堺北民主商工会

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税務調査マニュアル

2007年04月19日 12時45分37秒 | 税金の話
税務署が内部研修資料(取扱注意)として作成した『税務調査マニュアル』が情報公開請求により明らかになりました。
マンガイラストなどを多用して、若手署員の教育用に使っていた模様。
イラストには博士風のおじさんがVサインをして「若手職員は必読じゃ」なんていうのもあり、そのセンスに苦笑してしまいます。

・・・。
税務調査で署員の中には「質問検査権があるので、調査できます」と言いプレッシャーを納税者にかける人がいます。
しかし、実際にはこんなレベル(マンガ多様)のマニュアルで指導しなければ職員の水準を保てないという現実。
そこに現在の税務行政の恐ろしさがあります。

諸外国では当たり前であり、長年民商が求め続ける「納税者を守る権利」は認めず
、マンガマニュアルの適当な知識しか身につけていない署員が「質問検査権」を振りかざし、人の人生を左右する日本という国の税務行政。
国家による人権侵害なんて一件でも起こってはならないと思うのですが、この状況では調査の中で幾らでも発生する事でしょう。
みなさんはどう思われますか?

この本は堺北民商にも数冊ありますので、興味のある方は来られた時に言ってください。
いつでも読めるようにしておきます。

事務局:つ