牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

ハンバーグに胡椒をかける代わりに、スパイシーなコート・デュ・ローヌ。

2017-04-15 14:35:47 | 酒のご紹介
                           
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牡蠣にはシャブリでしょう、とは言いませんが、商売上、たまに「うーん、このワインは合わせるとしたら、鶏のクリーム系かなぁ」などと偉そうなことを言っている割には、自宅では「今、空いている赤白1本ずつからどちらかを選ぶ」くらいのマリアージュ劣等生です、ハイ。


ただ、「今日はハンバーグ」と聞いて、


結構ピッタリのワインがあった!(前夜に栓を開け、まだ半分以上残っている)


と心の中で小さな小さなガッツポーズをとったある日。



そのワインが見当たりません。


赤ワインなので、(飲みかけのまま)食卓の上というのが一つの定位置なのですが、そこにはないし、食卓回りにもない。


栓を開けたワインなので、箱とか戸棚の中とかにしまい込んだりしていないはずですし、さすがに平日なので、お昼に家人が宴会を開いて空けてしまった、ということも考えられない。


夢遊病者のように隣の部屋に持っていった?とも思いましたが、やはりない。



半分以上残っているというのが夢で、全部飲んじゃっていた?」と自分の記憶(ボケ症状)に心配になった瞬間に、閃きました。




もしや!、、、、、、








ありました!










ここ







そう、台所の片隅の、空き瓶空き缶ゴミ袋、です。




何でここにあったんだろう。。。。



それは置いておいて、そんな艱難辛苦の果て、味わえたマリアージュが


こちら


コート・デュ・ローヌ レ・プラド2008
Cotes du Rhone Les Prades


2008ヴィンテージなので熟成系ですが、熟成熟成せず、むしろ軽やかでまろやか、果実味も豊富。
でも深みもタンニンもスパイシーさもあり、ハンバーグにピッタリなんですよね。
(タイトルにもあるように、ハンバーグに胡椒をかける代わりに、スパイシーなコート・デュ・ローヌ、です)


しかし、、、、何でここにあったか、、、、やっぱり怖くて聞けない。

変な聞き方をしたら「自分が捨てられなくて良かったね」とか言われそうですし。


くわばら、くわばら。




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それで、ロゼ・ワインのシェアってどの位なんでしょう。

2017-04-14 12:34:32 | 附属酒類経済研究所
                           
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昨日、フランスではロゼワインのシェアが30%を超えた、と書きましたが、良く考えると裏をとっていなかった。


ちょっとネットで調べてみました。


日本リカーさんのプロモーション資料を見ると、確かにそのようです。

フランスではロゼワインの消費シェアが白ワインを抜いています。
(ロゼワインは、1990年の10.8%から2011年の27.3%と大幅にアップし、赤ワインに次ぐ2位の地位を得ていま
す。)



それでは世界では?というと、プロヴァンスワインのサイトに比較的丁寧な説明がありました。

世界的にワインの生産量が2005年より下降しているのに対し、ロゼワインの生産量は最近10年間で13%上昇しています。これは、世界のワイン生産全体の10%を占める数字です(2530万ヘクトリットル)。
フランスはロゼワインの最大生産国として、650万ヘクトリットルを生産しています。そのうち、AOCロゼワインの40%がプロヴァンスで作られており、プロヴァンスはまさにロゼワインの世界的中心地と言えます。
http://www.vinsdeprovence.com/jp/economie.html


なるほど、世界では10%を占めているんですね。



あ、日本の状況も調べてみました。

ワイン・コミュニケートというサイトに載っていた座談会?ではこんな発言がありました。

宮地:日本でのロゼワインシェアが1%以下? フランスの30%台とは単純に数字では比較できるものではないけれど、ワイン市場が成熟している国において、これだけロゼが飲まれていない日本だけが異常だと思う。


1%以下?というのは、ウチの会社での状況と一緒ですが、本当にそんなに少ないのかなぁ。。。。。。


もう少し調べてみると、メルシャンではグラフで出ていました。



ふーん、8~9%くらいですね。上の「1%以下」に比べると10倍になっています。これはちょっと多いような。。。。



悩んでいると、ヴィネクスポ(VINEXPO)の2014資料というのに日本の市場として、こんな記載を見つけましたよ。

赤ワインが主流のスティルワイン市場
日本では、赤ワインの消費がワインの総消費量の 3 分の 2(66%)を占める。赤ワインの消費量は、2008 年
から 2012 年の間に 34.33%増と伸びたが、今後 5 年間に、さらに 3.04%増が見込まれる。
白ワインの消費は 4 本に 1 本の割合を上回る(27.75%)。
また、ロゼワインの消費量が大きく伸びていることも特筆すべきことだが、2017 年の日本のワイン消費市場
全体において、わずか 3.7%であろう。



