サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

自然農法もいろいろあるのだ

2015-07-19 00:00:59 | 日記
神は消化力として生物の中に宿っており、それが体内のあらゆる生命過程を支配し動かしているのです。
そのような神に対してあなたが捧げるべきものは何でしょう?
神には、人間が作ったものではなく、神が創造したものを贈るべきです!
ですから、何であれ自然のままの状態で食べられるものは、神によって創造されたものをそのまま戴くという意味で、好ましいことなのです。8/10/83


ポニョ:昨日まで4回に分けて学校シリーズをお送りしました。今回、記事に載せれなかった面白い学校もありますが、また機会を見つけて記事にしようかな。

ヨシオ:タイのサイババスクールの事も、もっと詳しく紹介したかったな。例えば、子供達が学校の畑でパーマカルチャーという無農薬自然農法をして野菜を育てているんや。

ポニョ:何やねん。その頭がパーマカルチャーって?

ヨシオ:頭は余計や。パーマカルチャーはオーストラリアのビル モリソンという人が考え出した農法で言ってみれば、愛媛の自然農法家である福岡正信さんのやっている自然農法を、もっと西洋式に合理的、効率的に、周りの生活環境にまで広げて系統立てて確立させた自然農法なんや。日本でも何冊か本が出版されているな。俺が昔、西オーストラリア州の南の端にある小さな町、デンマークに住んでいたって言ってたやろ。
http://wellplan.ti-da.net/e4226587.html

ポニョ:ああ、例の五万坪もある敷地の、素晴らしい自然に恵まれたシュタイナースクールがあるところやな。

ヨシオ:その町には、パーマカルチャー スクールがあって、一週間ほど泊まり込みで教えてくれるんや。

ポニョ:合宿形式か。面白そうやな。

ヨシオ:その田舎町にはシュタイナースクールに子供たちを入れている家族がたくさん住んでいるので、シュタイナーが推薦しているバイオダイナミック農法と組み合わせて野菜を作っている人が多かったな。

ポニョ:またまた、分からん言葉が出て来たぜよ。なんやねん、そのバイオダイナミック農法って。今日はいろんな知らん言葉が出て来るから頭が忙しいぜよ。

ヨシオ:バイオダイナミック農法は、シュタイナーが占星術を駆使し、惑星の動きなども加味しながら、種の撒く時期や草を刈り取る時期などを決め、一切の化学肥料や農薬を使わずに、水晶などの鉱物や牛の糞、木の皮や葉っぱなどを、霊的な波動がまだ残っている牛の角や羊の頭蓋骨などの中に詰めて、半年ほど冬の間に土の中に埋めて寝かせ、それを取り出した後、水と言っても水道水じゃ塩素が入っているから雨水でないとだめなんやけれど、それを水で薄めて畑にまくんや。

ポニョ:えらい手間暇かけた農法なんやな。聞いた事が無いぜよ。日本でも誰かやっているんか?
http://yumikino.jp/method/
ヨシオ:日本では余り知られていないのかな?こちらでは結構ポピュラーなんやけどな。ヴェレナというブランドでバイオダイナミック農法で作った化粧品からシャンプーまで売っているんや。また、シュタイナーにより創設されたヴェレダは、思想体系、人智学(アントロポゾフィー)に基づいて、バイオダイナミック有機栽培農業、シュタイナー教育、アントロポゾフィー医療、文学、芸術、建築などに幅広く生かされているんや。
http://www.weleda.jp/company/about/anthroposophy.php

そういうふうに手間暇かけるのは、第一に肥えた土を作るためなんや。土に霊力を入れるんや。シュタイナーってすごい霊的な人やったやろ。オーラが見えたりして。だから土にも霊力を入れたら野菜にその霊力が入り込み、それを食べた人にもその霊力が入って肉体に良い影響を及ぼすって信じていたんや。

ポニョ:フーン。人の霊力を増す為の野菜作りか。そこまで霊的な事を考えて野菜作りをしている人なんて聞いた事が無いぜよ。でも、すごく納得出来るな。だって今の人達は、野菜を火にかけたり、焼いたり煮たりして食べるから野菜の中にあるはずの霊力が壊されてしまうやろ。それに、霊力なんて微塵も入っていないインスタント食品などしか食べない人も増えているから、すぐに病気になる人が多いもんな

この世界には多数の生命体が存在しています。
それらの生命体は840万種に分類されます。
そのうちの839万9999種は、未調理の食物を食べる傾向にあります。
それらの生命体は、自然なままの、自然界で入手できる食物を食べ、完全な健康を享受しています。
しかし、もちろん、気候の変化や、自分では制御しきれない要因のために、これらの生命体も病気にかかることはあります。
とはいえ、最も多くの問題にさらされているのは人間だけです。
人間に関しては、かなりの数の病気が増えています。
その理由は、人間が神の創造物である食物、自然の状態で手に入る食物を食べることを好まないからです。
人間は味蕾(みらい)〔舌の粘膜にある無数の味覚器官〕の餌食になっています。
人間はそのまま利用できるものを何でも自分の味覚に合わせて変えてしまい、その中に含まれている生命の精を殺しています。
今、人間は食物の中に存在する生気を与える力を完全に破壊しているせいで、増え続ける病に身をさらしているのです。もし食物を自然のままの状態で食べようと努めれば、決して増加する病に身をさらされることはないでしょう。8/10/83

