サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

今すぐ解脱したいな

2017-09-03 16:00:41 | 日記
お前たちは将来ダルシャンを得る機会が少なくなるだろう。
~悲しく思ってはいけない。
遠く離れた場所からのダルシャンや、私の講話を印刷物で読む事はインタビューを得たことと同じくらい価値あることなのだ。
私の責任は増し、私自身、新旧の信者から肉体的に距離を置かねばならないのだ。ANDIp270

ポニョ:何ヶ月か前のあんたの話の中で、あんたがサイババさんに、どうして遠くから来た人達を無視してインタビューに呼んであげないんやと、プッツン来てサイババさんと言い合いをし、もうサイババさんの顔を見たくないと思ってダルシャンに出なかったけれど、サイババさんの方から、頭の禿げたインド人のおっさんになってやって来て、どうしてダルシャンに出ないんだと言ってきた話が面白かったな。
http://blog.goo.ne.jp/saiponics/e/1b112324cb861593599e54282c19acb8
ヨシオ:あの頃は俺もサイの帰依者になったばかりで、まだサイババさんの教えをあまり知らんかった時やったからな。いろいろとサイババさんに無茶を言って迷惑をかけたんや。でもそんな俺でもサイババさんはいつも辛抱強く導いてくれたな。あの時、俺はダルシャン会場が見下ろせる宿泊棟の三階の階段の踊り場から、サイババさんのダルシャンを見ていたんや。するとサイババさんが、俺がいつも座る所に来て、誰かを捜しているようなジェスチャーをされたんや。その後、俺がいる宿泊棟の方を見て帰って行かれたと思った瞬間、見知らぬおっさんが突然横に立っていて、俺にどうしてダルシャンに出ないんだ?と聞いて来たのでめちゃ驚いたな。

ポニョ:将来、あんたがブログを始めてややこしい記事を書かれたら困るから、あんたを正しく導こうと意思されて、出て来られたんやろな。それでもまだ、あんたはややこしい記事を書いてるもんな。

ヨシオ:人の事はホットケーキや。俺がその後、サイババさんがどうしてインタビューに呼ぶ人と、呼ばれない人がいるのかをいろいろと調べたら面白い事が分かったんや。それはもちろん過去生から持ち越したカルマによって、インタビューに呼ばれたり、呼ばれなかったりするのもあるし、サイババさんが言われたように、心の中にもう神さんがいてるのを知って、いつもその神さんとコンタクト出来ている帰依者や、逆に神さんの事を全く認めない無神論者にはインタビューを与えないけれど、まだ信仰心が弱く、何か困難や苦労があれば、その信仰心の炎が消えそうなぐらい弱い帰依者に対して、サイババさんはインタビューを与えられたりされるんや。でも俺が気づいたもう一つの点は、サイババさんってわざと帰依者に対して借りを作っておられると思うで。つまり、帰依者が地球の反対側から高いお金を出してやって来てもインタビューを与えないだけではなく、その帰依者を一瞥だにされない時もあるやろ。もちろん神さんがその帰依者にどれくらい近いかは、その帰依者が神さんにどれくらい近くに寄り添っているかに比例するけれど。

ポニョ:サイババさんがいつも帰依者と私の関係は、ギブアンドテイクの関係やと言っておられるぜよ。つまりどれくらい帰依者が神さんの事を思っているかによって、神さんも帰依者にどれくらい近くかを決められるんや。反響、反動、そして反映の関係やぜよ。でも借りを作っておられるって言ったけれど、それってどういう意味なんや。

ヨシオ:俺の推測やけれど、サイババさんは今、肉体を離れてしばらくの間お隠れになっておられるけれど、もう少ししたら世界中の空に現れて、人々に神の威光を見せつけられるやろ。そして何千もの体になって世界中に散らばり、世界中の帰依者たちと交わられるんや。その時に、以前アシュラムまで来てサイババさんにインタビューに呼んでもらえなかった帰依者に会われるんじゃないかなと思ったんや。

ポニョ:なるへそ。そういう事もあるかもしれないズラ。だってインタビューに呼んでもらえなかった帰依者は、インタビューではなくインナービューが大切だとは思っていても、もっとサイババさんと会って話をしたいな、サイババさんと親しくなりたいなと思う心は残ったままやぜよ。あんたのように心の中のサイババさんと自由に話せる人は別にインタビューなんて要らないけれど。サイババさんはインタビューに呼ばれなかった帰依者たちの欲望を満たしに来られるかもしれないぜよ。

ヨシオ:そういう可能性ってあるやろ。だからその時に備えて今わざと、帰依者を無視して呼ばれないんや。

ポニョ:「君は今インタビューに呼ばれないと言って、私の悪口を言ったりして私から離れて行ってるけれど、私がする事は全て君たちの為なんだよ。私に会いたくてアシュラムにやって来たけれど、私が無視した帰依者には、私は大きなプレゼントを用意しているんだよ。将来私が何千もの姿に分かれて現れた時に、私は私が無視した帰依者たちを優先してインタビューを与えるつもりなんだ。だからそれまで楽しみに待っておいてね。」って感じかな。

ヨシオ:優先して会われるかどうかは知らないけれど、サイババさんがせっかく遠くからやって来た帰依者たちを無視されて会わずにいられるのは、将来、再降臨された時に無視した帰依者たちに会おうと予定されているんやろな。

ポニョ:サイババさんは愛の化身やから、そういう事って十分考えられるぜよ。こうしていろいろと神の化身が予定されている事を詮索するのって楽しいな。という事で、今日はサイセンターで紹介されたエピソードを転載します。ダイアナバスキンさんの御主人、ロバートさんがインタビューに呼ばれた時の体験です。

今すぐ解脱がほしい!

