Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

文学の散歩道 1

2019-06-28 20:33:58 | 散歩
散歩シリーズの最初の方でも紹介しましたが、日和山公園には「文学の散歩道」があります
これは酒田を訪れた文化人の文学碑を集めたもので、市制50周年を記念して昭和59年に作られたものです。(古くはない・・・)
さすがに全部は無理(というかワタシの知らない人もいますので)ですが、その中のいくつかを紹介したいと思います

まずは案内板から


井上靖「氷壁」の一部分ですね


松尾芭蕉


東宮殿下 
昭和天皇が皇太子時代の大正14年に来県、その時の最上川の印象を翌大正15年の歌会始でよまれたのがこの歌で
山形県の県民歌となっています。


若山牧水


お馴染みの山形県出身の歌人、斎藤茂吉


本日の最後は画家で俳人の与謝蕪村です






古伊万里(未発表)1

2019-06-28 13:13:50 | 古伊万里
未発表などと称していますが、何のことはない今までHPやブログで掲載したことのない品を紹介するだけのことです
既発表の品は随時「回想の古伊万里」として紹介しますが、未発表の品は2~3ヶ月に一回のペースになると思います。

という訳で第一回の品は、「染付波に桜文輪花六寸皿」です


濃い染付けと薄濃みを併用したとても発色のよい品で、五弁花も極めて丁寧に描かれており
一般的に元禄藍柿などと称して売られているように思いますが、藍柿にはいま一歩かなという感じもします。
波文もなかなか細かい筆致で描かれており、中期の上手の品であることは間違いなさそうです


こういった様式の品は中期の品でそこそこ見かけますが、より上手の品だと、「古人」や「車輪福」の
落款が入っているように感じますが、この品の場合は一般的な「大明成化年製」です。


特別に上手な品ではないかも知れませんが、涼しげな雰囲気がいい感じの品だと思います。