サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

余命五ヶ月 この世に不可能は無いの巻

2018-06-28 04:00:39 | 日記

あらゆる霊性修行は、ハートの清らかさとマインドの落ち着きがあるときにだけ、良い結果を生みます。
もし神の恩寵があれば、あなたがこの世界で成し遂げられないことなど何もありません。
神は死人を生き返らせることもできるのですから、神に不可能なことなどありますか?
神は天を地に、地を天に変えることもできますが、あなたが神の恩寵を得るには、清らかなハートで祈らなければなりません。
つまらない噂話をしてはなりません。
他人の悪口を言っているあなたに、神が願いを叶えてくれることなど期待できますか?11-8-2000

ポニョ:アメリカで困窮家庭の子供たちを気遣う先生が遺言で、自分の葬式には花束ではなく困窮家庭の子供たちに与える色鉛筆などのいろんな教材を入れたランドセルを持って来て欲しいと頼んだんや。その話を聞いて百人以上の葬式に参列した人々は、全員教材がたくさん詰まった新品のランドセルを葬式に持って来て、葬式の後、そのランドセルを学校に寄付したんや。
亡くなる迄、困窮家庭の子供たちに想いを寄せていたその先生は、先生の鏡だと称賛されているんやて。
https://jp.sputniknews.com/life/201806275043753/

ヨシオ:それは良い話やな。俺は葬式をするつもりはないけれど。というのもこちらでは葬式に結構金がかかるんや。その金を良い事に使った方がええやろ。

ポニョ:おいらやったら、ホームレスさんに与える弁当を、一人当たり10個ぐらい葬式の参列者に持って来てもらって、葬儀後それらを配りに行くように遺言するやろな。

ヨシオ:また食べる事か。

ポニョ:ところで抗ガン剤と免疫療法の併用、それプラスおいらが紹介した自然療法の効果や副作用は如何ですか?

ヨシオ:カイロで胃ガンの患部を温めるのは良かったな。痛みが和らいだ。でも肌にカイロを直接付けていたので低温やけどになったけれど。
免疫療法の薬は「身体の免疫力よ、甦れ!ガンの腫瘍に対して闘うんだ。」と、身体の中に元々ある自然治癒力を目覚めさす役割をする薬で、効いてくるまで時間がかかるらしい。
先日その免疫療法の薬と抗ガン剤のフルオロオプラシルという薬を四十六時間かけて点滴注射したけれど、いろんなきつい副作用が出て来たな。
どっちの薬のせいで副作用が出たのか知らないけれど、先ず、胃がつわりのようにムカムカし始めたし、汚い話やけれど便が緩くなって来たな。

ポニョ:それは完全な抗ガン剤の副作用やぜよ。うちの知り合いもそう言ってたから。

ヨシオ:それ以外はマイナーな副作用やけれど、右目が光に対して繊細になって時々、一瞬やけれど目の前でフラッシュを焚かれた時みたいに、目が眩んで右目だけ見えなくなるんや。また指の先が振るえたりしたけど、それはすぐに治ったな。

ポニョ:うちの知り合いも、指の先が振るえて来たとも言ってたな。多分、それも抗ガン剤の副作用やぜよ。目の話は聞いたことがないぜよ。

ヨシオ:でも胃薬を飲んだら食欲も出て来たし、嬉しいのは心拍数が常に百あったのに、なんと六十台まで下がって来たので、いろいろと細かい仕事をしたりして動き回れるようになったんや。先日も孫のクマ太郎を抱いて、嫁さんや家族全員で近くの大きな鯉がたくさんいる日本庭園を三十分ほど散歩して来たんや。でも少し無理すると息が切れるけれど。クマ太郎はとにかく重いんや。生後二ヶ月で七キロ以上もあるから。背も高いし。

ポニョ:クマ太郎って…。クマ君と呼んであげてくれますか?可哀想やんか。

ヨシオ:だって親がクマなんてふざけた名前を付けるからや。二ヶ月やのにもう車に付ける赤ちゃんの補助席が小さいんやで。一才迄用やのに。義理の息子の祖父が、ドイツでボクシングのヘビー級のチャンピオンやったらしい。だから隔々世遺伝やろな。チビやのに身体中筋肉だらけや。生まれてすぐに首を持ち上げれる赤ちゃんって見たことがない。

ポニョ:ボクシングのヘビー級チャンピオンって…。それじゃクマ太郎ってボクサーにピッタシの名前やぜよ。「青のコーナー クマ太郎!!」って感じで。ところで免疫療法で使っている薬の名前は分かったんか?

