ポニョ:ここんところ、堅苦しい話題ばっかり続いたので、少しおいらの趣味について相方と放談してみようかなっと。
ヨシオ:少し前、寒波が来て寒かったやろう。
ポニョ:そうや。困るのは鯉が活動停止して完全な冬眠状態になってしまいよるから、アンモニアを必要としているバクテリアの餌が無くなり、野菜が育たなくなるんやぜよ。
アクアポニックスは、魚がアンモニア出さんとお手上げやから。
ヨシオ:何か対策は無いのか。
ポニョ:もちろん、水温上げればええけれど、コストの問題もある。
温室の中に魚のタンク置くというのが一番かな。
その温室の中に、コンポスト腐敗土を作る大きなドラムみたいなんを設置すると、腐敗する時、熱出すから燃料費を節約できるんや。
また、黒いビニール製の長い袋に水を入れて温室の中に置いとくと、昼間貯めた熱を夜に放出するから、これまた燃料費を節約できる。
いろいろな方法あるで。
でも必要なのはバクテリアが作る窒素やから、新しいアクアポニックスの方法は、出来るだけ魚の数を減らしてバクテリアを増やす方向に動いているんや。
具体的には、魚のタンクからアンモニアが含んだ水を別のタンクに流す。
そこには、バクテリアが住みやすい住処、例えばポリパイプを小さく輪切りにしたやつとかを沢山入れる。
それからその小さいタンクを30度に温めてエアーレーションすると、好気性のバクテリアが増えるんや。
タンクが小さいから、光熱費はかからんし。
そこで、バクテリアが造った窒素を含んだ水を野菜の苗を植えた棚に流すというわけや。
その棚にも、粘土を焼いた玉が敷き詰めてあって、そこでもバクテリアは増える。
こうしたら、少ない魚でも野菜が育つんや。
ヨシオ:あとでもっと具体的に教えてくれるか?自分もやってみるわ。なかなか良さそうやな。
ポニョ:うん。それはそうと、そっちはどう。今は日本と逆やから夏なんや。
ヨシオ:パースで43、3度あったで。こんな暑いのは久しぶりやとみんな言ってたら
しい。異常気象かもね。
ここナロジンは標高が高く、うちの農場で400メートルあって、その分少しパースより低かったと言っても41度もあったな。
でも内陸やから夜はグンと冷えるで。
ポニョ:43度か、体温より暑いところによう住めるな。
星やんが、身体溶けそうやと言うてたん分かるわ。
こっちは、日本中が冷蔵庫にすっぽり入っとるみたいやったけれど。
二つ足して二で割ったら丁度ええのにな。
ヨシオ:ほんまやな。でもうちにエアコン無くても大丈夫やで。
木陰に入ると40度でも湿気がないからサラッとして快適なんや。
ところで、ポニョが、紹介してくれたアクアポニックスやけど、お袋の件で忙しくて暫くの間、鯉の世話出来なくて、鯉のいけすを久しぶりに見たら、アオコがビッシリ生えてて酸素不足で何匹か死んでしもうたわ。
ポニョ:あらあら。夏は上にカバー掛けたらちょっとましかも知れへんな。オーストラリアは、日差しがきついからな。
普通、エアーレーションをしっかりしてたら大丈夫やけどな。
ヨシオ:次からしっかり見るわ。難しいな。生きもん飼うって。
ポニョ:そうやな。お袋さんの冥土土産になったな。
実は、おいらの幼なじみのおやじさんも、先日、亡くなられたんやけれど、自分にとってはとても思い出深い人やねん。
ヨシオ:というと?名付け親とかそんなん。
ポニョ:違うねん。近所の幼なじみの親父さんやねんけどな、おいらの事をとても可愛がってくれて、毎年おいらを連れて自分の田舎に夏休み中、連れって行ってくれるんや。
ヨシオ:へー。どこにあるんや?その田舎。
ポニョ:めちゃ田舎でええとこやで。
但東町西谷という兵庫県の山の中なんや。但馬牛の産地でどの農家も一二頭飼ってるとこや。
仔牛の時から、飼いはじめて大きくしてから売るねんけど、朝夕散歩に毎日連れてくし、正月になると牛も一緒に祝ってビール飲ますし、ブラシは毎日かけるし、そらめちゃ大事にされてるで。家族の一員と一緒や。
もちろん名前もあるし、牛も自分が大事にされてんのを知ってる分、よく人の言うこと聞くで。