ヨシオ:実際、そのバイオダイナミック農法で土壌を改良すると、たくさんの微生物やバクテリアがわんさか住んでいる土壌になるんや。だから、化学肥料や農薬を使って出来た野菜より、もっと美味しい、安全な、霊力がいっぱい詰まった野菜が取れるんや。

ポニョ:それは、すごいよな。子供達がそういう霊力がたくさん詰まった野菜を小さい時から食べていたら病気知らずの子供になるやろな。

ヨシオ:シュタイナースクールってただの学校ではなく、子供達の親もこのようにして、家庭で子供達の霊力を傷付けないように、大事に育てることを求められているんや。だから、シュタイナースクールに入れると決めた親は、学校から家にあるテレビをどっかにしまってしまうように求められるんや。その話は前にもしたやろ。ポニョがスポーツ番組を見れなくなるって騒いでいたやないか。

ポニョ:そうやったな。テレビって情報が一方通行に流れる機械やから、テレビ漬けになって一日中見ていると確かにアホになるよな。ニュースも、たちの悪い下痢みたいに嘘ばっかり垂れ流しているし。

ヨシオ:下痢は無いやろ。汚い例えやな。そのように、水晶やマグネシウムなどの鉱物を使って土の中にバクテリアを増やし、霊力を付けて野菜を育てるという思想は、ホメオパシー療法にも共通しているやろ。

ポニョ:その言葉はどこかで聞いたことがあるな。確か、イルちゃんたちが使っている療法やろ。自分たちは既存の西洋式の医療を使わずにこのような、ホメオパシーを使って治療しているんや。ホワイトハウスでも、人にはモンサントがやっている遺伝子組み換え作物を食わさせておいて、自分たちは、ホワイトハウスの庭で有機農法で野菜を作っているんや。卑怯な奴らやぜよ。

ヨシオ:奴らの事はほっておきなさい。自分たちがしっかりと良い安全な野菜を食べていたらそれでええやないか。それで、そのバイオダイナミック農法とさっき言ったパーマカルチャー農法を組み合わせて野菜を作っている家が多かったな。

ポニョ:それっていいよな。でも、みんながそんな風に野菜を作り始めたら収穫時には出来すぎて余ってしまうやろ。

ヨシオ:だから、毎週一回、学校に自分たちで栽培した野菜を持ち込んで販売会をするんや。中にはゴマやオリーブを絞ったオイルなども売っている人もいるし、蜂蜜なども持ってくる人もいるし、バイオダイナミックで収穫した小麦で作ったケーキやクッキーを焼いて持って来る人もいたな。

ポニョ:それって便利やな。子供をシュタイナースクールに行かせただけで、周りにそういう同じ考え方を持った人たちが住んで、同じ農法で野菜を作り皆で分け合ってそれらをいただくって。まるで小さな学校を中心としたコミュニティやな。

ヨシオ:その週一回のマーケットの日には、周辺の人たちもやって来るので結構賑やかなんや。中には笛を吹いたり、シタールなどの楽器を演奏する人もいたな。

ポニョ:さっきの話に戻るけれど、福岡正信さんって自然農法を発展途上国に広めて、マグサイサイ賞をもらった人やろ。おいらも、名前は聞いたことがあるぜよ。

ヨシオ:発展途上国によく行っておられたから、日本より外国の方で有名になっておられるんかもしれないな。こちらでは、福岡式農法と言えば知らない人がいないほど有名やし、本もたくさん売れているんや。今は息子さんが後を継いでおられるな。
http://i-yo.jp

ポニョ:おいらが、福岡さんの話を知ったのは、そのマグサイサイ賞を受賞したのでアメリカに行かれ、ホテルに投宿したんや。そこに白人の見知らぬ人が訪ねてきて、福岡さんに何か箇条書きに書いてある紙を見せながら、こんな話をしたんや。主に日本の未来についてなんやけれど、我々は将来、日本の郵政制度を改革をするとかいろんな事を話し始めたんや。1988年の事やで。その頃にもう郵政事業を民営化してグロ襟に日本人の富を奪い渡した小泉がやった事を予言してたんや。
https://m.youtube.com/watch?v=M3eMnWJRqaI
というのも、その発展途上国に貢献した人に送られるマグサイサイ賞は69フェラーがスポンサーになって始めたんや。小泉も今では原発反対なんて言って、人々の間で人気取りをしているけれど、本当は原発を稼働し始めれば、今、火力発電で石油利権つまり69フェラーが石油を売ってぼろ儲けしているのを続けられないから反対しているだけなんや。あの男は役者やから、本当は原発反対なんて言っているけれど、昔からただのグロ襟の使いっ走りに過ぎないんや。もし本当に日本の事を思って原発反対してるんやったら、全ての火力発電をロシアからの天然ガスで賄えば、もっと公害も少なくて安く電力を供給出来るし、原発は止められるし、電気代も安くなるし、LPGガスで車も安く走らせる。こんな良いことがたくさん出来るけれど、石油利権の使いっ走りである小泉は絶対ロシアからの天然ガス輸入の話なんてしないやろ。

ヨシオ:またまた、ポニョが熱くなって来ましたよ。水でも飲んで少し休みますか?