ここでは3.7%です。

「1%以下」と「8~9%」の間をとったという数字ですが、まあこんな実感でしょうか。


何%が本当なのかはわかりませんが、いずれにせよ、ウチの中でのロゼのシェアアップは、かなり行ける気がしてきました。



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三菱自動車並みの希少種? ウチのロゼワインのシェアは、全体の1%に満たないんです。

2017-04-13 12:10:40 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                           
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全国最初の開花宣言からもう3週間も経ちますが、東京の桜はお天気のせいかまだまだ粘っています。



週明け、酒・フーズ健保組合会館に行ったのですが、お隣の新川大神宮の桜



ほら



これは上から
あぶないヨ




ただ、酒屋としては、ちょっと前までは「お花見期間に週末が何回挟まるか」というのが売り上げ的にも大きな関心事だったのですが、最近はお花見需要があまり実感できないんですよね。


さらに以前は、飯田橋-市ヶ谷間の外濠公園の花見客から「トイレから7本目の桜の下に冷やしビールを3ケース」なんて注文が入ったそうですが、そんな話はまさに今は昔、となりました。


そんな中、ウチが運営しているインテリジエントロビー・ルコでは、こんなお花見ネタで頑張っていました。


こちら


春のロゼワイン・フェアです。


辛口ロゼの双璧とも言える、スペインはリオハのロゼにフランスのコート・デュ・ローヌのロゼ。

そして忘れちゃいけない、女子に人気のやや甘のロワールのロゼ・ダンジュ


個人的にはロゼって結構好みで、ここで出ているコート・デュ・ローヌのロゼ(もちろん、問屋でも扱っている)などは、前菜からメインまで、それこそ洋食から和食、中華まで幅広く合わせることのできるオールマイティ・ワインだと思っているのですが、問屋の方ではなかなか出ませんね。

以前調べたら、ウチのワインの売り上げのうち、ロゼの占める割合って、1%にも満たない状況です。


自動車の登録台数のシェアではトヨタが断トツで4割以上、三菱自動車が1%くらいですから、三菱自動車並みの希少種になっていますね。


ただ、先般、インポーターさんに聞いた話では、フランスではシャンパーニュ(などの泡モノ?)を除くワインの売り上げのうち、ロゼは過去15年くらいで2倍になり、今では白ワインを抜き去り、30%以上のシェアを占めるようになった、そうです。


それを聞くと、ちょっと行ける気がしてきますね。


ウチも4月から新年度に入りましたが、今年度のロゼワイン、ワイン全体の5%くらいに設定してみましょうか。。。。


春から目標を掲げる、升本総本店でした。




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焼酎蔵は「酒蔵」と呼ぶのでしょうか?@酒蔵ツーリズム

2017-04-12 13:19:27 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】




所用(お酒以外の仕事です)で定期的に霞ヶ関に赴いているのですが、お役所って色々なポスターを作っているんですよね。




そう言えば、以前はこんなポスターをご紹介。




で、今回発見したのは、こんなポスター





まさに業界的ストライク「酒蔵ツーリズム」です。


作成したお役所は、、、、観光ネタですから観光庁ですし、お酒ですから国税庁も噛まないわけはありません。


ですよね


この辺り、役所って色々と難しいと思う訳です。


ところで、このポスター、左右2種類のポスターが並べて貼ってあるのですが、その違いは何でしょう?


背景の色味(というか中身)が違う以外に、写真がボケてて小さくてわかりにくいですが、中段の説明的な部分は方や日本語、片や英語になっています。

つまり、左側が日本語バージョン右側が英語バージョンということですね。


ここで面白いと思ったのは、双方とも上段には共通して「酒蔵TOURISM」と大きく書いている、その上に書いてあるアルファベットの添え字。


左側の日本語バージョンでは



「SAKAGURA」と酒蔵のローマ字読みになっています。


これに対し、右側の英語バージョンでは



SAKE & SHOCHU(酒&焼酎)」となっていますよ。


外国人は「酒(SAKE)」という文字を見ると日本酒を思い浮かべるので、業界的に焼酎に気を使って、ということなのでしょうね。


国税庁がそうしろと言ったのか、業者さんが忖度したのかどうかはわかりませんが、この辺り、結構気を使いそう。



そうそう、帰りにこんなポスターもありました。



外務省のポスターですが、なんとゴルゴ13ですよ。

ちょっと遊び過ぎでは。。。。

でも、これ、「スマホを欲しがって手に入れたけど分からないから教えろ」っていうオジサンたちに見せてあげたい気もしますね。




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ひねりは無し。酒粕カレーです。

2017-04-11 12:30:07 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                           
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最近、記憶力の低下と言うよりも、一度は記憶したこと自体を忘れている、ということもしばしば。


