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saarweineのワインなどに関してあれこれ

このブログはドイツはモーゼル河の支流であるザール地域のワインを愛する男がワイン等に関して色々適当に書き込みします。

銀座ワイナックスさんの新春初飲み会に参加しました。(東京都中央区)

2013-01-15 00:14:31 | 日記
先週12日の土曜日の事でしたがドイツワイン専門店の銀座ワイナックスさん主催のワイン会に出席しました。

今回のワインリストを下に記します。



1;NV/Dresdener Engel Sekt trocken/Schloss Wackerbarth/Sachsen


最初の乾杯はこのSektで始まりました。セパージュはRiesling・Weissburgunder・Kernerのアッサンブラージュとのことでしたがtrocken表示なのにドサージュがやや多めな印象でした。



2;2010/Staatsweingut Weinsberg Justinus K./Kerner/Staatsweingut Weinsberg/Wuerttemberg


Kernerの辛口らしい綺麗なアロマが感じられるワインでした。



3;2009/Escherndorfer Lump/Silvaner/Spaetlese trocken/Egon Schaeffer/Franken


一流地所として知られるLumpのSilvanerですが当に正統派の堂々とした酒駆を感じさせるワインでした。酸は(Silvanerなので)低めに感じられました。


4;2008/Herrenberg“Ⅴ”Weissburgunder/Q.b.A GG/Pfeffingen/Pfalz


ピノ・ブランですがエレガントで綺麗なのですが強さも感じられるワインでした。



5;2009/Knipser Halbstueck/Riesling/Spaetlese/Knipser/Pfalz

Halbstueckと呼ばれる600L入りの木樽で熟成させたRieslingで力強いのですが(酸もやや弱め)繊細な印象でした。



6;2009/Neippeger Schlossberg/Spaetburgunder/Q.b.A/Weingut des Grafen Neipperg/Wuerttemberg


かのLa Mondotteを所有するNeipperg伯爵家のピノ・ノワールですがコート・ド・ニュイだとフィサンのような印象でした。



7;2006/Hohenbeilstein Robert Vollmoeller/Lemberger、Spaetburgunder&Regent/Q.b.A/Hohenbeilstein/Wuerttemberg


バリックで熟成させたタンニン多めのワインでしたがそれでもややソフトに感じられました。



8;2008/Messmer Cabernet Sauvinon&Merlot/Q.b.A/Messmer/Pfalz

ブレンド比率は半々とのことでしたがカベルネが多いような印象でした。



9;2002/Staatsweingut Weinsberg Lemberger/Eiswein/Staatsweingut Weinsberg/Wuerttemberg


Eisweinなのでかなり甘口なのですが色がまるで良質なアール・グレイのようで酸が(Lembergerとは思えないほど)長く続きカラメルちっくな印象でした。


おつまみとして出されるパンやチーズも大変美味しく恰もドイツ国内の一流生産者の醸造所で地所を眺めながら楽しんでいるかのような感覚を覚えました。
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18 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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笑っちゃう (pfaelzerwein)
2013-01-15 01:42:28
やっとリースリングが出てきたと思ったら、クニプサーの2009年物、笑っちゃいますね。あまりにものアンチ・リースリング。

そのような試飲をしたいのならどんどんと場末の生産地に行ってくださいな。
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アンチという訳ではないかと (Saar Weine)
2013-01-15 08:23:30
pfaelzerwein様、おはようございます。


今回は1種類(1組み合わせ)ずつ出す趣向だったそうです。
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どうして? (有郎)
2013-01-15 10:16:23
はじめまして。ドイツワイン好きの端くれです。
ワイナックスお好きですね。失礼ながらひとつ質問させてください。
他の業者(例えば京橋ワインとかラシーヌ)のワインはなぜ購入されないんでしょうか?拝見していると交配品種の話題が多くて、かなり偏った選択だと思います。現地にも頻繁に行かれているようですし、もっと視野を広げられてはどうかといつも感じてます。あ、大きなお世話ですが。
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初の書き込みありがとうございました。 (Saar Weine)
2013-01-15 18:19:44
有郎様、こんばんは。

