サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

落語の世界に愛を見たぜ

2019-04-23 04:00:58 | 日記

ポニョ:この前、五感をコントロールする話をしたけれど、サイババさんも、帰依者の結婚式に出られたとき、たくさんの人達に囲まれたんで運転手が、サイババさんが車に乗られたとたん、すぐにドアを閉めて足の指を挟まれたんや。

ポニョ:あの重いベンツのドアか?

ヨシオ:そうや。そのあと、めちゃ腫れてたんやけど、ずっとニコニコしながらあちこち行かれて、誰も長い間そのことに気がつかへんかったんやで。

ポニョ:すごい感覚のコントロールやな。

そこまでなるには、よっぽど修行しないといけないやろうな。

ヨシオ:クリシュナの信者やった女性も、ランプを手に持って炎を見てたら、その炎の中にクリシュナが見えて、それに集中してたんで手に火傷を負っていることに気がつかなかったんや。

ポニョ:人間の集中力てすごいよな。そんな芸当が出来るねんな。

自分の心(ハート)をラジオの受信機と見なしなさい。

あなたの集中力が、周波数を合わせる装置です。

自分の心が正しく周波数を合わせたとき、あなたは神を体験するでしょう。

これには、しっかりした、揺るぎない集中力が必要とされます。

27/9/92午前

ヨシオ:俺も子供の時、親父が死んでからとてもショックで、何を食べても戻すんや。

自家中毒という精神的な病になって、毎日栄養剤の入った注射をされるんやけど、ものすごい大きい注射器で針なんかも太くて長いんや。

最初は、怖いし痛いし、注射の時間が来るのがとても恐れてたんやけど、ある日、意識を違うことに集中したら痛くない事に気が付いたんや。

例えば、親父と一緒にモーターバイクに乗った時のこととか、一緒に銭湯に行った時の事とか、とにかく意識を違うことに集中してたら知らん間に注射の時間は終わってた。

ポニョ:あんた、いくつの時やったん。

ヨシオ:幼稚園行く前やったな。看護婦さんから、偉いなっていつも言われたけど、本当に全然痛くなかったんやで。

ポニョ:誰でも、意識をコントロールしたら、感覚もコントロール出来るって事やな。

ヨシオ:そういう事やな。今では、反対になってるやろ。

ほとんどの人は、肉体の欲求や欲望の方が感覚器官より上にあるやんか。

セクシーな写真が載ってる本見たら買いに行きたくなるし、アダルトサイトの宣伝見たらクリックしたくなるし、購買欲をそそる広告を見たら、買いもんに行きたくなるし。

ポニョ:美味しいもん見たら、すぐに胃の中に入れたくなるし。おいら、これだけはコントロール出來ないわ。

ヨシオ:その人が神さんにどれだけ近いかは、その人が、世俗的な欲望をどれくらい持っているか、どれくらい感覚器官をコントロール出来るかという事と、反比例の関係やねん。

ポニョ:だから、神のことを思えば思うほど、世俗的な事が、その人の中で小さく小さくなって行くんやな。それには、先ず集中力を高めやないかんな。

人への執着が増せば増すほど、神への執着は減っていきます。

世俗的な快楽の誘惑の誘いに乗れば乗るほど、神への一意専心の集中力は低下します。

あらゆる悲しみの原因はこれです。

1)世俗的な対象物に惹きつけられる事。

2)人間関係から生じる執着。

この二つです。
24/5/95

ヨシオ:それで、意識でもって感覚器官をコントロールするんや。そうすれば肉体のいろんな欲望や、欲求が湧き上がってきても知らん振りできるんや。

そのうち、それらの欲望はどっかに行ってしまう。サイババさんが、送ってくれた歯医者のインド人のサイ青年覚えてるやろ。

ポニョ:もちろんや。ボランティアでナロジンに仕事を三年間もしたんやろ。

ヨシオ:そう。昨日、手紙が来てたんやけど。子供が二人出来て、上の子はサイスクールに行ってるんやで。

ポニョ:それで、まだプタパルティに住んではるんか?

ヨシオ:そうや。あの青年もう、55歳は超えたな。時間が経つのは早いな。それで、一緒に毛布のいっぱい詰まった大きい袋一つが三十キロぐらいあるやけど、それが何万個もあるんや。

それを、一個一個肩に担いで運ぶんやけど、めちゃしんどい仕事なんや。

でも、あの青年全然平気や。なんでそんなパワーあるねんと聞いても分からん。ただ、サイババさんのこと思って小さい声でバジャン歌ってたら、一日が終わるねん。と言ってたな。

心はいつも神を思うようにしましょう。

強い集中力を常に持っているべきです。

でも、なぜあなたはこのような努力を神を得るためにしなければならないのでしょう。

それはあなたに神を求める心も無く、神への執着心も無く、神への愛も無いからです。

しかし、努力を続ければそれらを手に入れることができるでしょう。3-52 SIP



ポニョ:意識を神さんに集中したら、疲れも出ないということやな。おいらは、そんな事は出来そうにないな。

ヨシオ:そんなこと無いで。誰でも出来るで。狭い道、ややこしい道を運転してる時、隣に座ってる人が何を言っても、運転に集中してるから耳がつんぼになってるやろ。

また、新聞のスポーツ欄読んでる時、嫁さんが朝ご飯できた。と呼んでも聞こえない時あるやろ。

ポニョ:おいらなんか、しょっちゅうや。

ヨシオ:それが、集中力や。日常生活で誰でも普通にやってる事や。

ポニョも、こうして話している時、その気になって一人芝居するやろ。それって集中力なかったら出来ないことやで。

背筋を伸ばして坐ることは大事です。

九番目と十二番目の椎骨の間に生命エネルギーが宿っています。

脊椎のこの部分が損傷すると、身体が麻痺します。もし身体が、一本の柱にくくり付けられているかのように真っすぐであれば、生命エネルギーはその真っ直ぐな身体を昇って、心に強い集中力を与えることができます。

