、自由を奪っていることに疑問を感じるような。
でも別に動物園を批判はしていません。プロの飼育係が精一杯動物のために頑張って
いるんですからね。ただ人間の業の深さを感じるわけですー。



ラマです。こういった四つ足は人間の食料になったりします。生き物を食っちゃうって、
よく考えればすごいこと。「
進撃の巨人」ですよ。あれ人間が食われるから衝撃ですが、
人間は他の動物をモリモリ食べているんですよね。


ピーター・シンガーという哲学者は、この問題について考えて、他の動物は食っちゃ
いけないし、苦痛を与えてもいけない、と主張しました。確かに他の生き物を殺戮して
食っていいという合理的な説明は難しい。人間は知能が高いから偉いの?生まれたての
赤ん坊は賢い大人の馬より知能は低いし、真面目で従順で頭のいい犬は、モラルのない
クソ人間よりはるかに偉い気がするが?

すき焼き、とんかつ、鶏のから揚げ、馬刺し…食べまくっているよ!おれわ。。。
魚ならいいだろうという気もしますが、あいつらだって、どうやら苦痛は感じるらしい。
それを表現する手段がないだけで。口をパクパクさせているアジのたたき、好きですがw



バイソンです。こんなのもやたらに食われてしまいます。どーも俺は(俺も?)あの世は
上のほうではなく、下のほうに行きそうだ




この動物園は動物との距離が近いので、小さい子供たちは嬉しそうに見ています



こちらのマンドリル氏は、とても神経質らしく、ガラスにはシールが貼られていて
その隙間から覗かせて頂くという形になっていました。



カンガルーちゃんは、やはりピョンピョンはねていましたー。



動物園といったら、やはりゾウ、キリン、サルとトラやライオンといった人気者たちは
はずせないでしょう。しかしトラさんはだいだいノイローゼになっているとか。



ライオンさんも風格がある。我々人間よりも強いのに、こうやって閉じ込められている
のはどうにも気の毒で。



アザラシはそれほど悲しそうには見えず、いったりきたり泳いでいました。まあ気持ちは
わからないんですけどねー。



というわけで、久しぶりの動物園をたっぷり見物しました。次は
「昭和ナツカシ館」
なんてのが近所にあるらしいから、そんな名前を聞いては
はずせない。