堺北民主商工会

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本当にいいの?格差社会

2006年04月17日 13時15分37秒 | 世間の話
もうすぐ小泉首相が退陣します。テレビに映る顔を見るかぎりでは自分のやった政治に満足し、充実した顔の様に見えます。
「勝ち組」「負け組」の論調も小泉首相の5年間で広く浸透し、やった事もない株式投資
に大切なお金を投機的につぎ込む人も多くなりました。日本の中で所得格差が広がっている事は政府も認める事実であり、短絡的に他人よりもハッピーな暮らしをしたいと願う人が多くなった結果でしょう。
こういう状況と日本の将来に想いをはせた時、心が寒くなります。
完全な横並びの世の中にしろと言うわけではありません。
社会とは人間の協力によって成り立っており、「自分さえよければ良い」というものでは
ないと考えているのです。寒い考え方を国や政府が助長して恥じないという状況を憂えているのです。

自民党、公明党、民主党などの考えは今の格差社会を認める政治です。しかし露骨には言えませんので、誤魔化し誤魔化し推進していくでしょう。それを我々国民が溢れる情報を精査して、政治の功罪を判断して、どんな政治を選択していくのか?という事が今後大切だと思います。