完全にまっすぐな身体は、神の力があなたの身体という神殿に入るための避雷針の伝導体のような役割を果たすのです。

そして、神の力はあなたが神へ到着するためのエネルギーを与えるのです。CWSSBJp257


ポニョ:おいら昔から、変なくせあるからな。落語家になったら良かったのにってみんなに言われるねん。落語聞くのん好きなんや。

ヨシオ:俺はあんまり落語って知らんけど、笑点は見てたな。

ポニョ:立川談志が、プロモートしてたやつやろ。あの人は天才やな。誰も真似できないわ。

特においら、「文七もっとい」ていう演目が大好きでいつ聴いても泣いてしまうんや。

ヨシオ:何や?その「文七もったいない」って。

ポニョ:違う。文七て人の名前や。実在の人やねん。元結て、「もったいない」ではなく、元結を「もっとい」て読むねんけど、髪の毛を束ねてくくる、紙を糊で固めた紐みたいなやつやねん。それを、文七という人が売ってるんや。

ヨシオ:ポニョは、よう知ってるな。そんな古い日本の文化を。ちょっと、尊敬の心が湧いてきた。

ポニョ:落語に興味のある人やったら誰でも知ってることやから、大した事は無い。でも、この文七元結は、江戸時代の庶民の人情をうまく表現してあって、とてもハートフルな演目やで。

ヨシオ:ちょっと触りだけでも紹介してくれるか。

ポニョ:博打にはまってしまって借金で首が回らなくなった腕のいい左官屋の親父を改心さそうと、金を作るために娘がわが身を吉原に売るんや。

その女郎屋の女主人は、以前その左官屋に仕事をしてもらったのでその家族のことをよく知っていて、金五十両を左官屋に一年間貸し付けるんや。

その間、娘を女郎に出さずに身の回りの世話をさし、もし一年後に返せなかったら娘を女郎に出すという条件やったんや。

左官屋は、娘のためにも心を入れ替えて、博打をやめ、しっかり働くことを決意して、五十両を持って博打場に返済に行こうとしていたら、橋から誰か身投げをしようとしていたんや。

それを止めさせて、わけを聞くとべっ甲屋の店員で、店の金を集金に行ったのは良いけど、金をすられてしまって無くしたから、責任を取って身投げするつもりやったんや。

左官屋は、一生懸命説得したけどどうしても死ぬと言って聞かないんや。

幾らぐらいの金や。と聞いたらちょうど自分が懐に持っている五十両やったんや。

それで、その金をくれてやるんや。べっ甲屋の店員、文七は左官屋がみすぼらしい着物しか着てないし、なんでこんな大金持ってるのか聞くと、娘の身売り金って分かったんや。

そんな、大事な金をもらうわけにはいけないと、言ったんだけど、左官屋は、娘は傷もんになっても生きてるが、お前が土左衛門になるのを見届けたくないと言って、金を顔にぶつけて走って行ってしまうんや。

その後、べっ甲屋に戻り金を主人に渡すのだけれど、主人はこの金をどこから工面したと聞くんや。

というのも、集金先で文七が碁を三局ほど打ったあと帰ったのはいいけれど、金を置き忘れていたので、今しがた集金先の人が届けてくれたんや。

それで、文七は事の始終を話すと、べっ甲屋の主人は礼を述べに酒樽を持って左官屋へ文七を伴って行ったんや。

左官屋は、一度人様にくれてやった金をまた受け取ったことが知れると、通りを大手を振って歩けなくなるから金の受け取りを断るんや。

でも説得されて受け取り、酒の肴にということで表に待たしてあった籠を開けると綺麗に着飾った娘が座っていたんや。

べっ甲屋の主人が見受け人になって、金を払い連れてきた。というわけや。

その後、この娘と文七が所帯を持ち,元結を売る店を分けてもらって繁盛したという話やねん。

ヨシオ:心がホッコリと暖かくなる話やな。ポニョにあってるな。あんたのパーソナリティの元は、落語の人情話にあったんや。

ポニョ:日本には、このような人情話が幾つもあって、それが今に伝えられて来てるねん。

今、中国や韓国と日本はヘイト、ヘイトでややこしい関係になりそうやけど、このストーリーも、元はと言えば、中国の民間伝承から取ってるんやで。

ヨシオ:国は違っても、住んでる人の心は一緒や。どの国の人の心を打つのは愛やもんな。

ポニョ:誰が、後ろで糸を引いて争いを起こそうとしとるのか?それによって一体誰が得をし、舞台の後ろでヘラヘラ笑っているのか。よく見極めなあかん。でないと、戦争とかになったらおいら達が一番大変になるもんな。

ヨシオ:サイババさんは、日本とコリアは双子のようなものやから、仲良くならなあかん。と言うてはった。

まもなく、全ての国々が一つになるでしょう。

全世界は一つになるでしょう。

カーストや宗教や国籍という狭い考えは消え失せ、全ての人が一つになって神聖さを体験するでしょう。

全ての人が愛の思いを深め、お互いを兄弟姉妹と考えるようになるでしょう。
21/10/07




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