まあ、完全に忘れていれば、それはそれで幸せ?なのですが、何かの機会に思い出してしまうんですよね。


昨日、料理マンガの原点「包丁人味平」に触れましたが、そこでの料理対決(というかメニュー)の記憶がよみがえってきましたよ。


こちら


「ブラックカレー」です。


舞台は、デパートの食堂でのカレー対決。

主人公(味平)側が子供をターゲットに牛乳を入れたマイルドなミルクカレー(?)を出すと、敵役はスパゲティにカレーをかけたスパカレーを出し、今後はこちらは醤油を隠し味に入れた味平カレーを出すなど、ある意味分かりやすい戦いの中で、敵役が出してきた究極のメニュー。

一見コールタールのようでビビるのですが、一口食べると皆その味が忘れられずに、リピーターになってしまうというカレーで、主人公も敗北を認め、勝負に決着がつけたカレーです。



ただ、これも最後にオチがあって、実は麻薬に近い?常習性のある成分がスパイスに含まれていて、という怖い話。

ほら


結局、敵役はそんなスパイスに慣れ親しんでいた結果、いつのまにか麻薬中毒になってしまって病院送りに、、、、、。


いや、怖い話です。



このマンガを読んだからではないですが、カレー、好きです。


なので先週、ウチの本拠の軽子坂を登っていて、こんな看板には反応しちゃいました。


こちら


「酒粕カレー」。


軽子坂上の「まかないこすめ」さんの喫茶部?の入り口です。

「まかないこすめ」さん、10年くらい前に現在の場所で創業された若いお店(ルーツの金箔屋さんはすごく古い)ですが、現在では全国にショップを出されるなど、神楽坂・軽子坂エリア発で最も広く展開されているお店ですね。

酒粕ブーム&甘酒ブームの中、一ひねりされましたね。


うーん。


実は、以前(まあ、3年前とか、1年前とか、数か月前とか。つまり何度も)、ウチの運営する飲食ラウンジ「インテリジェントロビー・ルコ」に、

「皆が好きな洋食メニューで、ウチならではの特色のある料理は作れませんかねぇ」

「例えばカレーとか、ハンバーグとか、オムライスとか、、、、」

とお願いしていたのですが、、、、

ただ、厨房をはじめ、みんな理想が高いのか、「あーだこーだ」でなかなか実際のメニューとしては出てきていません。


単店舗の飲食業って、出してみてお客様の反応を見る、という機動性があるのがメリットなのですが、、、、、



東京オリンピックまでには出来てくるかなぁ。。。。。。いや、次の皆既日食が起きる頃?(いつだよ)




しかし、この「酒粕カレー」、とてもとても気になるのですが、このお店って店内は女性しか見たことないんですよね。


女装していくわけにもいかないし、、、、、困った。




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良くできていますよ。美味しいですよ。でも、、、サッポロ「麦とホップ ホップセッション」

2017-04-10 12:04:39 | 新製品のご紹介(評判・評価)
                           
                           【公式HPはこちら↑】









汗と涙の結晶です、と言われても。。。。。。。



昔、少年ジャンプに「包丁人味平」という漫画が連載されていました。
(連載期間、床屋さんで全部読んだ)