おいらは見てないけど、話によると売りに出す時、家族全員、涙を流して送り出すんやて。
その話を聞いて、子供心に耐え切れんもんあったな。
毎日一回は、牛小屋行って牛の顔見て撫でてやるんや。話しかけたり、スケッチしてたんや。
ヨシオ:ポニョの生き物への優しさの秘密は、その辺から培われたんやな。
ポニョ:また、家の裏には幅三メートルぐらいの小川が流れてて、魚や、カエルはもちろんの事、大きな川蟹やうなぎ、鮎もおったな。マムシもおるで。
近くに、清龍の滝というのがあって、その滝壺で毎日泳いだ。
まあ言ってみたら、その田舎はおいらの心のバックボーンや。
ヨシオ:そうやな。ポニョは自然児やもんな。
オフロードバイク乗って、カヌー漕いで川下り、山登りにスキューバダイビングとなんでも有りやもんな。
ポニョ:それもこれも。幼なじみの親父さんのお陰なんや。
自然との遊び方をたくさん教えてもらったわ。特に、カヌーでの川下りは最高やね。
ヨシオ:どこの川が一番良かった?
ポニョ:そらもう、日本で唯一ダムの無い川、四万十川や。
普通、どの川でもダムがあるやろ。水を放出する時にダムの底の水を構造上放水するんや。
よって、川に流れ出す水は冷たい氷みたいな水やから、川の生態系を乱すんや。
だから、四万十川はダムがないのでずっと昔から一緒の生態系のまま、今でも自然の姿を残してるんや。
魚はもちろんの事、虫もいっぱい違う種類のが見れるで。特に、トンボは有名や。
中村行ったら、トンボばっかりの昆虫館あるで。
四万十川を下るには、おいらはまず上流の窪川というところから下り始めて、中村まで一週間かけてゆっくり下るんや。
途中、いろんな土地の人と世間話しながら、チンカ橋のある川原でテント張って飯盒炊爨、最高やで。
ヨシオ:何やそのカチン橋って。渡ってたら腹立ってカチンと来る橋か。
ポニョ:カチン橋と違う!チンカ橋。沈下橋や。川の水位が上がると、そのまま水の下になって水没してしまう橋や。
ヨシオ:えっ。そんなんやったら、渡られへんやろ。
ポニョ:ちょっと大回りして大きな橋に行ったら終わりや。
無理して立派な橋を作る必要ない。そんな橋は金はかかるし、維持も大変や。
でも、川の水が橋の上ギリギリ覆っている時は、気をつけて渡らなあかん。
足元見てわたると、水が横切るから錯覚で真っ直ぐ歩けなくなるから、川に落ちてしまうんや。人は自然に川の流れる方向と、逆の方へ行こうとするから。
橋には、流木なんか当たってもダメージが無い様に、欄干なんか無いから、いっぺんに水の中へ落ちるで。
ヨシオ:めちゃ危ないやんか。泳がれへんかったら、住まれへんとこやなあ。そこ。
ポニョ:そんな時は、橋の延長線上にあるものを目標にして見ながら渡るんや。遠くのものを見ながら。
ヨシオ:そうか、それやったら出来そうやな。神さん見ながら、神さん思いながら生きるのと同んなじや。
ポニョ:ちょっと違うと思うけど…。まあええわ。
沈下橋は、自然と調和した橋なんや。川に近いから、水位が高いと暑い日なんか渡っている途中に足を水につけて冷やせるし、橋の中ほどは水深が深いから橋から飛び込んで遊べる。
魚釣りもできるし、人と川が仲良くなれる橋やねん。
ヨシオ:ちょっとちょっと。ブログに魚食べたらあかんって言ったのは誰や。
ポニョ:キャッチ アンド リリースやんか。食べるなんて言ってないでしょう。
ヨシオ:それやったら許してつかわそう。
ポニョ:なんであんたに許してもらわなあかんねん。おいらは、とっくの昔に肉食べるのんやめたのをあんた知ってるやろ。
また、そこで知り合った人は、半家(はげ)という集落から来てて、そこはもともと平家の落人の集落で、平家の誇りを持って生きたいけれど、平家と分からないように、平家の平という字の真ん中の棒を上に突き抜けさせて半にして、半家になったというような興味深い話もしてくれた。
ヨシオ:毛が有っても半家(はげ)と呼ぶのか?フーン面白い。
ポニョ:先祖が付けていた鎧兜もまだ持ってるって言うてたわ。歴史感じるぜよ。
ヨシオ:そのポニョがよく使う、ぜよは高知弁か?
