サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

神様からの贈り物

2017-05-20 16:00:47 | 日記
あなたに神への強い信仰心があったなら、あなたがどこにいようとも神はあなたの面倒を見るでしょう。22/8/07

ポニョ:昨日はギータさんの感動的な話を紹介しました。

ヨシオ:ギータさんはアメリカの首都ワシントンDCに住んでおられるんや。そこのサイ組織で積極的に活動されていて、双子の息子さんもバジャンでオルガンとタブラを子供の頃から演奏されているぐらい熱心なんや。

ポニョ:ワシントンのサイセンターって、多分アメリカで一番古いセンターやぜよ。

ヨシオ:そうなんか。カリフォルニアの方が古いと思ったけどな。それでバジャンにはつねに三百人もの人がやって来るんや。ギータさんは二人の息子さんを連れてアシュラムに行かれた時にサイババさんが彼らをインタビューに呼ばれて、息子さんたちに次のような質問されたんや。

サイババ: 君たちは一体何が望みなんだい?

息子さん: 僕たちはあなたから遠く離れたところに住んでいますので、もっと近いところに住んであなたと一緒に時を過ごしたいです。

サイババ: 君たちは遠く離れた所に住んでいるって言ったけれど、一体どこにいるんだい?

息子さん: 僕たちはアメリカのワシントンという街に住んでいるんです。あなたがおられる場所から、飛行機で一日半もかかるんですよ。

サイババ: 飛行機で一日半もかかるのか。それは遠いな。ところで遠いと近いは英語でどう書くんだい?

息子さん: 遠いはFar で、近いはNear と書きます。

サイババ: 君たちはそれらの単語のスペリングの一つひとつの意味を知っているかい?

息子さん: 知りません、スワミ。教えて下さい。

サイババ: 先ずFarのFは、father つまり父なんだ。次のaはalways つまり、常にという意味だ。そして最後のrはready つまり用意が出来ているという意味なんだ。これらを合わせて、Farという意味は、遠くにいるけれど、お父さんを呼べばいつも君の側に行きますよ、という意味なんだ。だから必要な時はいつでも私を呼びなさい。私はどんなに遠く離れていても君の側に行くから、距離は関係無いんだよ。逆にnearつまり、神さんの近くにいる人は Never Enlightment Always Repeatedの頭文字の略で、身体は神さんの近くにいるからといって、いつも同じ間違いばかりをしているから決して神を悟ることは出来ないよ。という意味なんだよ。だから神に関しては距離は関係ないんだ。

ポニョ:いつも一緒の間違いばかりしているってあんたみたいやぜよ。あんたも今までの生で四回も同じ間違いをしてるって、サイババさんに叱られたやないか。

ヨシオ:そうやったな。今世ではそういう間違いをしないようにしないとな。でも神さんとの肉体的な距離は関係無いと言っても、ギータさんのように子供の頃からサイババさんと一緒に過ごせば、間違いなんて犯さないんやけどな。

ポニョ:あんたはいつも放ったらかしやから、神さんから見たらどうでもええ子なんやろな。

ヨシオ:それはないやろ。サイババさんは俺には放任主義が向いていると思って育ててくれたんや。でも俺もギータさんのように子供の頃からサイババさんのアシュラムで育ちたかったな。俺は通学路に三つもストリップ劇場があるところで育ったからな。全然ギータさんと環境が違うんや。

ポニョ:通学路に三つもストリップ劇場があるって、すごいカルマを持って生まれて来たんやな。よっぽど前世で悪さをしてたんやろな。

ヨシオ:人の事はホットケーキや。今日最後に紹介するエピソードも、サイババさんの八十才の降誕祭でサイババさん自らがギータさんに、昨日のニューヨークでのエピソードと共に皆に紹介しなさいと言われた話なんや。という事で、早速そのエピソードを紹介しますね。ギータさんの双子の子供達は、アレルギー体質で乳製品を摂ることが出来ないので、乳製品でないミルクを飲んでいたんや。