味の探求とか、料理対決とか、今思えば料理アニメの原点とも言える作品の一つなのですが、そこでの料理対決に「塩だけで吸い物の味付けをする」という勝負がありました。


主人公のふった塩が僅かながら足りなかったのですが、最後の最後で鍋に滴り落ちた主人公の汗がその不足分を補い、丁度良い味付けになったというオチ。

今ならヤマほど突込みが入りそうなストーリーなのですが、あの頃は良い時代でしたね。





それとはちょっと違うけど、「微量でも何か入れると味が変わる」と良く言いますが、こちらは正面突破で味付けをしたようです。


こちら

サッポロビールの第三のビール「麦とホップ」の新製品「魅惑のホップセッション」です。

最近クラフトビールの世界で流行っている「セッションIPA」のスタイルを参考にしたそうで、


2つのフレーバーホップ「モザイク」と「カスケード」をブレンドすることで、クリアで清冽な苦みと、驚くほどフルーティーな香りを引き出しました。


そうです。


早速見本缶で味見をしてみましょう。





、、、、、確かにそうですね。


美味しいです、というより、これ「新しいセッションIPA」と言われてもわかりません、たぶん。

うーん、やっちゃいましたね、サッポロビールさん。


同じサッポロさんの第三のビールで「ホワイトベルグ」というのがあります。

「ベルギーの白」を良く再現していて、売れ行きもそこそこ。

ただ、以前触れたように、これ、良くも悪くも「味付けの成果」なんですよね。



今回もそう。


醸造とは異なる技術で色々な味が再現できるとすると、「ビール」である意味が、精神的なもの以外薄れていってしまいます。

少なくともワインの世界では、「フリーズドライのコーヒー顆粒を一粒入れると赤ワインのコクが出る」てなことは、普通はしない(たぶん)。

この流れ、どうなっていくのでしょう。


ただ、もしこれが、猫も杓子もセッションIPAという流れの中、「香り系のホップを効かせりゃ良いってもんじゃあない」というアンチテーゼだとしたら、サッポロさん、深すぎです。
(実際、そういう安易なクラフトビールもある、と思う今日この頃)

ちなみにこの商品、限定生産で、2017年5月23日(火)発売とのこと。


色々な意味で是非一度味わってみてください。

悩ましいですよ。




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バブルを超えたアベノミクス。日本酒消費は伸びてる?減ってる?

2017-04-09 12:07:07 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                           
                           【公式HPはこちら↑】




これが、忖度?


思わず、写真に撮っちゃいました。



日経朝刊




景気回復 戦後3位
~アベノミクスで52カ月


2012年12月に始まった「アベノミクス景気」がこの3月まで維持されたことにより、その期間がバブル経済期を抜いて戦後3番目の長さになった、という記事です。


エコノミストさん達からすると確かに一つの真実ではあるのでしょうが、円安や公共事業により支えられている部分が大きいようですし、何よりも消費は弱く、これまた国が買い支えているとも言える株式市場を見ると、どうなんでしょう、と思わないでもない。

事実、日経でも見出しでは良い事づくめというか、安倍さんエライ!という忖度トーンを出しつつ、本文では「実感乏しい回復」「脆弱な内需」などと本音が書いてあったりする。


ウチの売り上げ(内容)を見ていても、本当に実感が乏しい。
(バブルの頃は本当に景気を実感しましたね。お金なかったけど)




これと同じという訳ではありませんが、日本酒の売上げ、というのも、統計数値や関係者の我々と、一般の方々の印象は大きく違うようです。


昨年来、お酒とは関係のない方々(銀行さんとか不動産の関係とか、地域の会合などでお会いする方々)とお話をしていると、皆さん


日本酒、ブームで好調なんじゃないですか?


とおっしゃるんです。


でも、違うんです。

というのと、同じ文脈でこの前NHKでやっていました。


こちら


日本酒の国内出荷量です。見事なまでに、右肩下がり

グラフの作り方に作為を感じないでもないですが、平成10年から平成27年までに半減しています。

そう、減っているんです。


確かに、海外への輸出は右肩上がりですし、国内でも地酒というか地方の蔵元さんを中心に、純米とか純米吟醸とかの特定名称の高付加価値のお酒は伸びています。

ただ、これまで日常的に日本酒を楽しんでいらっしゃった層が飲まれていた普通酒とか、特定名称でも本醸造とかの比較的リーゾナブルな価格のお酒が売れなくなっている。

これらはボリュームゾーンであるので、結果としてトータルの消費量(出荷量)が減っているという訳です。

日本酒の出荷量全体が減少すること自体が悪いことではないのですが、量が減るということは、人が減る、技術の層の厚みが減る、ということです。
これは特に地方の有力都市などで地元に愛されてきた蔵などでは深刻な問題だと思います。


これは大変だ!ということで、公共でも輸出を振興したり、地酒の蔵元さんなどを支援したりしています。
上掲したNHKのニュースでは、「打開策としてカワいいカップ酒とかで需要喚起」と続けていました。

ただ、こういうものがある程度成功しても、あの右肩下がりのグラフは昔に戻ることはないでしょう。


公的な支援は業界人としてはありがたいのですが、どんな将来像をイメージするのか、そしてそれが皆で共有できないと、お上頼り・既得権益に守られた、ムードで動く歪んだ市場になってしまいます。