ポニョ:そうなんやぜよ。
ヨシオ:無理して使わんでもええやんか。大阪弁と混じっとるで。
ポニョ:ほんまやぜよ。
ヨシオ:もうええっちゅうに。
ポニョ:また、川下りの途中、自然が豊富で、目を楽しませくれる。
鳥やら、魚や、他の野生のいろんな生き物が水を飲みに川辺まで来るけれど、カヌーは自然と調和して流れているので、動物たちは逃げないんや。
こうして昔の人は自然と一緒に生きてたんや。こんな豊かな自然に囲まれて幸せや。という気持ちになる。
神さんに感謝の心も湧いてくるで。
人は自然から数え切れないほどの借りを作り、いろいろな面で自然から恩恵を得て楽しんでいます。
しかし彼はどのような感謝の気持ちを神に捧げているのでしょうか?
彼は、すべてをお与えになっておられる神を忘れ去っています。
それが原因で、人は様々な困難や災難の犠牲になるのです。SSvol21chap19
続く
ヨシオ:少し前、寒波が来て寒かったやろう。
ポニョ:そうや。困るのは鯉が活動停止して完全な冬眠状態になってしまいよるから、アンモニアを必要としているバクテリアの餌が無くなり、野菜が育たなくなるんやぜよ。
アクアポニックスは、魚がアンモニア出さんとお手上げやから。
ヨシオ:何か対策は無いのか。
ポニョ:もちろん、水温上げればええけれど、コストの問題もある。
温室の中に魚のタンク置くというのが一番かな。
その温室の中に、コンポスト腐敗土を作る大きなドラムみたいなんを設置すると、腐敗する時、熱出すから燃料費を節約できるんや。
また、黒いビニール製の長い袋に水を入れて温室の中に置いとくと、昼間貯めた熱を夜に放出するから、これまた燃料費を節約できる。
いろいろな方法あるで。
でも必要なのはバクテリアが作る窒素やから、新しいアクアポニックスの方法は、出来るだけ魚の数を減らしてバクテリアを増やす方向に動いているんや。
具体的には、魚のタンクからアンモニアが含んだ水を別のタンクに流す。
そこには、バクテリアが住みやすい住処、例えばポリパイプを小さく輪切りにしたやつとかを沢山入れる。
それからその小さいタンクを30度に温めてエアーレーションすると、好気性のバクテリアが増えるんや。
タンクが小さいから、光熱費はかからんし。
そこで、バクテリアが造った窒素を含んだ水を野菜の苗を植えた棚に流すというわけや。
その棚にも、粘土を焼いた玉が敷き詰めてあって、そこでもバクテリアは増える。
こうしたら、少ない魚でも野菜が育つんや。
ヨシオ:あとでもっと具体的に教えてくれるか?自分もやってみるわ。なかなか良さそうやな。
ポニョ:うん。それはそうと、そっちはどう。今は日本と逆やから夏なんや。
ヨシオ:パースで43、3度あったで。こんな暑いのは久しぶりやとみんな言ってたら
しい。異常気象かもね。
ここナロジンは標高が高く、うちの農場で400メートルあって、その分少しパースより低かったと言っても41度もあったな。