ヨシオ:こちらではニボルマブという薬で、日本ではオポジーボとか何とか呼ぶって言ってたな。なんで薬の名前って変な名前ばっかりなんやろな。俺やったらもうちょっとマシな名前を付けるのに。スグニキークンとか何とか。

ポニョ:あのね、そんな名前を付けてすぐに効かなかったら訴えられるぜよ。

ヨシオ:それじゃイタミキエールとか、ツワリナクナルとか、ポックリイケールとかという名前はどうや?

ポニョ:あのね。ポックリイケールなんて薬を売り出すと殺人罪で訴えられるぜよ。でも、オポジーボってめちゃ高い薬やぜよ。一時期、一年間処方すると三千万円以上もするので問題になったんや。今は半額ぐらいになったけれど。でもそれをタダで投与してくれるって、本当にサイババさんがあんたの面倒を見てくれているって分かるよな。

ヨシオ:実はこの前、アシュラムに滞在していた時のことを思い出していたんや。その時に、今から思い返しても腑に落ちないようなことをサイババさんが俺にされたんや。
それは、俺が一番前の列に座っていた時にサイババさんがダルシャン会場を歩いて来られて、俺の前に立たれたんや。そして俺のお腹の部分をじっと見られたんや。その後、何事も無かったように去られたんや。その時に俺はサイババさんがどうして俺のお腹の部分をじっと見られたのかなと思っていたけれど、今になって思えば多分、将来胃がんになるのを見通しておられたのかなと思うんや。
だって、その後すぐにサイババさんが俺に、「お前は将来、拳銃に撃たれる。でも私がそれを阻止する」と言われたんや。だから、拳銃に撃たれて死ぬ代わりに胃ガンになって死ぬ方が俺にとって良いので、胃ガンというプレゼントを下さったんじゃないかなと思うんや。だからありがたく胃ガンという贈り物を受け取ったんや。

ポニョ:贈り物?胃ガンが?でも良い行為をすれば、悪い行為のカルマを取ってくれるってアガスティアでもブリグでも言われたけれど。だから悪いカルマを持っていても、サイの帰依者になって奉仕活動とか良い行いをたくさんしたら、悪いカルマを取って行ってくれるんじゃないのか?

ヨシオ:別にサイの帰依者でなくても良い行為は出来るやないか。それはアガスティアのリーダーたちが、そういうことを言うことによって、人々に良い行為をさす為に言ってるんや。言わば方便や。それに悪い行為をして、それを良い行為で帳消しにする事なんてカルマの法則に反しているやないか。

ポニョ:そうやったんか。でも神さんが意図すればなんでも成るんやぜよ。サイババさんがあんたの胃袋を見られたって言ってたけれど、それって多分、その時にサイババさんがダルシャンで、あんたの胃袋に胃ガンのタネを植え付けられたんやぜよ。

ヨシオ:医者も俺の胃袋にある腫瘍の断面写真を分析しながら、胃袋の半分以上が腫瘍なので、長年かけないとこんな大きな腫瘍にはならないと言ってたな。

ポニョ:胃袋の半分以上ってめちゃ大きなガンやぜよ。しかも肝臓まで転移しているんやろ。

ヨシオ:ところが昨日、別の癌専門医が俺のガンを分析してくれたんや。すると不思議なことに肝臓に転移した筈のガンが消えていたんや。だから胃とその外側の脂肪粒に転移してしているだけやったんや。

ポニョ:肝臓には太い血管がいくつも通っているから、肝臓に転移したらあっという間に身体中にガン細胞が広がるんやで。あんたは何事も無いように言うけれど、ガンが消えていたって信じられないぜよ。もちろん神さんが意図すればなんでも成るんやけれど。

ヨシオ:医者も信じられないと言ってたな。

ポニョ:神さんが意図すればなんでも成るんやぜよ。それって多分、おいらが勧めた自然療法が効いているのかな。と言うことは、おいらはあんたの命の恩人やぜよ。それはそうと、死ぬまでに会いたい人が三人ほどいるって言ってたけれど、誰か一人くらい会えたのか?