ちょっと前まで集約製造(、、、、翻訳すると桶買い?)をしていた蔵元さんが、再度設備等を誂えられて自らお酒を造るようになるのは喜ばしいことです。

ただ、それが「ウン百年の伝統と革新によって生まれた素晴らしい酒」的に安易に売れてしまうほど(実際売れているんですが)、我が国の酒造りの技術というのは軽いものではないと思いますが、、、、


難しいですね。



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情報化社会と言うか、指紋も抜き取られる世の中、お酒の流通も大変です。

2017-04-08 12:19:09 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】







指紋が、抜き取られる






昨夜だったか、ニュースでやってました。


朝起きたら虫になっている、とか、鏡を見たら顔がのっぺらぼうになっている、とかの話?


wiki


一瞬、意味が分からなかったのですが、最近のスマホカメラなどの性能向上の話でした。


写真を撮られる際、「ピースサイン」などをすると、それを拡大することで指紋が判読できてしまうそうです。



つまり、ウチの会社の入り口の指紋認証システムに、偽造した指紋で入れてしまうということ(ウソです。そんなものありませんよ。


いや、情報化社会というのは恐ろしいものです。


それで思い出したのが、昨日ご紹介した「吉田類の酒場放浪記」。


宮内庁御用達「惣花」が登場し、関係者一同、やんやの喝采だったわけですが、そこにもハイテクの脅威が。


こちら
(昨日の再掲)


一見、普通の写真ですが、、、、


実はかなりの高解像度なので、右下の製造年月日まで見えてしまっているのです。




拡大×モザイク



なるほど、惣花はウチも頒けて頂いていますが、この日付は、ウチだと○○回くらい前に出荷したものに相当しますね。


これも再掲


加えて、注いでいる映像から、どの位残っているかもある程度わかります。
満タンであれば傾ける角度は小さいし、少なくなってくると角度が大きくなる)


正一合として計算すると、このお店に入ってから時間が経ったのではなく、どちらかというと流通段階で時間を要しているのかなぁ。


いやぁ、怖いです。怖すぎです。


うかつにテレビに出るものではないですね。。。。



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昭和天皇、今上天皇、秋篠宮へと続く生物学の系譜。日本酒好きの明治天皇は酵母の研究?

2017-04-07 12:22:46 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】





先般、お酒と景気の関係についての桃山学院大のトンデモ論文をご紹介しましたが、こちらは「え?」だけど、中身はまともな論文です(偉そうですいません)。






Seasonal food habits of the raccoon dog, Nyctereutes procyonoides, in the Imperial Palace, Tokyo
皇居におけるタヌキの食性とその季節変動



「え?」だけどまともな、というのは、その著者

Akihito1
, Takako Sako2
, Makito Teduka3
and Shin-ichiro Kawada4*


となっています。


筆頭のAkihitoって、、、、そう、明仁、天皇陛下ですよ。

研究内容は、

The food habits of the raccoon dogs in the Imperial Palace were examined by fecal
analysis focused on the long term trend for five years.

皇居のタヌキの食性(食習慣)を、5年間の長期にわたり、その糞便を分析することによって明らかにした。


いや、お疲れ様です。


確かに現在の天皇陛下はハゼの研究者として有名ですし、昭和天皇も生物学者としての立派な図鑑が大学の図書館にありました(確か、「相模湾産ヒドロ虫類」みたいな名前)

ついでに秋篠宮殿下はナマズの研究で有名ですし、皇室の方々、生物系の研究者が多い、というイメージです。

そんな先入観があったので、この前、テレビを見ていて、思わず「え?」と思ってしまいました。


こちら


皇室らしくない話題で恐縮ですが、「吉田類の酒場放浪記」です。



今週は、森下の居酒屋。
(いつも思うのですが、よくぞこんな普通というか、何の変哲もない(失礼!)お店を選んでいますよね。)


ただ、この回、注がれているお酒を見て「ぬぬ!」です。



問屋仲間の加島屋さんの手印、皇室御用達「惣花」です。



もちろん、そんなことは前から知っているし(ご紹介もしている)、驚くことは何もないのですが、マスター曰く



これは明治天皇の酵母で造った




え?明治天皇の酵母って?


もちろん明治天皇は酵母ではなくて人間ですので、もしや明治天皇が培養した酵母とか?

実は明治天皇も生物学者だったのでしょうか?


そう思って、ネット上での再放送を見て確認したら、違っていました。


明治天皇がお好きだったお酒の酵母で造られている


そうです。


え?


