Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

酒田をちょっと散歩 8

2019-06-09 19:52:26 | 散歩
酒田散歩シリーズですが、今回は酒田のシンボルとも言うべき「山居倉庫」を歩きます(ただし屋外だけ)
山居倉庫については「ブラタモリ」でも取り上げましたので、全くもって「今更何もない」という状況ではありますが
この1893年に建てられた巨大な米倉庫が観光地化したのは、平成16年に手前の2棟を観光物産館「夢の倶楽」として改修してからで
それまでは庄内米資料館だけはあったものの、米の倉庫としてのみ利用されていました。

まずは新井田川にかかっている「さんきょ橋」ですが、駐車場が夢の倶楽に隣接しているので、あまり渡る人はいないような気が・・
観光船も見えますね

ちなみに、ウチの母親は実家が農家だったこともあり、この倉庫に米を出荷しに来たそうです
現在の「さんきょ橋」は近年に作られたもので、戦前はこんな感じだったようです。
(先日紹介した「海洋センター」にこの写真が展示されていました)


一般的にはあまり紹介しない西側からの倉庫の全景です


一番西側にある一棟は「庄内米歴史資料館」として利用されています(入場は有料)


「さんきょ橋」の倉庫側、「このはしわたるべからず」とは書いていません


倉庫の反対側(新井田川の側)にある「東宮殿下行啓記念館」、くわしい来歴は知りません


昔はここから荷揚げ、荷下ろしをしたんでしょうか


「東宮殿下行啓記念館」のところから倉庫の反対側へ抜ける道があり、そこには「二重屋根」の説明があります


ここをさらに進むと、突き当りには「山居稲荷」があります


ここから左を見ると、写真やドラマの撮影で使われる倉庫裏側のケヤキ並木があります
一般的には駐車場(東側から撮影しますが、今回はあえて西側から撮影しています


新内橋から見るとこんな感じです


新井田川の対岸からはこんな感じですね


ちょっと定番すぎて面白味に欠ける散歩でした

回想の古伊万里 1

2019-06-09 08:25:57 | 古伊万里
 古伊万里に興味を持ってから20数年、いつのまにか収集するようになって20年ほどが経ちました
田舎の貧乏サラリーマンが買える古伊万里は知れたもので、傷物や半端なな品が多いのは現実です。
これらの古伊万里は先月で終了したHP、さらには年内終了予定のブログでも紹介しており
今更何を、という状況ですが、自分の古伊万里の歴史を振り返る意味で、あえてこの新ブログでも再度掲載しようと思います。

第一回目に選んだのは、江戸中期の染付七寸皿でHPでは「花の図七寸皿」として紹介していました。


濃い発色の染付が印象的な恐らくは元禄あたりの品ですが、この品は全面甘手で、ま~傷物と言えます
しかし、甘手であるが故にこのような味のある深い発色になったことも確かで、そういった意味では
完品とは違った魅力があるというのは、極めて好意的な見方でありましょうか。


裏は特に特徴はありませんが、一般的な中期古伊万里よりは薄い成形となっており、意外に延宝に近い時代の品という
可能性もあるんでありましょうか。