でも内陸やから夜はグンと冷えるで。
ポニョ:43度か、体温より暑いところによう住めるな。
星やんが、身体溶けそうやと言うてたん分かるわ。
こっちは、日本中が冷蔵庫にすっぽり入っとるみたいやったけれど。
二つ足して二で割ったら丁度ええのにな。
ヨシオ:ほんまやな。でもうちにエアコン無くても大丈夫やで。
木陰に入ると40度でも湿気がないからサラッとして快適なんや。
ところで、ポニョが、紹介してくれたアクアポニックスやけど、お袋の件で忙しくて暫くの間、鯉の世話出来なくて、鯉のいけすを久しぶりに見たら、アオコがビッシリ生えてて酸素不足で何匹か死んでしもうたわ。
ポニョ:あらあら。夏は上にカバー掛けたらちょっとましかも知れへんな。オーストラリアは、日差しがきついからな。
普通、エアーレーションをしっかりしてたら大丈夫やけどな。
ヨシオ:次からしっかり見るわ。難しいな。生きもん飼うって。
ポニョ:そうやな。お袋さんの冥土土産になったな。
実は、おいらの幼なじみのおやじさんも、先日、亡くなられたんやけれど、自分にとってはとても思い出深い人やねん。
ヨシオ:というと?名付け親とかそんなん。
ポニョ:違うねん。近所の幼なじみの親父さんやねんけどな、おいらの事をとても可愛がってくれて、毎年おいらを連れて自分の田舎に夏休み中、連れって行ってくれるんや。
ヨシオ:へー。どこにあるんや?その田舎。
ポニョ:めちゃ田舎でええとこやで。
但東町西谷という兵庫県の山の中なんや。但馬牛の産地でどの農家も一二頭飼ってるとこや。
仔牛の時から、飼いはじめて大きくしてから売るねんけど、朝夕散歩に毎日連れてくし、正月になると牛も一緒に祝ってビール飲ますし、ブラシは毎日かけるし、そらめちゃ大事にされてるで。家族の一員と一緒や。
もちろん名前もあるし、牛も自分が大事にされてんのを知ってる分、よく人の言うこと聞くで。
おいらは見てないけど、話によると売りに出す時、家族全員、涙を流して送り出すんやて。
その話を聞いて、子供心に耐え切れんもんあったな。
毎日一回は、牛小屋行って牛の顔見て撫でてやるんや。話しかけたり、スケッチしてたんや。
ヨシオ:ポニョの生き物への優しさの秘密は、その辺から培われたんやな。
ポニョ:また、家の裏には幅三メートルぐらいの小川が流れてて、魚や、カエルはもちろんの事、大きな川蟹やうなぎ、鮎もおったな。マムシもおるで。
近くに、清龍の滝というのがあって、その滝壺で毎日泳いだ。
まあ言ってみたら、その田舎はおいらの心のバックボーンや。
ヨシオ:そうやな。ポニョは自然児やもんな。
オフロードバイク乗って、カヌー漕いで川下り、山登りにスキューバダイビングとなんでも有りやもんな。
ポニョ:それもこれも。幼なじみの親父さんのお陰なんや。
自然との遊び方をたくさん教えてもらったわ。特に、カヌーでの川下りは最高やね。
ヨシオ:どこの川が一番良かった?