明治天皇が(惣花そのものを)お好きだったので御用達に」というのは聞いていましたし、「酵母は惣花酵母」というのも知っていましたが、この話は初耳です。


現在の醸造元の日本盛のHPで見ても「特別な惣花酵母を使い」と書いてありますが、それと明治天皇との関係は書いてありません。



惣花の歴史を考えても、まず惣花があって、惣花そのものが明治天皇が愛された、というほうが辻褄が合いそうですが、一体どちらなのでしょう。


来週お会いするので、(覚えていれば)聞いてみましょう。



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回文ではありません。米から酒へ・酒から米へ。

2017-04-06 12:07:54 | 酒のご紹介
                           
                           【公式HPはこちら↑】




昨日、彦根城の松への「酒の搾り袋の洗い汁の散布」をご紹介しましたが、関連情報を探していてたまたま見かけた写真が


こちら




米から酒へ・酒から米へ



なんのこっちゃ、でしたが、調べてみたら、わかりました。


米から酒へ・酒から米へ
酒粕を肥料に栽培した米で純米酒醸造


月桂冠さんのニュースリリースです。


酒粕を主体にした有機質肥料を用いて稲を育て、収穫した米で酒を造り、その酒粕を肥料として再び土に返し、稲を育てる。月桂冠は、JA東びわこ(稲枝営農センター、滋賀県彦根市)と、循環型の農業と酒造りに1996年から取り組んでいます。
酒粕肥料で栽培された、近江産の「日本晴」を原料に醸造した純米酒を2000年に商品化し、2004年からは「厳選素材・純米酒」の商品名で販売しています


既に商品化されているんですね。

循環型農業と言うらしい。

言葉が回る、先日ご紹介の回文ではありませんよ。


ほら


ニュースリリースには、「失敗の連続」として御苦労も記されています。

初期のテスト(1996年)では、酒粕をそのまま田んぼに撒きました。しかし田んぼ全体へ均一に撒くことができず、酒粕の大きなかたまりでは肥料としての効果も十分ではありませんでした。作業の途中で酒粕が散布機の中に詰まるトラブルも起こりました。

この教訓から、翌年(1997年)は酒粕を粉末にしましたが、琵琶湖からの強い浜風で粉が飛び散り、うまく撒けませんでした。


いや、一年に一回しか試せないというのは大変ですね。

もっといい方法はないか。あきらめずに探し続け、農家や肥料メーカーに聞くうちに、粒状に加工すれば扱いやすく、施肥の効果も上げられることがわかりました。

よかったよかった。

結果、2004年度には2,804俵(100パーセントが一等米の格付け)が収穫され、この米で約230キロリットル(1,300石)のお酒を醸造したそうです。

そのお酒は今でもラインナップされているようで、商品ホームページにも出ていました。

こちら


しかし1,300石と言うと、地方の小さな蔵元さんの数倍はありますね。

さすが月桂冠。



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桜にビール、松に酒。

2017-04-05 12:40:21 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
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お花見シーズン突入、ということで、ニュースなどでもお花見(の宴会)の様子などが報道されています。


犬が人を噛んでもニュースにはならないけど、人が犬を噛んだらニュース、というメディアですから、お花見ネタも「どれだけ前から場所取りに来ている」とか「宴の後の酔っ払いとゴミの山」などが重点的に報じられていますが、そんな中、コメンテーターの人がこんなことを言っていました。




残ったビールを根元に捨てたりすると桜が弱るので止めましょう。





それを聞いて思い出したのが、以前書いた、こんな記事



彦根城の松並木「いろは松」に活力剤として酒の搾り袋の洗い汁を散布した、というお話。

記事そのものは7年前の2010年ですが、ネット上のニュースを検索すると、昨年もやられているようです。


これがその様子


以前の記事にも書きましたように、酒の搾り袋の洗い汁には酒粕が溶けており、微生物などの働きで木が元気になるとのことです。

思い出した瞬間は「酒粕を撒いた」と思っていましたが、酒の搾り袋の洗い汁なんですね。


ちなみに、読み直してみると、こんなことも書いていました。


散布された洗い汁は約1200リットル、豊郷町の蔵元「岡村本家」が提供、辺りにはほのかに酒の香りが漂ったそうです。


おやおや、金亀の岡村本家さん、ではないですか。

分かる人には分かる話ですが、ご縁ですね。


ちなみに、彦根の観光協会のページによれば、この散布は昭和33年より実施しているそうです。

ここまで続いているということは、結果が出ている、ということですね。




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天明年間、古酒の配合比率は何%だったのでしょうか?

2017-04-04 12:23:42 | 酒の本棚(書評?)
                           
