庄内平野は実りの秋です
画像はウチの近くの田圃ですが、見事に黄金色です
画像が小さいので判りにくいですが、画面中央奥に白い建物が見えます
画像を拡大するとこんな感じです
この建物が今から20年前、中国人留学生の大量失踪の舞台となった「酒田短大」です
酒田短大はその後に廃校となり、一時は有料老人ホームになったものの続かず、税金の滞納を理由に市が差し押さえ競売にかけられます
そして現在は、市内の私立高校の施設として利用されています。
ちなみに、私が子供の頃、この場所には公立の病院が建っており、さらに戦前まで遡ると
「日満学校」（日満技術工養成所）があったとウチの親から聞かされたものでした。
ちなみに、酒田に「日満学校」が設置されたのは、以前に紹介したA級戦犯でありながら処刑されなかった、酒田市出身の大川周明の尽力だったようです。
やはりそちらは、収穫時期が早いのですね。
大きなものが、あの場所に建っていれば、絵になりますね。
ただ、なぜかいわくつきになってしまいました。大川周明の怨念？
白い大きな建物は、立派ですね。
古代ギリシャあたりの神殿のようですね。
今では、私立高校の施設となっているんですか。
でも、これまた、維持が困難となって、運命が変わるような気がしますね。
収穫にはあと少しといった感じですが、とりあえず台風もどっか行ったようなので
一安心といった感じです。
一時は世間を騒がせた酒田短大ですが、当時は東京でタクシーに乗り
「山形県の酒田」というと、「あ～、あの酒田短大の」とか言われたものでした。
旧酒田短大の建物、たしかに妙にギリシャ風なんですよね
少子化で学校経営が厳しいのは今に始まったことではないようで
そういった点では悪い意味で時代の先端を行っていたのかも知れません。