ポニョ:そらもう、日本で唯一ダムの無い川、四万十川や。
普通、どの川でもダムがあるやろ。水を放出する時にダムの底の水を構造上放水するんや。
よって、川に流れ出す水は冷たい氷みたいな水やから、川の生態系を乱すんや。
だから、四万十川はダムがないのでずっと昔から一緒の生態系のまま、今でも自然の姿を残してるんや。
魚はもちろんの事、虫もいっぱい違う種類のが見れるで。特に、トンボは有名や。
中村行ったら、トンボばっかりの昆虫館あるで。
四万十川を下るには、おいらはまず上流の窪川というところから下り始めて、中村まで一週間かけてゆっくり下るんや。
途中、いろんな土地の人と世間話しながら、チンカ橋のある川原でテント張って飯盒炊爨、最高やで。
ヨシオ:何やそのカチン橋って。渡ってたら腹立ってカチンと来る橋か。
ポニョ:カチン橋と違う!チンカ橋。沈下橋や。川の水位が上がると、そのまま水の下になって水没してしまう橋や。
ヨシオ:えっ。そんなんやったら、渡られへんやろ。
ポニョ:ちょっと大回りして大きな橋に行ったら終わりや。
無理して立派な橋を作る必要ない。そんな橋は金はかかるし、維持も大変や。
でも、川の水が橋の上ギリギリ覆っている時は、気をつけて渡らなあかん。
足元見てわたると、水が横切るから錯覚で真っ直ぐ歩けなくなるから、川に落ちてしまうんや。人は自然に川の流れる方向と、逆の方へ行こうとするから。
橋には、流木なんか当たってもダメージが無い様に、欄干なんか無いから、いっぺんに水の中へ落ちるで。
ヨシオ:めちゃ危ないやんか。泳がれへんかったら、住まれへんとこやなあ。そこ。
ポニョ:そんな時は、橋の延長線上にあるものを目標にして見ながら渡るんや。遠くのものを見ながら。
ヨシオ:そうか、それやったら出来そうやな。神さん見ながら、神さん思いながら生きるのと同んなじや。
ポニョ:ちょっと違うと思うけど…。まあええわ。
沈下橋は、自然と調和した橋なんや。川に近いから、水位が高いと暑い日なんか渡っている途中に足を水につけて冷やせるし、橋の中ほどは水深が深いから橋から飛び込んで遊べる。
魚釣りもできるし、人と川が仲良くなれる橋やねん。
ヨシオ:ちょっとちょっと。ブログに魚食べたらあかんって言ったのは誰や。
ポニョ:キャッチ アンド リリースやんか。食べるなんて言ってないでしょう。
ヨシオ:それやったら許してつかわそう。
ポニョ:なんであんたに許してもらわなあかんねん。おいらは、とっくの昔に肉食べるのんやめたのをあんた知ってるやろ。
また、そこで知り合った人は、半家(はげ)という集落から来てて、そこはもともと平家の落人の集落で、平家の誇りを持って生きたいけれど、平家と分からないように、平家の平という字の真ん中の棒を上に突き抜けさせて半にして、半家になったというような興味深い話もしてくれた。
ヨシオ:毛が有っても半家(はげ)と呼ぶのか?フーン面白い。
ポニョ:先祖が付けていた鎧兜もまだ持ってるって言うてたわ。歴史感じるぜよ。
ヨシオ:そのポニョがよく使う、ぜよは高知弁か?
ポニョ:そうなんやぜよ。
ヨシオ:無理して使わんでもええやんか。大阪弁と混じっとるで。
ポニョ:ほんまやぜよ。
ヨシオ:もうええっちゅうに。
ポニョ:また、川下りの途中、自然が豊富で、目を楽しませくれる。
鳥やら、魚や、他の野生のいろんな生き物が水を飲みに川辺まで来るけれど、カヌーは自然と調和して流れているので、動物たちは逃げないんや。
こうして昔の人は自然と一緒に生きてたんや。こんな豊かな自然に囲まれて幸せや。という気持ちになる。
神さんに感謝の心も湧いてくるで。
人は自然から数え切れないほどの借りを作り、いろいろな面で自然から恩恵を得て楽しんでいます。
しかし彼はどのような感謝の気持ちを神に捧げているのでしょうか?
彼は、すべてをお与えになっておられる神を忘れ去っています。
それが原因で、人は様々な困難や災難の犠牲になるのです。SSvol21chap19
続く