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東京ではこの前の週末(というか日曜日)からお花見シーズンへの突入!となりました。


今日は花見酒!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。






ウチの創業は天明年間とされていますが(誰も見た人はいないけど)、そんな天明の世に出版された和算(算数)の問題集があります。

こちら
(お茶の水女子大学資料DB)

邨井中漸という人の「算法童子問」です。

刊年は天明4年、西暦で言うと1784年ですね。

タイトルからして童子向けの問題集のようですが、その中にこんな問題がありました。




「花見酒」という問題です。


問題はこんなもの。
(かなり意訳です)


桜狩り(註:桜の花見でしょう)のシーズンになり、宮中ではお酒の当番がお酒の準備を始めることになった。

その際、古酒が3斗残っていたので、5斗入りの新酒を何本か買ってきて、そこに継ぎ足していった。

そして桜狩りが始まったが、皆が飲む量が、一日で9斗だった。

その後何日かで桜狩りは終わったが、終わった日に残ったお酒は丁度1斗だった。

桜狩りは一体何日開かれたのでしょうか?



ふーん。

この本が子供向けだとしたら、子供でも理解できる、当たり前の出来事が描かれていると考えられます。

ちょっと前にご紹介したように、平安時代の3/31にお花見があったくらいですから、江戸時代に花見があったのは当然のことながら、「紅葉狩り」だけでなく、桜の花見も「桜狩り」って呼んでいたんですね。

「へぇ~」

そして、もう一つの「へぇ~」は、古酒に新酒を継ぎ足していたこと。

酒問屋としては江戸時代の商習慣として当たり前の話なのですが、一般的にも知られていたことなんですね。


で、この問題を解くと、結果的に古酒と新酒の比率がわかります。

挑戦してみましょう。

古酒が3斗で、そこに5斗入りの新酒を定数倍入れるので、総量S=3+5×n本

その総量Sから9斗ずつ飲んでいくので、m日後の残りはS-9×m日=1斗

この式を満たすn、mは自然数である必要があるので、、、、n=5本、m=3日となるはず。


答え

三日間、、、正解!です。


継ぎ足した新酒は5斗瓶が5本で25斗、古酒の割合は3斗÷28斗=10.7%になります。


まあ、一割くらいは入っていても許されるってことですね。


勉強になるなぁ。




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7分咲きの赤城神社の「出世稲荷」の桜。3時間遅れの皇居。

2017-04-03 12:02:14 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                           
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早起きは三文の得と言いますが、三時間違うと、、、、、、、、、



昨日の週末ジョギング、朝ちょっと用があって赤城神社に寄り道したこともあり、スタート地点となる竹橋についたのは10時15分頃。



赤城神社脇のお稲荷様の桜
(「出世稲荷」という神社なので、近隣のサラリーマンの信心篤く、、、、てな感じでもない)


普通に、というか、体も重くボテボテ走りだったのですが、夜のニュースによると、こんなことがあったらしい。






天皇陛下は2日朝、皇后さまとともに皇居外周を散策した。両陛下は毎朝、皇居内を散策するのが日課だが、皇居の外に出るのは珍しい。午前7時半過ぎに北の丸公園側の北桔橋(はねばし)門から皇居外周へ出ると、互いに腕を組み、見頃を迎えたシダレザクラなどを会話をしながら楽しそうにめでていた。




なんでも竹橋から少し上ったところの北桔橋門から出られて、さらに上って乾門から皇居に戻られたらしい。
先般ご紹介したのはこの2つの門の間の早咲きの桜。昨日はもう葉桜になっていました)


残念ながらお出ましになったのは7時半過ぎということなので、3時間も違いますね。、



突然の「お忍び」の散策に、遭遇したランナーや通行人は驚いた様子で、立ち止まってあいさつをしたり携帯電話で撮影したり。両陛下は足を止めて声をかけるなどし、乾通りにつながる乾門の前では手を振ってこたえた。5分ほどの外周の散策を終えると、乾門から皇居へ戻った。



そりゃ驚くでしょう。ただ、両陛下を携帯で撮影、というのは勇気ある行動かも。



両陛下は2014年4月にも同様のルートで皇居外を散策し、周辺のサクラを眺めたという。

と、いうことは2020年の4月でしょうか。
その頃は早起きしようっと、、、、、、あ、お住まいが変わってしまうかもしれないんですね。







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畳と○○、そしてビールも鮮度が命?!

