今日の酒田は午後から雷が鳴り一時的に激しい雨が降りましたが、晴れ間を見てウチから数十分で行ける場所にある巨木二本を見てきました
まず最初は酒田市でも一番端のほうになる、旧平田町の小林地区にある「小林不動杉」です。
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「小林温泉ぽぽら」へ曲がる道を通り過ぎ少し進むと「小林不動杉」の案内板があり、そこから右へ入っていくと
小さなお堂の後ろに杉の巨木がそそり立っています。
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すぐ近くに数台止められる駐車場があり、さらに近づいてみます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/41/38f142bd726e5a2fb1d1f7a4efdf8385.jpg)
根に近い部分ですが、大きさが伝わるでしょうか・・・
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大きすぎて近くでは全体像は捉えられません
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このジャンルは素人には撮影が難しいようですが、かなりの巨木なのは確かです
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小林地区を後にして、今度は同じく旧平田町の山楯地区へ向かいます
ここには県指定の天然記念物の「山楯の大ケヤキ」があります。
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部落内の細い通りを少し進むと、民家と民家の間に巨木が現われます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/a3/e360fe2a79a32d1105355c93a4222191.jpg)
ちょっと見ただけでも半端ではない巨木なのが判ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/d9/cd1b4db23c6bd64927b7724bfabe19db.jpg)
根に近い部分ですが、なんとも巨大です
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案内板に「樹勢きわめてさかん」とあるように青々としています
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ちなみに、この巨木のある場所の近くには「楯の川酒造」という酒蔵があります
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今年は熊の出没が多いようで、山中へ分け入っての巨木見物は難しそうですが
すぐ見れる場所にも結構な巨樹があることを再認識した次第です。
「小林不動杉」は酒田市指定天然記念物で、「山楯の大ケヤキ」のほうは山形県指定の天然記念物なんですね。
さすが、「山楯の大ケヤキ」は県指定の天然記念物だけあって、迫力がありますね!
圧倒されますね!!
いつも、巨大な木を見るたびに、この木はどうやって残ったか、と思います。
神社や祠と結びついていることが多いです。
その中で、清水の湧口のすぐそばにある巨木が時々あって、水が尊かった時代が想われて、自分としては興味がわきます。
この大ケヤキはそれですね。酒蔵が近くにあるのも納得できます。
近くにあっても意外に見に行くことはないんですよね~。
とは言え、だてで天然記念物に指定されている訳ではないようで
実物を近くで見るとその姿に驚かされます
「山楯の大ケヤキ」はさすがに迫力のある大きさでした。
「山楯の大ケヤキ」は民家の間の斜面にそびえ立っていますが
木そのものは近くにある神社の所有となっているようです。
酒蔵にとって水は重要ですから、この地で創業(天保3年)したのは
良い水が得られたということなのは間違いなさそうです。