ヨシオ:黒人の元バスケの選手とその家族に会えたな。俺の話を聞いた途端、周りにたくさんの人がいるのに人目もはばからず、大粒の涙を流し、大きな声を出して泣きながら俺を強く抱きしめてくれたんや。そいつの涙が俺の頰や首筋を流れて来るので、室内やったのにまるで屋外で雨に濡れたような気分やったな。
そいつは俺に「何も言葉が出て来ない。僕はどうやって君を慰めて良いか分からない。僕が出来ることは、ただ、君をこうして抱きしめることだけだ。君のような友達を失いたくないんだ。世の中にはいろんな悪い人たちもいるのに、どうして君のような良い人を、神様は僕から奪って行かれるんだろう。それって不条理じゃないか」と言って、ずっと泣きながらハグしてくれたんや。

ポニョ:めちゃ心があったかい人やぜよ。そんな時に、ペラペラといろんな言葉を使って慰めてくれる友達は本当の友達じゃないぜよ。おいらもあんたが亡くなった時は、言葉少なに見送ってあげよう。

ヨシオ:ポニョは国語力が無いだけやないか。その奥さんも顔の化粧が取れるぐらい泣いてくれたんや。「これで今生の別れやから、最後はいつもの笑顔を見せてくれや。その美しい笑顔を見に、俺はお前に会いに来たんやから」と頼んだら、二人とも顔を引きつりながら無理に笑顔を作ってくれたな。

ポニョ:本当に良い友達やってんな。

ヨシオ:この前も紹介したけれど、そいつは心がとてもピュアなんや。奥さんも。子供達も。だからいつ会っても、愛がいっぱいでまるで天使のような夫婦なんや。

ポニョ:似た者同士が惹かれ合うって言うけれど、あんたには、海千山千のややこしい連中しか友達がいないと思っていたけれど。

ヨシオ:ポニョのような奴か?もちろんそんな連中もお見舞いにやって来るな。特に昔はサイの帰依者やったけれど、今ではサイババさんへの信仰心を失い始めている人とか。そんな人の俺へのお見舞いの決まり文句は「サイの教えを100%守って生きて来ているヨシオが、まさか胃ガンになるとは信じられない」なんや。
つまり、俺がサイの教えを守って生きて来ているのに、そんな俺が胃ガンになるなんて、サイババさんは帰依者を守っていないやないか、と言いたいんや。
俺はすぐにその人の心が読めるから、そんなことを言う人に、「君はまだ自分が肉体だと思い込んでいるね。俺の肉体も君の肉体も全て神の道具なんだ。あのお方が俺たちに生命を下さり、そして取って行かれる。俺たちがその間にしなければいけない事は、生きている一瞬一瞬を愛で埋める事なんだ。君も一時期でも霊的な道に入った人だったら、少しでもこの世の物事に執着して、世俗的な事に囚われないように。そして生きている目的を見失なわないようにしなさい。」と言ってやるんや。

ポニョ:あんたのような人の心が読める人をお見舞いに行くって難しいな。でもお見舞いに行って逆に説教されてたら世話ないような。でも説教出来るほど元気やったから良かった。おいらは抗がん剤治療や免疫療法の副作用で、もうくたばっていると思っていたけれど。

ヨシオ:俺はタフなんや。そんな簡単にくたばるか。血中ヘモグロビン濃度が3.0でも一人でトイレに行って、冗談を言って周りの人を笑かしていたんやで。昨日の医者も、そんな患者を見たことがないと言ってたな。この世は神さんのお遊びの場やから、いつも神さんと一緒やったら不可能な事って何も無いんや。

ポニョ:つまり、神さんが意図すればなんでも成るって言いたいんやろ。

ヨシオ:もう分かったっちゅうに。

良い行いは、誤った行いによる悪い結果を取り消すことが出来るという考えは、貸し借りの発想です。
神の貸借対照表は、それと種類が違います。
神は善行善果、悪行悪果と言った具合に、あなたが自分の行為の結果に直面するようにします。
神は人のどのような行為の結果にも、足し引きはしません。STPS2p153