2017-04-02 13:34:10 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
                           【公式HPはこちら↑】




世の中の半分は女性
それに比べ、畳屋さんってあんまり見かけませんね
クラスに一人というか、学年、いや学校に1人くらい。

という状況を鑑みると、この言葉、支持率0・01%くらいでしょうか。

畳と○○は新しい方がいい

それにひきかえ、意味は同じでもこの言葉は跋扈しています。


鮮度が命

特にビールなどではスーパードライが工場から○日で、的なCMを展開していますね。

そんな鮮度鮮度のサービス合戦が嵩じたのでしょうか、こんなサービスの予告がありました。

これ

ドローンによる生ビールの配達サービス「生ソク配!」です。


発表したのは、何と升本総本店、、、、、、、、、、



冗談ですよ。

実は昨日のエープリルフールネタ、当日のお昼休み、何を書こうかな、という時に思いついたネタは二つ。

結局、「袖の梅」が採用されたわけですが、これが不採用となったもう片方のネタ。

鮮度鮮度という風潮に加え、注ぎ方にも一家言持っておられる方が多い今の世にぴったりではないでしょうか。

ポイントはドローンの飛行時間と上下動の加速度を考慮した泡の盛り方。


と、記してきて、その後が続かなそうだったので、お蔵入り。

でも、せっかくこしらえたので、今日のネタ、ということにしました。

これでビジネスモデル特許をとっておきましょうか。



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謹んで、滋養強壮酔い止め薬「袖の梅」を復刻販売。

2017-04-01 12:38:58 | 新製品のご紹介(評判・評価)
                           
                           【公式HPはこちら↑】




ある意味、マッチポンプ。




昨日は年度末。

年に一度の本格的な棚卸も終え、今日から新年度。
(なので土曜日でも営業です)。


そこで、新年度にふさわしい、新製品のニュースです。

といっても、お酒ではなく、酔い止め薬。

プレスリリースはこちら。



升本総本店、江戸時代に流行した二日酔特効薬「袖の梅」を復刻販売

株式会社升本総本店では、昨年、歌舞伎「助六由縁江戸桜」でも登場する江戸時代に流行した二日酔の特効薬「袖の梅(そでの梅)」を復刻することに成功致しました。
これは、当社に伝わる史料を基に、藿香、大黄、葛根などを配合したもので、飲酒の前後に服用することで、二日酔いの原因となる物質の生成を抑えると共に、体内からの排出も促進することで、既存製品に比べ4.7倍(当社治験)の二日酔いの抑制効果を発揮するものです。

このたび、その量産化にも目途が立ったことから、「〼印 袖の梅」として、ご縁の酒販店様、百貨店様ルートにて発売することとなりました。



いや、そうなんです。

以前ご紹介した、歌舞伎『助六由縁江戸桜』で知った「袖の梅」。


その時の記事で「復刻して売っちゃえ!」と意気込んではみたものの、そのレシピがなかなか見つかりません。



ところが、瓢箪から駒というか、棚からぼた餅というか、


道路整備のために本社倉庫を移転した際、書庫から関係書物が出てきたんです。


こちら


それによれば、処方は

藿香 ★★
大黄 五分
葛根 一匁
桂枝 一匁
縮沙 五分
陳皮 ★★
木香 二分
黄連 ★★
甘草 一分


なのですが、肝心?の「藿香」「陳皮」「黄連」の量の部分が判読不能(★と書いているわけでない)。

結局、そこは試行錯誤で343パターンの組み合わせを試してみて、実際にお酒を飲んだ前後に服用して試してみました。

さすがにお酒を飲んで、という実験なので、一日に最大1回しか試せませんし、実際には毎日という訳にはいきませんので、結局3年以上の月日を経て、「藿香」「陳皮」「黄連」の適量が判明したという次第。

その量はもちろん企業秘密ですが、一つ注意したいのは、配合を間違えると二日酔いがひどくなったりするので、むやみな実験は大変危険です。

で、その努力の結晶がついに製品化、というわけ。


酒屋が酔い止め薬を売るなんて、ある意味マッチポンプでは、というご批判もあるでしょうが、そこは甘んじて受けましょう。辛党ですし。


さてさて、その商品名は「〼印 袖の梅」、一包1,080円(税込)と決して安くはありませんが、絶対に酔えない時などの秘密兵器として絶大なる効果を発揮します。

売れてくれば、量産効果で値段もこなれてくるはずなので、皆さん、ぜひ一度お試しを!!!

発売は来る4/3(月)の予定です。



傾城は舟に酔っても袖の梅



新年度からロケットスタート!の4月1日でした(←???の人はクリックして下さいね)。





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