ポニョ:ごめんごめん。こういう話をし始めたら一気に頭に血が昇ってくるぜよ。何の話やったかな。

ヨシオ:ポニョがパーマカルチャーの事を聞いて来たやろ。それを説明しようとしたら福岡正信さんの話が出て来て、グロ襟の話に飛んだんや。それで、話を元に戻すと、その福岡さんの農法を参考に、ビルモリソンという人は農地を合理的に有機的に区切って、上手く生態系が機能するようにデザインされた農法を考え出したんや。そもそも、パーマカルチャーとはパーマネント(恒久)とアグリカルチャー(農業)を組み合わせた造語で、人類が永久に存在し続けるために、農薬などで土地を痛めることなく、自然の恩恵を最大限に受け取ることが出来ように考え出された農法なんや。

ポニョ:人類だっていつかは滅びるんや。永久に存在する訳がないぜよ。でも、なかなか良さそうな農法やないの。

ヨシオ:今ではこのパーマカルチャーを指導する資格を持った農業指導員もいるし、オーストラリアでは、パーマカルチャーは、小規模な農業をする人の定番になっているんや。

ポニョ:結構ポピュラーなんやな。

ヨシオ:俺が説明するより上手くパーマカルチャーの事を説明した一文があるので転載すると、

ーーーーーー転載ーーーーーー
パーマカルチャーの基本になる3つの要素は、

自然のシステムをよく観察すること
伝統的な生活(農業)の知恵を学ぶこと
現代の技術的知識(適正技術)を融合させること

 それによって、自然の生態系よりも生産性の高い「耕された生態系(cultivated ecology)」を作り出します。

 そしてパーマカルチャーは植物や動物だけでなく、建物、水、エネルギー、コミュニティなど、生活全てをデザインの対象にしています。それぞれの要素が、それぞれの役割を十二分に果たし、互いを搾取したり汚染したりすることなく永続するシステム=エコロジカルで、経済的にも成り立つシステムを作り上げるのです。それは自然を豊かにし(多様性、生産性)、人間の生活の質(精神的な充足感)をも豊かにします。

 パーマカルチャーの体系を作り上げたオーストラリアのビル・モリソンは、パーマカルチャーの目的を「地球上を森で埋め尽くす」ことだと言います。そこでは人為によって失われた生態系を回復し、人間が自然環境に溶けこみ、自然の一部となって生きる姿があります。それは日本の里山や世界の先住民族がしてきた生活です。それを現代的にアレンジしたものがパーマカルチャーとも言えます。
つまり、森羅万象の関係性をいかに“美しく”デザインするか、それがパーマカルチャーの目指すところだと考えます。

ーーーー転載終了ーーー
http://www.ultraman.gr.jp/perma/howpermacultre.htmより

ポニョ:そうか。なかなか良さそうな農法やな。還暦を過ぎても、まだ知らないことがたくさん世の中にはあるよな。坂本龍一さんはおいらと年は変わらないけれど、彼のやりたい事は「読み残した本をしっかり読んで、まだまだ先人たちが残してくれた知識を知りたい」なんて言ってたけれど、おいらにはもうそんな元気は無いぜよ。毎日美味しいものを食べながら、神さんのことだけを思って生きて行きたいな。

ヨシオ:どっちかにせえや。
https://m.youtube.com/watch?v=dnFsHxhAJu8
果物にはビタミンが含まれています。野菜もそうです。
果物や野菜は皆さんにいくらでも力を与えることができます。
しかし、人が今、摂取しているものは「人工のビタミン」と呼べるようなものです。
そして、そのような野菜の人工的な形態を通して、あらゆる種類の病気があふれているのです。
かつて、村ではさまざまな野菜を収穫していました。
一般の習慣では、天然の肥料、つまり牛糞という形態の肥料が、植物に施されていました。
オクラやキュウリといったものを自然な状態で収穫することができました。
大きさは小さかったかもしれませんが、含まれている栄養素は豊富でした。
あるいは、赤唐辛子を例にとってみましょう。
赤唐辛子は、小さくても一本あれば、鍋いっぱいのサンバルに香りを添えるのに十分でした。
今、赤唐辛子は釣り合いを失って膨れ上がり、巨大な、大きな赤唐辛子になっているのを目にします。
人はそうした赤唐辛子を大量に手に入れて、小さなカップ一杯のラッサムに入れています。
それでも、赤唐辛子の風味を味わうことができずにいます!
その理由は何でしょう?
赤唐辛子は今、人工の肥料で栽培されており、本来持っているべき固有の力を実際には備えていないからです。8/10/83