誰もあなたを自由にはできません。なぜなら、誰もあなたを縛っていないからです。 嘴に魚をくわえている限りカラスに追いかけられるトビのように、あなたは世俗の快楽 というイラ草にしがみついて、すすり泣きます。ひとたび魚を手放せば、その瞬間トビ は自由になります。それゆえ、あなたも感覚への執着を手放しなさい。悲しみと心配は、 もはやあなたを苦しめることはできなくなり、あなたは幸福でいられます。
― サティヤ サイ ババ

1978 年、ロバートは 12 人の西洋人男性と共にインタビューに呼ばれた。夫婦のうち のどちらかがスワミに呼ばれたら、もう一方の配偶者もついて行くのが慣わしだった。 しかし、この時、おそらく妻たちを感情的な厳しい試練に遭わせたくなかったのだろう。 スワミはインタビュールームに入る直前になって、婦人たちをお戻しになった。
インタビュールームの中でスワミが注意を向けられたのは、顔に深刻な動揺の色を見 せ、涙をこらえる 19 歳の若い西洋人だった。その若者は絶叫した。

「どうやって自己実現〔真我の悟り〕を得ればよいのですか? もし得られないのな ら、僕は自殺します!」

スワミは水晶のジャパマーラ〔数珠〕を物質化なさった。しかし、スワミがそれを誰 かに差し出される前に、若者は苦悶の叫び声をあげた。

「僕は指輪なんか欲しくない。ジャパマーラなんか欲しくない。僕が欲しいのは解脱 だけです。もしあなたが今、それをくださらないなら、僕はここで手首を切ります!」

スワミの御前で、これほどの感情的爆発を目撃することは珍しい。通常、スワミの存 在は最高の敬意を払うに値するため、人々は抑制し、自制心を働かせる。疑いなくスワ ミには、このような感情の爆発を許す理由があり、おそらくスワミの長い回答は、解脱 に関して似たような感情の高ぶりを持つ人々の役に立つことだろう。スワミは穏やかに こうお答えになった。

「悟りは、あなた方が店で購入できるような品物ではありません。解脱したい という願望はあってもかまいませんが、感情を露わにすることは間違っていま す。自己実現〔真我の悟り〕は、着実で継続的なサーダナの結果です。即時の 解脱を求める願望は、不安と焦りによる低級な自己の強い衝動からもたらされます。焦りは感情に訴えかけます。急いては事を仕損じます。早く出発し、ゆ っくり進み、安全に到着しなさい。神との永遠の融合を、絶え間ない最も重要 なものを願いなさい。そうすれば与えましょう。私はあなた方皆を愛していま す。私が与えるものが、あなたにとって最善であることを知りなさい。スワミ には利己的関心はまったくありません。
多くの人がやって来て、インタビューを求めます。そして、失望して立ち去 ります。彼らの飢えは十分ではありません。彼らはまるで、目の前にポテトと チャパティの皿を置いて、何度も『チャパティ、ポテト、チャパティ、ポテト』 と繰り返す男のようなものです。十分な飢え(渇望)がなく、また食べ物を口 まで運ぶという、飢えに見合った十分な努力が足りません。こういう人々は、 ただ味わいたいだけなのです。しかし単なる味わい(テイスト)は無駄(ウェ イスト)です。彼らは数日、あるいは数ヶ月間やって来て、また去っていきま す。もし犬に毎日午前 10 時に餌を与えれば、犬は 10 日も経たないうちにきっ ちり 10 時にやって来るようになるでしょう。その犬とは無知(アヴィッディ ヤー)のことです。あなたは神、つまり反対方向からやって来る知識(ヴィッ ディヤー)のようでなければなりません。
霊性修行においては着実でありなさい。そうすれば私、すなわちあなたの高 次の意識があなたの元へやって来ます。あなたのグル(導師)はあなた自身、 あなたの高次の意識です。あなたの高次の意識、至高の内なる真我に、信仰と 信頼を置きなさい。あなたは自己実現〔真我の悟り〕が欲しいと言います。しかし、その自己と は何でしょうか? 皆さんは『あなたと私は一つ』とか『私は神』と言います。 しかし、結局それぞれの合計は二です。『あなたと私』は、『私たち』です。『私たち』は一つであって、二つではありません。『私たちと私たち』は二つでは なく一つなのです。『あなた』は『私たち』である、という意識に到達しなければなりません。
あなたの人生に分離がないようにしなさい。仕事、礼拝、英知、悟り、という四つの段階に従いなさい。神への礼拝として一切の仕事をしなさい。あなた の努力を、自分の仕事と神の仕事に分けてはなりません。」

これに答えて、別の帰依者がスワミに尋ねた。 「この部屋には、まるで大勢の別々の人間がいるように思われます。単一性(ユニティー)だけが存在するとおっしゃるのなら、いったい何が私にこの多様性を見せている のでしょうか? 」
スワミはお答えになった。

「空にかかっている月はただ一つです。しかし、月の光〔輝く月〕は百個の壷の水に 映ります」

「なぜそのような幻想が存在するのですか? 」と、その帰依者は尋ねた。

「幻想マーヤーがなければ、解脱への願望もありません。なぜ幻想があるのか? それが人生だからです! 暗闇がなければ、光の真価もわかりません」とスワミは説明なさった。

「なぜ神は宇宙を創造なさったのですか? 」と、その帰依者が最後の質問をした。

スワミは 「宇宙の創造の背後にある目的を理解しようとする前に、まずあなたの自己〔真我〕を理解しなさい。今、あなたはこの創造の目的を理解できない段階にいます。情報を求 めるのではなく、変容を求めなさい。それがスワミの勧める内なる自己の真の成長です」とスワミがこの啓発的な説明をなさった後、あの若者は落ち着きを取り戻し、穏やかになった。

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