とりあえず(色々懲りたので)信用しているところ以外は購入しないようにしているのです。


国単位ではドイツと日本、地域単位ではボルドー・ブルゴーニュ・カリフォルニアといったところでしょうか。


他の地域まで資金が余裕ないので………
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私から見れば (有郎)
2013-01-15 23:08:45
いえいえ何を仰いますか。
私なんか現地に行く軍資金なんてないですよ。
でも貴方ほどの経験者がこんな偏ったレパートリーだけに甘んじられているのが意外でなりません。
よっぽど何かあったんでしょうね。
でも最近は色々良いのが入ってきてますよ。老婆心ながら要らぬ事まで書いてしまいました。どうかお気を悪くなさらないでくださいね。
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僕などまだまだです。 (Saar Weine)
2013-01-16 00:18:07
有郎様、こんばんは。

いえいえ、(パソコンならリンク出来る筈なので)pfaelzerwein様のブログをご覧になると流石ワイン産地に住んでおられる方ならではの視点でわかると思います。


はい、色々な業者に騙されまくり高い授業料を払ったものです。


つかぬことをお尋ねしますがblogなど書いておられますか?
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受け身ではなく (有郎)
2013-01-16 10:39:28
飽きっぽいのでblogとかFacebookなんてのはやってません、もっぱら眺め専門です。
でも騙されたなんて穏やかじゃないですね。初心者ならいざ知らず、blogに日々情報発信しようという方が、いつまでも業者から与えられるだけの受け身だというのも変な話です。産地にお住まいのpfalzerwein氏のようにとは申しませんが、もう少し視野を広げられてはとはそういう意味で申し上げた次第です。
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銀座ワイナックスさん (pfaelzerwein)
2013-01-16 14:45:27
この業者の扱っているワイン、なるほどある尺度で選択されているものでしょう。しかし、その尺度には古臭い黴の生えたようなブランド志向も感じます。その志向こそがSaar Weineさんを銀座徘徊心をくすぐるのです。

一方でフォルクセン訪問を所望して大成果を得られながらも、どこかの日本の大先生がそれを権威付けしていないものだからまだまだ買うには至らないワインでしかないのです。正直、出来立ての限定販売のシャルツホーフベルガーを二本早飲みして、一本はお土産にして仕舞う感覚は考えられません。私などはまだ一本も開けていません。

フォルクセンのザールリースリングにしても日本で購入可能ということで、少なくとも上の業者が扱っているものよりは良いものです。2011年産で断トツ上位のリースリングですよ。

価格は知りませんが、上の業者でワインを購入するぐらいならサントリーのヴァイルの方が遥かに格安でしょう。価格対応でブランド志向をくすぐり上手に薦めるのも商売には違いありませんが、上のラインアップをみるとジルファーナーやSB、ピノノワール以外では態々ドイツから取り寄せる価値があるのかどうか?

ボルドータイプならバニラ味のクニプサーがドイツでは評価が高いとしても、ボルドーの方が安く、価値がある。その他のキュヴェーものは趣味の世界。ヴァインツベルクの新種の研究はよいとしてもケルナーになど希望はない。

要するに、ブランド志向とは裏腹な場末のワインを高く売るのがこちらの品揃えかと。それを権威付けしようとするドイツワイン専門家もいるようですが、業者とのもちつもたれずの関係は商売ですから仕方ないでしょう。しかしリースリングも紹介できないのに、ドイツのブルグンダーを説明してもね。
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もう既に趣旨は説明しましたが (Saar Weine)
2013-01-16 23:31:12
pfaelzerwein様、こんばんは。


宝くじが当たったらクニプサーのキュヴェーXは飲んでみたいものです。
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是非とも参考にさせて頂きたく (Saar Weine)
2013-01-16 23:33:36
有郎様、こんばんは。

因みに貴兄のお好きなワインや品種などお教え頂いてもよろしいでしょうか。
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