ポニョ:生まれながらのビーガンですか?良いカルマやね。あんたと全然違う。

ヨシオ:さっきからうるさいっちゅうに。インドではその特殊なミルクを手に入れるのはとても難しくてバンガロールのような大都市でさえも、大きな薬局でないと売っていなかったんや。ギータさんは双子の乳飲み子を抱えてアシュラムに行ったんやけれど、その粉ミルクが底をついて来てたのでミルクを探し歩いたけれど、アシュラム近辺の薬局ではどこに行っても手に入らなかったんや。それでギータさんはお腹を空かせて泣いている乳飲み子を抱いてダルシャンに出ながらサイババさんに、『あなたは学生たちといつもベランダで忙しくて私の双子の赤児に気をかける余裕も無いようですね。あなたは宇宙を統べる神の化身ですから、他に大事なやる事がたくさんあって、私とこの二人の乳飲み子の事なんて多分忘れられたんでしょうね。』と心の中のサイババさんに文句を言ってたんや。

ポニョ:それってあんたがいつもサイババさんに文句を言っているのと一緒やぜよ。

ヨシオ:俺はそこまでサイババさんに文句を言ってるか?友達として話しかけているだけやないか。

ポニョ:サイババさんはガラが悪い友達は要らないと思っておられるやろな。

ヨシオ:じゃかっしーちゅうに。ギータさんの御主人はその間、バンガロールまで行って小さなスクーターで街を走り回って、バンガロールの薬局という薬局に立ち寄って乳製品でないミルクを捜し、やっと二つほど見つけてそれらを小脇に抱えて家路に向かっていたんや。すると交差点で配達専用の小型トラックが故障して立ち往生していたんや。交差点で停まった御主人に、小型トラックの運転手が「ちょっと悪いけれど、道路の端までトラックを押してくれませんか?」と頼んで来たので、スクーターを止めてトラックを押したんや。運転手は御主人に「あなたはどちらの方に向かって行くつもりですか?」と聞いて来たので自分が向かっている地区の名前を言うと、その運転手は「ちょうど良かった。その地区に緊急に配達しなければいけない物があったんですよ。良かったらついでに頼んで悪いですけれど、この品物をその地区に届けて下さいませんか?トラックが壊れたのでどうしようもなくて、悪いですね。」と頼んで来たので、快く引き受けたんや。運転手は届け先の住所と名前を鉛筆で書いて御主人に手渡すと、交通警官がやって来て、「こんな道の真ん中で立ち話をせずにすぐに道を開けなさい」と言って来たので、御主人は紙に書かれた住所を確認する事なく、すぐに紐で箱をスクーターの荷台に縛ってトラックの運転手と別れたんや。御主人が自分が住んでいる地区に差し掛かった頃、トラックの運転手に配達を頼まれた住所を確認しようと紙をポケットから出して見ると、なんと自分の妻の名前と自分のバンガロールの住所が書いてあったんや。これは何かの間違いだと思い、ポケットの中に他の紙を探したんやけれど他に何も無く、それは確かに運転手が鉛筆で書いた紙やったんや。それで不思議に思いながら自分の家に戻り、自分の母親に「何か小荷物が届く予定がありますか」と尋ねると、そういう予定はなかったんや。箱を見ると、自分の妻宛てで、住所も合っているや。狐につままれたような気持ちで箱を開けてみると、なんとその箱の中には自分がバンガロール中を走りまくって探し求めていた、特殊なミルクの缶が一ダースも入っていたんや。夫婦は感激して涙を流しながらサイババさんに感謝の気持ちを伝えに行くと、サイババさんはギータさんに「ミルクが間に合って良かったね。神は決して、神に全てを捧げて帰依する者たちを見捨てたりしないんだよ。帰依者の面倒を見るのは私の義務だからね」と言われたんや。

神はつねに、あらゆる場所で、あらゆる状況において、あなたの面倒を見ています。
神がつねに守護しているのですから、痛みも苦しみも恐れる必要はありません。
困難は必ずやって来るものですが、必ず去って行くものでもあります。
困難は永遠に留まるものではありません。
困難は過ぎ行く雲のようなものです。
一方、神は、定まった永遠なるものです。
神をあなたの生活の基盤とし、いつも神を想っていなさい。
これが、この地への巡礼の一部として、あなた方が今日、しっかりと理解しなければいけない教えです。21/5/00











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