堺北民主商工会

堺北民商ホームページはこちら

堺税務署でこんな事がありました

2006年04月18日 12時10分01秒 | 税金の話
昨日、会員さんが振替納税の通知を持って来られました。4月20日に引き落とすと書いてあります。この方は法人の会員さんなのですが、年金が若干あったので一応個人でも毎年申告しています、しかしこの方は自社で役員報酬より源泉徴収して納付済みであり、追加で所得税を払う必要はありません。「何で振替の通知が来るのだろう?」と疑問に思いながら、申告書の控えを確認してみましたが納税額の欄はやはり0円でした。
首を傾げながら税務署に問い合わせををしてみると、電話に出た税務署員の話では、納税額の欄に金額が入っているとの事、こちらの申告控えを食い違う内容です。いくつか確認してみた所一つの事実が明らかになりました。

【何と申告書をチェックした税務署員が勝手に見間違いをして、申告書を自分の思い込みのままに書き換えていたのです!】

電話で応対した署員はすぐに確認すると約束し、その後上司がら訂正と謝罪の電話が入りました。納税者本人にも直接謝罪させてもらう事も約束しました。

今回は明るみに出た話ですが、考えれば考える程納得のいかない話です。税務署員も人間なので計算間違いやチェックの間違いは当然あるでしょう。その間違いを早合点して納税者に連絡も無く無断で申告書を書き換えるという体質に問題があるのでは無いでしょうか?
身に覚えの無い納税。皆さんは心当たりありませんか?