牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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桜にビール、松に酒。

2017-04-05 12:40:21 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
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お花見シーズン突入、ということで、ニュースなどでもお花見(の宴会)の様子などが報道されています。


犬が人を噛んでもニュースにはならないけど、人が犬を噛んだらニュース、というメディアですから、お花見ネタも「どれだけ前から場所取りに来ている」とか「宴の後の酔っ払いとゴミの山」などが重点的に報じられていますが、そんな中、コメンテーターの人がこんなことを言っていました。




残ったビールを根元に捨てたりすると桜が弱るので止めましょう。





それを聞いて思い出したのが、以前書いた、こんな記事



彦根城の松並木「いろは松」に活力剤として酒の搾り袋の洗い汁を散布した、というお話。

記事そのものは7年前の2010年ですが、ネット上のニュースを検索すると、昨年もやられているようです。


これがその様子


以前の記事にも書きましたように、酒の搾り袋の洗い汁には酒粕が溶けており、微生物などの働きで木が元気になるとのことです。

思い出した瞬間は「酒粕を撒いた」と思っていましたが、酒の搾り袋の洗い汁なんですね。


ちなみに、読み直してみると、こんなことも書いていました。


散布された洗い汁は約1200リットル、豊郷町の蔵元「岡村本家」が提供、辺りにはほのかに酒の香りが漂ったそうです。


おやおや、金亀の岡村本家さん、ではないですか。

分かる人には分かる話ですが、ご縁ですね。


ちなみに、彦根の観光協会のページによれば、この散布は昭和33年より実施しているそうです。

ここまで続いているということは、結果が出ている、ということですね。




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